提案! AIに任せっきりじゃない構造ベース創薬
今、創薬のスタンダードとなりつつある構造ベース創薬。英名のStructure-based Drug Designを略してSBDDとしても知られるこの創薬メソッドに、AIを導入する例はいくつかあります。
そんな中、「AIに従うのではなく、AIと協調する」アプローチを提唱するのが阿部一啓さん(細胞生理学研究センター/大学院創薬科学研究科 准教授)。胃の中で胃酸がどのように作られるか、そのしくみの解明に長年取り組んできた、構造生物学の研究者です。
まるでAIを共同研究者かのよう