【Shadowverse】カード効果の注意点一覧 リナセント・クロニクル(アディショナルカード)【シャドバ】

シャドバ効果処理オタクのさにです。今回は初の試みとして「新カードで、珍しい効果処理があるものの処理順」および簡単な注意点についてまとめてみます。
対象はリナセント・クロニクルのアディショナルカード17枚となります。

Twitter等で拾い集めた情報が多々あります。情報源の方々に感謝。(ご連絡いただければ情報源のリンクを張らせていただきますのでお気軽にどうぞ)

《深緑の弓使い・アリサ》

アリサ

本体はおおむね見たことのあるテキストをしていますがトークンが独特です。
・《森番の弓》
ターン終了時にバフ効果が発動し、その後それにより誘発したアリサの効果が発動するため全体打点は他の「ターン終了時」効果より処理順が遅くなります。《オーバーヒートデーモン》がアリサと弓と同時に残っていたりすると並び順に関わらずオバヒの5点が体力1のフォロワーにも飛びます。
ちなみにバフはエルフフォロワー限定です。気をつけましょう。
・《ゲイルアロー》
自分の場にアリサ、相手の場に選択できるフォロワーがいないと撃てません。0コス1点スペルとして取っておくことや、単独で場にいる《ホワイトタイガー》をアリサが触らずに処理することが不可能です。
他のバフカードと組み合わさる時に選択できる相手フォロワーがいなくならないように基本先撃ちしましょう。
・《ストームアロー》
珍しい「相手がカードを引く」効果を持つカードです。デッキ切れ寸前の時はお忘れなく。

《忠義の剣士・エリカ》

エリカ

こちらも珍しい効果を持つトークンを連れてきます。
使えばわかりますが、
1. 攻撃バフはアミュレットでも乗る
2. バフは自分のターン終了時まで
3. 相手ターンにラスワ等でフォロワーが出てもバフが乗る
4. 進化で加わる《エリカの戦技》は0コスト
5. 進化時の連携効果では自分自身の連携カウントも含む
と単独でも注意点が多いです。
また、《撲滅の兵団長》の直接召喚によるバフは攻撃が下がるタイミングより早いです。
・《シークレットスキル》
《レオネル》と似た処理をします。
相手がフォロワーを「プレイした時」に誘発するため、《パラダイムシフト》等には反応しません。
シークレットスキルを2枚並べても1プレイで両方破壊されます。
対象が《無尽の魔像》などで破壊されなかった場合もシークレットスキルは破壊されます。
なお、破壊する相手フォロワーのファンファーレは働きます。ファンファーレでシークレットスキルが破壊された場合はそのフォロワーは生き残ります。

《究明の魔術師・イザベル》

イザベル

《アルティメット・マジック》が「死神のカードを引く行為を置き換える」という未知の処理をします。
この効果がかかった後、デッキ0枚からカードを引こうとすると最大体力を-5します。現在値は-5された最大体力よりも高い場合のみ減ります。
複数同時に引こうとしても-5しかされないらしいです。

《竜槍の戦士・ローウェン》

ローウェン

本体は普通の効果です。トークンは見たことのない組み合わせはしていますが見たことのある効果はしています。
・《黒龍の呪い》
6PP以下で自傷、10PPでバーン、7~9PPでは効果無しです。撃つと効果無しですが手札から無くなることをメリットとした設計です。
ターン終了時にPPが増える場合(該当カードが《レジー》の組み合わせくらいしか思い当たりませんが)は増える前のPPで効果が発動します。
手札のカードの処理順はだいぶ早く、リーダー効果よりも先であるため、PP10、《ゼルガネイア》付与済、相手体力2、自分の体力4、盤面更地などの場合呪いが先に発動して勝ちます。逆にゼルガネイアよりも早いため相手の場を全体除去で更地にする前に打点が飛んでいくデメリットもあります。
・《竜殺しの槍》
《竜爪の首飾り》と大体同じですが、そもそも竜爪がもう昔のカードなのと注意点がいくつかあります。
カード自体は相手ターン中含め全てのダメージが+1される効果で、「x点以上のダメージをx-1にする」ダメージカットと重なった時は元のダメージカット後のダメージになります。
また、ラスワはターン開始後にカウントダウンの減少を挟むため他のターン開始時効果よりワンテンポ遅いです。自分のターン開始時に出てきた相手のフォロワーも対象になりますし、《リオード》等であれば倒せていた《ユアン》や《スロース》本体は効果発動後に破壊することになります。

《オラクルドラゴン》

オラクルドラゴン

他の被体力バフ能力と似ており、乗り物に乗せても横のオラクルドラゴンの体力は増えません。
増えた方のオラクルドラゴンは体力が固定値で、進化しても変わらないので気をつけましょう(逆に相手するときはオリジナルを先に倒しましょう)。
余談ですが、「体力を固定値にする」能力は+する能力ではないので元より高くても《ペネトレイトランサー》が効かないので注意。

《友魂の少女・ルナ》

ルナ

《ネクロテンプテーション》が久しぶりに相手のカードを盗めます。
ネメシスのものと違い消滅ではなく破壊なのは死体の再利用のイメージでしょうか。バフ状態等を維持せず「同名のフォロワー」を出すのはいつも通りです。
ルナに進化を振りながら出すとその場で盗んだフォロワーには進化を振れないため、先にルナを出しておかずに盗めるフォロワーにはゲームを壊すものがあまり多くありません。対面するときは覚えておきましょう。
なお、《イリス》を進化できる状態で盗んでもファンファーレの《レリックスフィア》が手に入らないため合体できないのには注意。その他個別カードでは無限に注意すべき点がありそうです。

《終幕の吸血鬼・ユリアス》

ユリアス

処理順についてそんなに注意すべきところは無いですが、リーダーの体力を減らしたくない場合はスペルはバリアを張れる右から撃ちましょう。先に全体除去を飛ばしてしまうため相手の体力1以下のフォロワーがいる場合は自分のライフと相手のライフの天秤です。
0点になったダメージも自傷カウントに含まれます(懐かしの《ヴィーラ》案件)。
《ブラッディネイル》のバーン効果は「自分のターン中」のみです。

《マリシャスウォール》

マリシャスウォール

本体の効果について、
1. 相手の攻撃中に守護が出ますが攻撃対象が変わったりすることはありません
2. 相手の体力が2以下で相手の攻撃でこちらもリーサルになる時にリーダーダメージ効果を引くと先にダメージが飛ぶので勝ちます。
3. 全体ダメージを引いた場合、体力2以下のフォロワーは攻撃時・交戦時効果を発動後に攻撃が届く前に破壊されます。
また、カウントダウン1の結晶があるときに「攻撃時に相手フォロワー全てにダメージ」のような効果を持つフォロワーで攻撃しても結晶が割れる前に発動します。

《贖罪の司祭・イリス》

イリス

《レリックスフィア》以外は進化により半無限に出せますが、レリックスフィアを先に出して破壊されてしまうと《レリックゴッデス》を出せなくなるので注意しましょう。
合体はいくらか前例がありますが、出ている消滅のエフェクトは便宜上のもので消滅ではない(《大ツルハシの骸》の対象にならないなど)らしいです。複数のカードが変身して1枚になる、が近いでしょうか。
カウントの少ない《アンヴェルト》《聖地の守護獣》と守護で盤面が埋まっている状態でターンを終了した時はイリスのアミュレットが溢れます。直接召喚等と違ってアンヴェルトが場外ホームランしたりはしません。
その他、アミュレットの効果発動タイミングが自分のターン開始時だったり合体タイミングが相手ターン開始時だったりするのには注意が必要です。

《神威のユニコーン》

神威のユニコーン

リーダーの体力が3の倍数と4の倍数の時に効果が発動しますが、21以上のときには発動しません。
体力が12で相手の体力が2、こちらの山札が0のときは上に書いてあるダメージが先に飛ぶのでこちらが勝利します。
ターン終了時の回復(ダメージ)効果で体力が変化する場合も、変化前の体力を参照して効果が発動します。先に《ルナールプリースト》がかかっていた場合なども同様です。
どうでもいいですが読みは「かむい」ではなく「しんい」です。


以上、結構長くなりましたがいかがでしたか?これが欲しい、ここは蛇足、これの処理順はどうなの?など質問や感想をお待ちしています。

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