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心配だと多くなる

ミニマリストになるぞ、と何となくミーハーな心で思い、敢えてあまり物を揃えずに始めた暮らし。

そんな中起こった災害で、備えることの大切さと「持たないこと」のメリットを知った。

はずなのに。

新型コロナが流行し、2020年は外に出れない日が多くなった。外出自粛、マスクがないとか、何とかかんとか。確かに備蓄した方が良いものもあるけれど、そんな中「備え過ぎ」になった私は気付いたら物が多くなっていることを自覚した。あ、これなんかヤバいやつ。

食べ物なんかは、結構賞味期限切れだ。でも食べれるから、今はちょっとした避難生活のような感じもある。常温で保存してるあれやこれやで何となくおいしいものを作りたいな、と研究する日々。

とは言っても、いろんなものがないのに、何となくやっていけてるこの生活は不思議だ。

冷蔵庫も買う買う詐欺でまだ買ってないし、電磁波嫌だと言って電子レンジもない。ガス台も買わずにカセットコンロを使ってる。炊飯器もなくて、鍋で米を炊く。テレビも見ないからない。

そりゃもうあったら便利だと思いますよ。でも別になくても良いかなと思って、気付いたら2年半くらい経ってる。

最近はいただいた加湿器壊れちゃったので、ストーブにお水入れた鍋をかけて加湿したり、洗濯物干したり。

だけど、浄水器とか、サーキュレーターとか、ブルブルマシーンとか、キーボード(音楽の)とか、ウクレレとか、大容量バッテリーとか、みんながそんなに持ってないものもある。

基準は、災害が起こって家から出られなくなっても、いつもと同じ生活を送ることができるか。

浄水器があるので、外に水を買いに行かなくても良いとか、ブルブルマシーンあるので、外に出て運動しなくても良いとか、家の中で音楽が楽しめるとか。(キーボードは電池でも使えます)大容量バッテリーは地震で電気が使えなくなった経験から買ったもの。

なんかチョイスは独特だけど、まあ、良いかなと思ってる。

2021年は生活にもっとゆとりを持って、じゃんじゃん捨てたい。そして自分で備えるものをもう一度精査したい。心配をもので埋めることをやめれば、もっとスッキリと生きられるのだ。

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