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Shadowverse EVOLVEブースタードラフトの勧め

 Shadowverse EVOLVEの勢いが凄いですね。こんにちは。名古屋OJA ベビースターの隼人です。
 TCGのリミテッド戦が大好きで、発売前からShadowverse EVOLVEでリミテッド戦ができないか考えていました。発売されたShadowverse EVOLVEブースターパック第1弾「創世の夜明け」を開封してみたところ、これならブースタードラフトができるなと思ったので、ルールを考えてみました。皆さんも是非遊んでみて、感想を私のTwitterアカウント宛にリプライしてください。
https://twitter.com/hayato190901

ルール要点箇条書き

 「ブースタードラフト」でピンとくる人向けに要点をお伝えすると以下の箇条書きになります。
・4人で1人6パック、計24パックを使用する。
・トークンは無限に存在するものとして除く。
・エボルヴフォロワーも含めてドラフトする。
・4人で一斉に1パック開封し、7枚のカードをピックし終わるまでドラフトする。これを6回繰り返す。時計回りと反時計回りを交互に行う。
・ドラフト後、エボルヴフォロワー含めて42枚から、クラスの制限なくメインデッキ30枚以上になるようにデッキを組む。エボルヴデッキは10枚以下とする。リーダーカードは使用しない。
・エボルヴフォロワーを13枚以上ピックしたプレイヤーはエボルヴデッキに入れないエボルヴフォロワーをメインデッキに入れる。手札に加わったエボルヴフォロワーはプレイできない。

 以下、「ブースタードラフト」がピンとこない人向けに手順を説明します。

手順1:Shadowverse EVOLVEの未開封ブースターパックを24パック入手する

 2022年5月1日時点ではここが一番難しいと思います。頑張ってください。

手順2:4人で卓を囲む

 4人で円卓を囲むのが理想ですが、2人ずつ向かい合う形でも問題ありません。時計回り/反時計回りでカードを渡せるように着席してください。

手順3:4人一斉に1パックを開封し、トークンとリーダーカードを除く

 4人が一斉に、1パック開封します。カードの中身は他の人に見えないようにしてください。トークンとリーダーカードはドラフトしません。4人それぞれ、手元に7枚のカードが残った状態になります。

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手順4:カードを1枚選び、残りを左隣の人に渡す。

 ブースターパックから出てきた7枚のカードから、あなたのデッキに入れたいカードを1枚だけ選び、あなたの手元に置いてください。残りの6枚は左隣の人に渡してください。

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手順5:右隣の人から受け取ったカードの中からカードを1枚選び、残りを左隣の人に渡す。

 あなたがカードを左隣の人に渡したということは、右隣の人からカードを渡されるということです。素直に受け取ってください。受け取ったカードの中から、あなたのデッキに入れたいカードを1枚だけ選び、あなたの手元に置いてください。残りのカードは左隣の人に渡してください。
 最終的に42枚のカードからメインデッキ30枚以上、エボルヴデッキ10枚以下のデッキを組んでいただきます。何枚かのカードは使わない可能性がありますが、ほとんどのデッキはあなたのデッキに入ります。強いカードを選びましょう。これまでに自分が選んだカードと同じデッキに入れた時の相性も考慮する必要があるでしょう。デッキ全体のバランスも重要です。ルール上カードのクラスのことは考えなくても良いですが、ロイヤルフォロワーをデッキから手札に加える《宝杖の司令官》を使うのであれば、他にもロイヤルフォロワーがデッキに入っていた方が良いでしょう。自分が今までに選んだカードを見ながら次に取るカードを決めても良いのか、それとも自分が今までに選んだカードは伏せておいて42枚のカードを選び終わるまでは確認できない決まりにするのかは一緒に遊ぶ他の3人と相談してください。何度も遊んで慣れているという方以外は、他3人のプレイヤーに迷惑をかけない常識の範囲内で確認しても良いということにするのがお勧めです。

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手順6:手順5を繰り返す。

 手順5の内容を繰り返し、左隣の人に渡すカードがなくなった時、あなたの手元にはあなた自身が選んだカードが7枚あるはずです。4人全員が手元に自身で選んだ7枚のカードがあればこの遊びの進行はうまくいっています。

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手順7:手順3から手順6までをもう一度行う。ただし、「左隣」を「右隣」と置き換える。

 ここまでは時計回りにカードを渡していましたが、今度は反時計回りにしましょう。回る方向が変わる以外は同じです。
 手順6までで選んだカードと、手順7以降で選ぶカードは混ぜてしまっても大丈夫です。ただし、カードを選んだ順番に綺麗に並べておくと、どこかのタイミングで誰かが何かをミスっておかしくなってしまった時に巻き戻しがしやすいです。

手順8:手順3から手順6までをもう一度行う。ただし、「右隣」はそのまま。

 反時計回りの次は時計回りです。

手順9:手順7を行い、手順8を行い、手順7を行う。

 時計回りと半時計回りを繰り返します。手順1で用意した24パックが全て開封され、あなたの手元にはあなた自身が選んだカードが42枚あるはずです。

手順10:デッキを組む。

 さあ、42枚のカードを、30枚以上のメインデッキ、10枚以下のメインデッキ、デッキに入れないカードの3つの束に分けてください。6クラス+ニュートラルの全てのカードを同じデッキに入れて構いません。リーダーカードを用意する必要はありません。
 もしもエボルヴフォロワーを13枚以上選んでしまった場合には、メインデッキに入れられるカードが足りません。その場合は、エボルヴデッキに入れないカードをメインデッキに入れ、メインデッキを30枚以上にしてください。ただし、メインデッキに入れたエボルヴフォロワーは手札からプレイすることができません。

手順11:対戦を行う

 4人全員がデッキを組み終わったら、いよいよ対戦です。勝ってあなたのデッキの強さを示しましょう。デッキ構築のルールと、手札に存在するエボルヴフォロワー以外のルールは総合ルールに従ってください。

https://shadowverse-evolve.com/rules/

記事執筆時点のShadowverse EVOLVE 総合ルール ver. 1.00で言うと、
6.1.1.1
6.1.1.2
6.1.1.3
6.1.1.5
は無視することになります。

 対戦組み合わせとしてお勧めのパターンは2パターンあります。
 1パターン目は、トーナメント方式です。1回戦目ドラフト時に隣り合っていなかったプレイヤー同士で対戦し、2回戦目は勝ったプレイヤー同士が対戦し、優勝を決めます。もちろん、負けたプレイヤー同士が対戦して3位を決めるのも良いでしょう。2回戦で順位が付けられるので、忙しい方にお勧めのパターンです。
 2パターン目は総当たり戦です。せっかく総当たり戦を行うのであれば、全ての対戦組み合わせで先攻と後攻を1度ずつ行うのがお勧めです。全員6試合行うことになります。勝利数で順位を付けますが、勝利数で並んだ場合には直接対決の結果を参照し、直接対決が1勝1敗の場合には同率となります。

 手順の説明は以上です。是非遊んでみて下さい。

友人4人に遊んでもらった反応

 2022年5月1日(日)に、ぼーいんさん、UMAさん、椋鳥さん、haruさんの4人に「創世の夜明け」ブースタードラフトを遊んでもらいました。ぼーいんさんは他TCGでブースタードラフトに慣れていますが、他の3人はブースタードラフトが初めて。椋鳥さんはこの日Shadowverse EVOLVEのルールを覚えたばかりです。

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 対戦後に感想を尋ねたところ、全員が楽しかったと言ってくれました。
「すごく楽しく、時間を忘れるほど夢中になった。」
「エボルヴフォロワーとその進化前のフォロワーの組み合わせが揃うかどうかドキドキした。」
「対戦してみるまでどんなカードが強いのかわからなかった。構築戦とは違ったカードの活躍のさせ方があり、面白かった。」
「手札が多い後手が有利かもしれないと思ったが、EPをうまく使うのが難しいので、先手が有利なように感じた。」
 などのコメントをもらっています。

 4人が組んだデッキと、そのデッキについてのコメントをもらっているので紹介します。

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 優勝したぼーいんさん「コストが軽く、除去能力を持ったフォロワーは強力。逆に、5コスト払って相手の盤面に触れないカードは弱い。《ゴブリンマウントデーモン》は自分の盤面が壊れるのでこのデッキでは弱かった。 6〜7ターン目でゲームが終わるから、盤面制圧が重要なゲームなのではないか。」

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 準優勝の椋鳥さん「低コストとエボルヴフォロワーを意識したが、低コストのカードが多すぎてハンドリソースが枯れてしまったのがきつかった。」

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 1回戦でぼーいんさんに敗北し、3位決定戦に勝利したUMAさん「細かいドローソースを取りながら乙姫進化セットも取れました。リソース確保出来た場合、《白銀の矢》や《ローズクイーン》を使うルートも見ることが出来ます。」

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 椋鳥さんとUMAさんに負けたharuさん「長いゲームになると思い、コストが重いカードを取りすぎて序盤のボードを取れず0-2だった。処理札とエボルヴフォロワーが大事だとわかった。」

 実際に遊んでもらって、30枚デッキでもデッキ切れより先に決着が付きそうなこと、エボルヴフォロワーをドラフトの対象にすることが面白さを生んでいることがわかり、ホッとしています。

 最後に、UMAさんとぼーいんさんの試合の1シーンを紹介します。

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 UMAさんは《海底都市王・乙姫》をメインとエボルヴ両方揃えることに成功し、デッキに入れていました。この試合では《海底都市王・乙姫》の進化時能力で《乙姫お守り隊》トークンで盤面を埋め尽くし、守護で耐えて《ローズクイーン》をプレイ。《フェアリーサークル》を使って5枚EXエリアに持っていた《フェアリー》トークンを《薔薇の一撃》トークンに変えていました。ここから勝つぼーいんさんもすごいですが、初回からこれだけ派手なコンボが見られるのであれば、この遊びは相当面白く、盛り上がるだろうなと思いました。皆さんも是非遊んでみてください。

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