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出来事は同じでも、どこに視点を置くかでその後の感情や行動が変わる。

タイトルは固いですが
内容はささいな日常の一コマです笑

我が家は寒い季節ホットカーペットを入れるのですが
晩御飯の後、その暖かさについコロンと横になることがあります。
一旦コロンしてしまうとなかなか離れられない。
晩御飯の片づけや明日の準備などなど
やらなきゃ!と思いながらもそのままうたた寝…

気がついたら小1時間くらい経っていて
やばいと思って起きると
台所にお皿を片付けるパパの姿。

仕事で疲れているであろうパパに片づけをさせてしまった、と焦って
慌てて代わろうとするけど
パパは「大丈夫だよーよく起きたね。」と。


先週も似たようなシチュエーションがあり
その時は
寝てしまった自分への後悔やパパへの申し訳なさで頭がいっぱいで
自分のやるべきことをかたづけることしか頭になくて
いつもは子供たちが寝る前にその日のことをお話する時間を取っているけど
それもせずに片手間におやすみだけ言って
とにかく早く片付けないと、と目を吊り上げて家事をやっていました。
そしてパパには片づけをさせてしまってごめんなさいと謝ったけど
パパは悲しいような困ったような顔をしていました。

やることは片付いたけど
なんだか心はギスギスしていて
だれも楽しくないなぁと思ったのです。
そこで落ち着いて改めて整理してみました。

私は自分のやらないといけないことを残したまま
寝てしまった』とマイナスのイメージを持っていました。
なので申し訳ない、早くやらないと、と焦って
自分の気持ちにばかり集中して
周りの人の気持ちや状況が見えていませんでした。

でも事実は『寝ていた』ということで
そこにはプラスもマイナスもない。
ここからどうするか、ということを落ち着いて考えて行動するだけ。

ちなみにパパは私が『寝られた』と思ってくれていたので
「良かったね~スッキリしたね~」と言ってくれました。

それに気づいたら
いろいろ自分の心の中や周りの状況が見えてきました。

パパは家事をすることに抵抗がなくて
その時その時でやれる方がやればいいんじゃない?というスタンス。
私が寝ていることに気づいて
淡々と片付けをしてくれていました。

でも私には
自分よりたくさん働いてきてくれているパパに
家のことまでやらせてはいけない、という強い思い込みがあります。
パパが「できないときはやらないし今は大丈夫。」と言っても
やってもらうことに対して申し訳ない、と思うのです。

(子供達が小さい頃はその思いが特に強くて
頼まなくても気が付けばなんでもやってくれるパパに
素直に感謝できませんでした。
この辺りのことはまた別の機会に書こうと思います。)

そして
大丈夫と言ってくれてるパパよりも
自分の『~ねばならない』を優先していたのだと気がつきました。
相手のことを考えて行動しているように見えるけど
実はそこにあるのは自分の思いだけで
ひとりよがりになっていたのだなと気がつきました。

和みの視点の一つに
『すべてのことには両面がある』というものがあります。
物事を良い面、悪い面の片方だけ判断しがちですが
起こっていることありのままに捉える『第3の視点』をもつことで
両面あることに気づいて
状況を俯瞰して見られるようになります。
それによって感情に振り回されずに
どう行動するか冷静に考えられるようになります。

自分の感情に振り回されていたことに気がついて
その感情を責めることなくそのまま受け止めると
ギスギスした心も落ち着いていきました。


それらを踏まえての今週は
パパにまずはありがとうを伝えて
状況を確認して
片づけはお願いして
自分は他のことをやって
パパも私も笑顔で一日の終わりを気持ちよく迎えることができました。


それはそうと
いろんな気づきを得られてありがたいのですが
これから寒くなったらますます起きられなくなりそう笑



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