【アトツギの悩みに応えます③】
<本日の相談>
アトツギでも資金調達できますか?
下請けの金属加工です。自社ブランドでキッチングッズを開発してみたものの、量産に踏み切るかの決断ができません。予算はないし、売れるかどうかわからないものに借入をすることに先代が消極的で、このままだと頓挫しそうです。
<回答者>
株式会社ビートソニック
代表取締役 戸谷 大地 氏
1982年生まれ、早稲田大学理工学部卒。2007年に株式会社ドリコム入社。2009年に家業のビートソニックに入社。2014年にデザインLED電球「Siphon」を立案し、クラウドファンディングで1500万円以上の支援に成功。2020年4月にビートソニック代表取締役に就任。
プロトタイプを作ってテストマーケティングする
「うちの会社って車をイジるような、いわゆる「やんちゃな車」が好きな顧客に支えられていたんですよ。ただ、時代は「車に改良を加えること無く、そのまま乗る」というスタイルに移行していきます。で「このままじゃダメだ」ってことでLEDを作るように。
紆余曲折を経て、僕が2014年にリリースした『Siphon』の開発につながる感じですね。クラウドファンディングで資金を調達したので、おかげさまで全国で話題になりました。
メーカーとして「これは売れるぞ」って意気込んでつくっても売れないってことって結構あって。メーカーである以上、1つ2つ作るんじゃなく、どうしても1000とか2000とかを生産することになる。で、売れなければ在庫に。
クラウドファンディングは、プロトタイプみたいなモノのを作っておいて、需要ができてから製造にかかれる。「在庫を持たなくて良い」って、メーカーからすれば天国みたいなもの。IT業界しか知らなかったら「在庫の大変さ」はわからなかったからね。」
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