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『住宅性能評価書』❓📰#不動産塾👔『#家のトリセツ』🏡

新築一戸建ては、住宅性能評価書と物件概要書に記載されていることを目にします。『住宅性能評価書』についてお話していきます。

住宅性能評価書には、設計時の図面から評価結果をまとめた『設計住宅性能評価書』と施工中・竣工時に数回に渡る現場検査と検査結果からまとめた『建設住宅性能評価書』の2種類があります。

『設計住宅性能評価書』と『建設住宅性能評価書』の違いについてもお話ししていきます。

設計の段階で目指す性能を設計に取り入れ、設計図書の段階で目指す性能が出ているかどうかの評価結果をまとめたのが『設計住宅性能評価書』です。

そして、『設計住宅性能評価書』の性能を満たしているかどうかを、施工段階と完成段階の検査で確認して、その評価結果をまとめたものが『建設住宅性能評価書』となります。

また、「住宅性能評価書」では10項目について評価をしていきます。
地震などに対する強さ、火災に対する安全性、柱や土台などの耐久性、配管の清掃や補修のしやすさ、省エネルギー対策、シックハウス対策・換気、窓の面積、遮音対策、高齢者や障害者への配慮、防犯対策の項目を評価を行い下記の4回の検査をを行っていきます。

では、『建設住宅性能評価書』は、どのように検査されているか❓

①基礎配筋検査(配筋検査)
基礎の配筋工事(基礎をつくるための骨組み)、コンクリートを流し込む前に、鉄筋が図面通りに施工されているか、配管などの開口部に補強はされているか、鉄筋の周りを覆うコンクリートの厚み(鉄筋かぶり厚)などを、コンクリート流し込む前に検査を行います。

住宅基礎配筋(例)

②躯体工事完了時の検査(金物検査)
躯体工事『木造軸組み』柱や梁を組み合わせ、金物で強固に固定した後に、建物骨組の構成、構造部材の規格、部材の接合『金物』状態などを確認します。

BXカネシンHPより引用

③内装仕上げ前の検査(クロスボードを施工する前の断熱検査)
内部の(天井・壁・床を作る工事)を仕上げる前に、外壁構造や断熱材の施工状況などを検査確認します。


天井断熱材(例)

④竣工検査
仕上げ材料や仕上がり寸法などを確認します。
設計図書の開口部大きさ、天井の高さ、給気口の位置等が設計図書の表記通り施工されているかの最終検査になります。


国土交通省資料より抜粋

『設計住宅性能評価』及び『建設住宅性能評価』の申請から評価書が発行されるまでの流れ。

【一般財団法人 住宅金融普及協会】HPより資料抜粋
『設計住宅性能評価書』

https://www.sumai-info.com/wp-content/uploads/2019/02/seinou_image_1.pdf

『建設住宅性能評価書』

https://www.sumai-info.com/wp-content/uploads/2019/02/seinou_image_2.pdf

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