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ずいぶん昔の話だけど・・就職したのはまだ昭和とよばれていた時代でした

こんにちは。有田です。

私が初めて会社に就職したころ、時代はまだ昭和とよばれていました。

記憶も定かでないほどの昔ですが、思い出してみると今とはずいぶん様相が異なります。                                                 ネットはもちろん、パソコンも机の上にはありません。紙と筆記用具と電話が主要なビジネスツールです。資料も手書きのものが多々あったと記憶してます。メールやチャットツールなどなかったからか電話の声や人の会話でずいぶんやかましかったと思い出されます。                                                      オフィスの風景もずいぶん違います。たしか喫煙は自由で、机の上には灰皿が置かれタバコの煙が充満していました。役職の人に毎朝女性がお茶を用意する制度(規則があったと思う)も確かにありました。

時代背景としては、そんなオフィスで働いていても多くの日本製品が世界における大きなシェアを占め、会社の時価総額トップランキングにも日本企業が多くランキングされる時代でした。

何の疑いもなくこの状況が続き、いずれは上司の場に自分が座り、定年までやっていけるものと考えてる人が大多数だったと思います。

そんな時代に最初から一生同じ会社に勤め上げることなど考えず、スタートを切った私は、その後修羅の道を歩んでいくことになるのです。

すぐに時代は平成と代わり、色々な事件や事象、技術革新など変化があり、いつの間にか日本企業の地位が下がり、生産性の低い働き方をしていると言われるような状況になっているようです。令和の時代になってもその傾向は続いているようです。

いつの間にかそうなっていたと言うのが、働き続けている大多数の人がもつ感覚ではないかと思います。明らかに続いていくことはない、とっくの昔になくなっている、かつての幻想を引きずって変化した現在に対応しようとすると問題が生じてくることを自覚することが、今後生きて行く上での始まりだと思います。

よい一日を!

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