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素粒子宇宙円卓会議#2 |異なる視点から暗黒物質を探索

「|KMI《素粒子宇宙起源研究所》の研究者と、KMIサイエンスコミュニケーションチームと名大研究フロントラインメンバーが台本なしに交流し、どのような相互作用が生まれるのか」という切り口で、KMI研究者をゲストに迎え、素粒子宇宙対話をポッドキャスト配信する本企画。

番組趣旨を語った第一回に続き、初めて研究者ゲストを迎える今回は、|風間慎吾《かざましんご》さん(KMI/宇宙地球環境研究所 准教授)と|奥村暁《おくむらあきら》さん(宇宙地球環境研究所/KMI 講師)をお招きし、オンラインでお話を伺いました。

風間さんと奥村さんは、企画者のひとり近藤さんが所属するラボ(CR研)のメンバーです

風間さんと奥村さんの研究の共通キーワードは、暗黒物質。素粒子物理が専門の風間さんは暗黒物質の痕跡を捉えようとする一方、宇宙線物理が専門の奥村さんは暗黒物質が発するガンマ線を捉えようとしています。

「もしかしたら何も見つからないかもしれない、とてもリスキーな研究(風間さん)」だけど、「必要とあらば何でもやります(風間さん、奥村さん)」というお二人の、ポジティブでクリエイティブな研究&研究者ライフを、たっぷり1時間のポッドキャストでお聴きください。

01:49 風間さんの研究
10:07 奥村さんの研究
21:41 アプローチは違うけれど、活発に情報交換
23:41 研究のきっかけ&モチベーション
32:11 フロントラインメンバー石橋の岩石研究との意外な接点!?
34:30 KMISCT近藤さん&長谷川さんは、こうやって研究の道に進んだ
36:55 研究の面白さ
42:46 研究者の1日…研究室の外ではこんな人!
53:11 研究者になる前後のギャップ
57:12 大学院進学を考えるみなさまにメッセージ

暗黒物質に2つの違う側面からアプローチするお二人。どんな言葉が印象に残ったでしょうか?ぜひ、アンケートからお聞かせください。みなさまからいただきましたご意見は、今後の番組制作に活かしてまいります。

次回は、KMI教授の|野尻伸一《のじりしんいち》さんをゲストにお招きします。「理論」と「実験」の両輪で成り立つ物理の世界で、「理論」の研究者として活躍しています。こちらもぜひお聴きください。よろしければ、このnoteまたはTwitterをフォローいただき、配信のお知らせをお受け取りください。

◯関連リンク
KMISCT ウェブサイト
KMISCT twitter
CR研ホームページ
・奥村さんの実験:CTA(Cherenkov Telescope Array)実験 
・風間さんの実験:XENON実験

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