ミクロの仕組み、AIでアプローチ ─多結晶材料情報学の幕開け─
今回は、以前紹介した金属3Dプリンターの話題に続く、新しい材料研究のお話です。
多結晶材料学という分野をご存知ですか?少し目線を上げて周りを見わたせば、多結晶が必ず目に入る…スマホの液晶画面、セラミックスのお茶碗、太陽光電池パネルなどなど、実は多結晶は暮らしに欠かせない存在です。より優れた性能の多結晶の開発を目指す多結晶材料学に、AI(情報学)を活用していこうとする動きが、ここ名古屋大学で起きています。
今回お話を伺ったのは、宇佐美徳隆教授(工学研究科)と、工藤博章准教授