マガジンのカバー画像

名古屋大学 研究フロントライン

167
ポッドキャスト番組「名古屋大学 研究フロントライン」をテキストでお届けします♪ 名古屋大学の最近の研究の話題を、週に1回、柔らかめのトーンで紹介しています。
運営しているクリエイター

#KMISCT

初の公開収録「宇宙線ミューオンで見えるものの姿とは

"KMISCT初の公開収録のゲストは、名古屋大学 理学研究科μ研の森島邦博さん。森島さんは「宇宙線イメージング」のプロフェッショナル。ピラミッドをはじめ、宇宙線ミューオンを使ってさまざまなものを透視されてきました。 レントゲンのように巨大構造物の内部を透視する技術とは?宇宙線イメージングに魅せられた理由とは?森島さんの研究ライフを学生の目でスキャンしていきます!" 特に、私たち素粒子や宇宙を研究している立場としては、なかなか研究の中でやってきたことが直接社会に活かせるとい

素粒子宇宙円卓会議#6 |スパコンで創る量子色力学ワールド

「KMIの研究者と、KMIサイエンスコミュニケーションチームと名大研究フロントラインメンバーが台本なしに交流し、どのような相互作用が生まれるのか」という切り口で、KMI研究者をゲストに迎え、素粒子宇宙対話をポッドキャスト配信する本企画。 6回目となった今回は、金児 隆志さん(KMI 特任講師/高エネルギー加速器研究機構(KEK) 研究機関講師/総合研究大学院大学 研究機関講師)をお招きし、お話を伺いました。 金児さんは、格子QCD(Quantum Chromodynami

素粒子宇宙円卓会議#5 |初期宇宙の姿、研究者にはどのように“見える”のか?

「KMIの研究者と、KMIサイエンスコミュニケーションチームと名大研究フロントラインメンバーが台本なしに交流し、どのような相互作用が生まれるのか」という切り口で、KMI研究者をゲストに迎え、素粒子宇宙対話をポッドキャスト配信する本企画。 5回目となった今回は、市來 淨與さん(KMI 准教授)をお招きし、お話を伺いました。 市來さんは、初期宇宙から現在の宇宙までの歴史や、未来の宇宙のようすを知るため、宇宙マイクロ波背景放射(CMB)や宇宙磁場、21cm線による宇宙論などをキ

素粒子宇宙円卓会議#3 |「本当の」重力理論を目指して

「KMIの研究者と、KMIサイエンスコミュニケーションチームと名大研究フロントラインメンバーが台本なしに交流し、どのような相互作用が生まれるのか」という切り口で、KMI研究者をゲストに迎え、素粒子宇宙対話をポッドキャスト配信する本企画。 3回目となった今回は、野尻伸一さん(KMI 教授)をお招きし、お話を伺いました。 野尻さんの研究テーマは、修正重力理論。現存のアインシュタインの重力理論ではうまく説明できていない問題を解決するため、アインシュタインの重力理論からのずれを調

素粒子宇宙円卓会議#2 |異なる視点から暗黒物質を探索

「KMIの研究者と、KMIサイエンスコミュニケーションチームと名大研究フロントラインメンバーが台本なしに交流し、どのような相互作用が生まれるのか」という切り口で、KMI研究者をゲストに迎え、素粒子宇宙対話をポッドキャスト配信する本企画。 番組趣旨を語った第一回に続き、初めて研究者ゲストを迎える今回は、風間慎吾さん(KMI/宇宙地球環境研究所 准教授)と奥村暁さん(宇宙地球環境研究所/KMI 講師)をお招きし、オンラインでお話を伺いました。 風間さんと奥村さんの研究の共通キ

ポッドキャスト新番組「素粒子宇宙円卓会議」、始まりました

名古屋大学研究フロントライン・ポッドキャストチャンネルは、週1回のレギュラー番組に加え、月1回の特別番組「素粒子宇宙円卓会議」をスタートしました。 この番組は、素粒子物理や宇宙物理を学ぶ学生が中心となってサイエンスコミュニケーション活動を行うグループ「KMISCT」と名大研究フロントラインのコラボ企画です。 メンバーの近藤萌さん(修士2年)と長谷川拓郎さん(博士1年)から、番組紹介と意気込みをいただきました。 はじめまして! 私たちは、KMI Science Commu