名古屋ローカル番組で感動的な背景のある像を知ったというつぶやき

名古屋市南区の大同町駅近くにある「愛と力の筏」像。名古屋のローカル番組で、現地の高校「大同高校」の感動的な業績を顕彰しているものである事を知りました。

昭和34年9月26日に起き、愛知県・三重県を中心に多くの被害を出した大型台風「伊勢湾台風」。名古屋市南区も海岸の堤防が決壊したことよる貯木場の木材流失により被害を受け、同高校も2m60㎝という高さまで浸水しました。

しかし一部の生徒や教師は授業などできない状態にも関わらず、学校の建物がどうなっているか心配し、その目で確認するため水面に浮かぶ木材を足場に学校に向かいました。

そして無事を確認したのち、工業高校在籍者としての知識や道具を活かして水害で流れてきた木材と電線を使って筏を作成。食料や救援物資の運搬、逃げ遅れて屋根に取り残された人たちの救助など、多くの人のために活躍したというのです。

自分の立場ならおそらく、学校を心配しながらもこれほどの災害ならば仕方ないと家に閉じこもるだけだったでしょう。しかし、大同高校の人たちは自分たちの学び舎を心配し一生懸命に学校に向かい、さらには自分たちの力を活かした救助活動を行った。

誰かのために命がけで力を尽くすことができる、とても素敵な人たちだと思います。自分もこの人たちを見習い、誰かのためになる生き方をしたいと思いました!