【2Pick】十天覚醒/ETA アディショナルカード全評価【Shadowverse】

ありません

さにです。チャレマスが取れません。

本日メンテ明けから十天覚醒/ETAのアディショナルカードが追加、全カードの発表が先ほど終わったということで2Pickでの全カード評価をしていきたいと思います。

カードの評価方法について

100点満点で、絶対評価を装った相対評価っぽくなっています。
「そのカードが出現する枠(今回はニュートラル以外はゴールド・レジェンド枠)において、取りたいか、取りたくないか」で評価。
「択に関わらず絶対取る(マストピック)」が100点。
「あっても無くても左右どちらを取るか変わらないカード」が50点。
「何があっても取らない」が0点。
デッキが何もない初手の状態での評価を想定しています。

旅人「ふむ、では100点の矛で0点の盾を貫いたらどうなるのかね?」
さに「エラー: 定義されていない演算です」

割とふんわりしています。

ちなみに隠れパラメータとして「わからん度」みたいなものが存在し、予想の外しやすさとリンクしています。リーダー付与効果が難しいことが多いです。

カード評価

点数にしか興味がない方のために最初に評価リストを置いておきます。

キャプチャ

50点未満がいません。すごい!
自分の目が節穴なだけかも。事前評価は毎度難しいです。

以下、個別評価。

オーバーヒートデーモン

評価:95点
他のカードと違いニュートラル枠に出てくるため、評価基準が少し緩めです。
進化を振ると5点2面処理、エンハンス7で5点4面処理+2面形成というのが基本運用。あと進化が稼げます。
単純にエンハンス運用での数字がぶっ飛んでいるため高評価、顔に入らない《爆炎の魔神》です。強い面を返しながら強い面を作れる逆転カードです。《フレンドリーネクロマンサー》もなんのその。ただし5/6以上のスタッツが複数立っている盤面に弱いです。
単独で見ればかなり強力なのですが、後攻の場合、今期の強力な動きが7に集中しており、実は結構盤面が返せません。
低レアでは《イビルウルフ》(《ノア》はまあまあ返せます)。高レアでは《フォリア》《バザラガ》が返せません。バザラガには立ててターンを渡すかもしれませんが。
ということで、大局観的に道中で使うかエンハンスで使うか選ぶところで差がつく強カード、といった感じになりそうです。

閃光のエルフ・アルバータ

評価:75点
4プレイによって無限復活する2点打点です。盤面に投げてもいいですが相打ちの場合無限ではなくなります。
3/2/3疾走と言いつつスタッツが消滅で無くなるため、プレイしたターンには《スパイスシャワー》のような働き方をします。
1回4プレイできれば及第点、2回でまあ得しているといった感覚なのですが、2Pickではカードを4プレイするのが結構大変なため単体評価はやや低めです。あと先攻3T目以外の投げるタイミングが結構難しそう。
《ウィンドフェアリー》が大量に取れていたり《原始の悪神》に進化を切れれば一気にゲームエンドカードになるため、最低保証の3コス2点があるのと合わせて考えたら上乗せ点でこのくらいの点数になると予想。わからん度70。

爪嵐の猫娘・セン

評価:70点
小粒ですがカード性能は結構高め。交戦時-2/-0のテキストは強力です。
序盤2/2と交戦するだけで面数を得しますし、進化踏み倒しも相手と差がつきます。
序盤横に面を広げるだけで返せないクラスがまあまあいるため、エルフのアグロプランに貢献しそう。また進化時に加えるお猫様も半永久的にアドバンテージを作り出せる偉いカードです。

ねこスリーブが欲しいのでアディショナル課金パック購入予定。

シュヴァリエ・マグナ

評価:55点
令和の《ローラン》。《ブローディア》の方が近いような気もしますが。
リーダー付与効果は永続でフォロワーへの付与効果は出した時場にいるフォロワー(自身含む)のみです。
確定除去が無かった時にかなり突破されづらいのがいいところですが、効果の発動に指揮官の融合が必要なため、確定除去を貰うと2:1交換になってしまうところ、また2Pickでは指揮官の供給が安定しないため効果が不安定なところの二点が欠点です。最低保証7/5/9守護ということで一定の評価はしています。
結晶の方の効果は刺さる時は強力です。《イビルウルフ》《ハレゼナ》や《アンキロサウルス》《ステゴサウルス》などに投げるといいでしょう。これも刺さる盤面プラス指揮官が必要ということで結構かみ合わせが必要、かつカード消費が激しくはなってきますが……

アームドバトラー

評価:80点
全体ダメージ効果は基本《老練なる教鞭》《ヴァルフリート》でしか上昇しません。《王家の御旗》のような場に出てからのバフはタイミングが遅いです。
2Pickでは指揮官がゴールド・レジェンド枠に寄っており、サーチすると大体強いカードが引けます(そのため《ゲルト》の評価が非常に高い)。高レアでは強い指揮官の方を取りたいといえばもちろんそうですが、強い指揮官を引くカードの評価も高めになってきます。
全体ダメージの方は《モルドレッド》と組み合わせるといい感じに盤面を一掃できるのでそれを狙っていくといいでしょう。

銀灰の星・アレイスター

評価:85点
《未知の究明》《無尽の魔像》を参考にすると、おそらく消滅したカードは確認できません。
2Pickでは何もしなくても先攻7T/後攻6Tにデッキが20枚になり、その後はおおむね5/4/8突進ドレイン確定除去として運用できます。ライフ回復・処理強要が強力。実は5T目のポン置きなんかもウザいかも。
アクセラレートもデッキが20枚になるターンを2ターン早めてくれるということで結構ゲームに影響します。例えば後攻2ターン目に使うと4ターン目に《グラウンドサークル》+《境界の魔道士》での強力な盤面が成立します。
終盤に引くとデッキ切れが怖くなるところ以外はかなりスペックの高い一枚です。

アストラルダンサー

評価:65点
進化を振ると、その後にプレイしたフォロワーすべての体力が1上がる凄いカードです。トークンとして場に出たカードには効果は乗らないので注意(《マーシャルゴーレム》とか)。
ファンファーレはまあ偉いシーンもあるよね、といった感じの効果。先攻3ターン目に出すのが一番働きそう。
凄いんですが、最近の2Pickはこういう効果でゲームが決まらず、もっと大きなボムカードに趨勢が左右される印象があります。攻撃バフなら違っていた気はします。
ウィッチの進化はかなり大事なので、本当にこれに進化を切っていいのかは慎重に検討しましょう。妥協点としてはかなり強めの効果ではあると思います。わからん度50。
もちろん《ヴィンセント》と組んだら流石にかなり有利になります。手札溢れ注意。

ティアマト・マグナ

評価:90点
ドラゴンはシルバーに《ガンダゴウザ》というバk……強力なフィニッシャーを擁するため、ゴールド・レジェンド枠では「負けない」カードが大切になってきます。
横並びに対してきついことが多く、《ゲオルギウス》《フィルレイン》《ギルヴァ》の評価が高いクラスなので当然こいつも高めにはなります。
そして覚醒前1点、覚醒後2点の全体除去がどこまで働くかというのが焦点ですが、《ネレイア》よろしく-2/-2というスタッツ修正は見た目以上に強いためこんな感じなのかなあという評価になります。顔で受けて回復できるのは偉そう。
結晶効果も地味にゲームを決めうるワンポイント。苦し紛れに進化後フォロワーや疾走フォロワーにつけて大ダメージを与えられる可能性があります(本体がかなり強いので使いどころは難しいですが)。ガンダゴウザ+結晶とか。

ガルグイユ

評価:55点
ゼウス……そんな姿になっちまって……
そこそこ動きの選択肢はあるので別に悪いカードではないです。よく分からん小粒カードを渡されるよりはだいぶありがたいです。
《ガンダゴウザ》の前のターンに気合で顔パンチしたり、上踏みして必殺を立てたり、最悪緊急回避として《ノア》に投げたりとやれることはまあまああります。
まあでも物足りなさはだいぶ感じるのでこの点数。《テンペストドラゴン》のバフも受けられませんしね。

セレスト・マグナ

評価:65点
ファンファーレは結晶から出てきた時(およびリアニメイト時)には発動しません。「どちらで運用するか選べ」といった感じ。
どちらもだいぶ面白い効果で、前例がないのでわからん度が90くらいあります。
2Pickでは、後半の盤面の取り合いはフォロワーが行うことがまあまあ多く、ファンファーレによる詰みを作り出すこと自体はなかなか難しいです。相手が露骨に《カインドブライト》を撃ちたそうにしてきたときなどには刺さると思います。《幽暗の墓守》《幽魂の棺》が弾けるのに合わせるとちょっと強そう。
運よく刺さることも何も効かないこともあり、使う側の視点では「2コス・6コスで運用できるたまに強いカード」といった感じになりそうです。
2ターン目に出すとリアニメイト先の2コスフォロワーがうまくプレイできないのには注意が必要。

ボーンドミネーター

評価:50点
《最果ての骸》は忘れている人もまあまあいそうですがこいつ。

キャプチャ

墓場30枚があればかなり強いのですが、基本スペックは《征伐の死帝》の劣化といった感じ。《ネレイア》を見習って守護をつけろ。
アクセラレートは2枚使って1ドロー2回復なので常用するには微妙です。構築では強そう。
今期のネクロはたまに墓場が無限に余るデッキになるので、そういうときのフィニッシャーとしてこれ→インパルス+αといった動きをすると強いことはありそうです。初手で取って目指してもいいのかもしれません。わからん。

シェムハザ

評価:70点
自分だけ違うゲームを始めるカードです。出して退場した後は毎ターン4ドローしてターン終了時に全て捨てることになります。
これに時差があるため、出した次のターンのみもともと持っていた手札を消化することができます。
2Pickはデッキが30枚しかなく、最速の4ターン目にプレイした場合残りの山札が22~23枚くらいで、なんと10ターン目に山札切れで死にます
これに加えて手札が持ち越せないリスクを負いながら使える効果は「手札リソースが枯れない」だけであり盤面を維持できるかも怪しいのですが、進化時効果が《テミスの審判》であるため、ドローよりはこちらを目的として使うことになるでしょう。
・中盤以降のお互いのライフが削れてきたタイミングで投げて残りの山札から《鋭利な一裂き》のようなカードをいっぱい引いてきて勝つ
・相手がリソースをつぎ込んで盤面形成してきたタイミングで投げて盤面からの打点で勝つ
といった運用ができるためそこそこの評価をしています。このヤケクソ効果は見逃せない。
また、初手で取った際に《銀矢の狩人》《ルージュヴァンパイア》のような低コストカードを沢山ピックしたら強い動きができないかは少し気になっています。

灰白の豹・アイル

評価:85点
《ユナ》が投げやすくなって帰ってきました。個人的には《屈強な山岳隊長》の面影を感じて頭が痛いです。
進化に対してのカウンターで投げても盤面よし、リソースが無くなる直前に投げても手札よしの便利カードです。
そんなにリソース面で困っているクラスではないので《イビルウルフ》までの繋ぎになることが多いでしょうか?
どちらにせよゴールド・レジェンド枠が弱くて困っていたクラスなのでかなりありがたい一枚。

フリッグ

評価:95点
4面展開……は流石に安定しませんが、2枚前後割れるのはほぼ確実です。
《一角獣の祭壇》《獣姫の呼び声》や結晶の《ノア》《セイントタイガー》《リボルバーイーグル》がよく割れるため結構致死面が作れると思います。
条件付きながら手札消費1枚で非常に強力な展開ができるため、ビショップの高レアで1・2を争うカードになりそうです。
7コスの渋滞はちょっと気になるかもしれません。

ルナールプリースト

評価:75点
《レ・フィーエ》のような効果……ですが、レフィーエは盤面にも回復が乗り盤面の取り合いに影響を与える点での評価も結構あったのでそこまでは強くありません。ただ恒久的にライフリソースを稼ぐこのカードと、後半戦も粘り強くリソース比べをしていく(ようなピックをした時の)ビショップとの相性は割といいです。ライフはリソース。
《清浄の領域》と重なった時のアドバンテージは流石にえぐいのでそれも加味した評価になっています。
スタッツが低すぎて着地しにくいのは欠点。出せなくて評価が下がるのはありえそうです。
アクセラレートは腕前が試されそうな見た目をしています。

コロッサス・マグナ

評価:90点
結晶で投げると盤面3(5)点盤面3点顔3点おまけの進化と8/1、本体で投げると盤面5点顔5点8/7守護といった感じ。
本体で投げて進化すると顔に8点入るのがフィニッシャーとしては偉い。
《廃品の選別》の対象になるため、何度も投げると相手の顔が爆発しそうです。
雑に顔打点が入るので、イマイチ勝ちきるのが難しかったネメシスにおいて大事なフィニッシャーの立ち位置になるかと思います。

マウンテンドール

評価:80点
アクセラレートは多分場に操り人形が無いと撃てません。多分。
単純に「繋ぎとして強いカード」という認識。盤面に3点飛ばしながら着地してついでに人形2枚を残していく5/5/5、《ストリングマイスター》の前のターンを綺麗に埋めるカード、無視できないスタッツで相手の進化を誘発しやすい1枚、破壊カウント+6といった感じ。これとマイスターを連打するだけで《肉球シュート》と盤面の二択で相手を悩ませることができそうです。
4面ないと人形が出きらないのが欠点といえば欠点。気にしない方がよさそうではあります。

まとめ

強そうなカードが結構あるので楽しみです。世間の評価低めのネメシスはどうなるんでしょう。
でもとりあえず待ってろよねこスリーブ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?