グローバル化を雰囲気で夢見たけど幻想だったかもしれない・・そのあと始末もあり
こんにちは。有田です。
副業として物販業をやってましたが、比較的早い段階で海外も取引先に入れた形でやってました。
海外も絡めた広いマーケットで何か自分のビジネスが拡大して行くんではないかとか、縮小傾向にあり閉塞感もある国内市場から飛び出すのがいいんじゃないかとか、漠然とした雰囲気ベースで行動していました。
海外取引に関する情報も出回り始めていたし、同じようなことをやっている同好の士との交流もやってました。
そんな中で、実際の物販と関連して実施したことは以下のようなものです。
・代金決済のための現地銀行口座開設 ・現地銀行口座とリンクさせたオンライン支払システム設定 ・仕入代行業者への定期支払 ・投資目的の現地銀行口座開設 ・長期積立金融商品の購入 ・リタイアメントビザの取得 ・私募債的な海外案件への投資 etc.
副業と関係ない投資やビザ取得などもありますが、同好の士との交流の中で情報を得た結果、やってみたものも多くあります。
その時点では雰囲気にのまれていた部分もあり、深く考えもせずやってしまいました。今から思うとやらなければよかったと思うものも多々あります。海外に不動産を買おうかとも思いましたが、今となっては買ってなくてよかったなと思います。
グローバリズムが良いと言う風潮から最近流れが変わってきた感じがします。国際情勢も変わってきたなと痛切に感じます。最近、国内の金融商品も良くなってきていて、必ずしも海外の金融商品がよいとは言い切れず、仕組みが複雑だとか、間に立つエージェントの問題とか、言語的な問題があって優位性が薄れてきていると思います。
税金も昔はグレーゾーンでしたが、今はCRS(共通報告基準)があり、国際的な租税回避を防ぐ仕組みが整備されてきています。これをどうとらえるかですが、私は甘く見ていませんので、海外資産のリターンはしっかりと確定申告しています。そうなると国内でやってたほうが手軽でいいんじゃないかとも思えてきます。
長期積立投資も最近色々思うことがあって一部の商品の解約の手続きを始めています。70歳をこえた時点で受け取ることを想像すると、少し先過ぎる話だと思えてくるからです。心身の健康は多分大丈夫だとは思いますが、何があるかわかりませんので。
さらにその地域の先行きに対する懸念です。オフショアで名をはせた香港、あと10年後どうなるかわからないので、すべて撤退の方針で進めています。
グローバルの熱にうかされてやってきたことの大部分は手仕舞いしていたので、今回の全く海外に行けない騒動の中でもオンライン操作のみですませられたので問題なかったですが、もしがっつり行き来を必要とする副業を続けていたら非常に大変なこととなっていました。
海外との関係、手放しですばらしいとは言えないですが、必要であることは確かです。これからも身の丈に合った、自分にとって居心地のいい範囲で楽しんで行きたいと思っています。
よい一日を!
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