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【#応援したいスポーツ】日本のバスケは新たに始まったばかり・・!  だから、やる価値あり! 観る価値あり! 育てる価値あり!

バスケットボール協会が統一され、Bリーグができ、今や、1億円プレーヤーやNBAで活躍する選手も出てきた日本のバスケットボール界。
やっと、日本のバスケットボールが世界に向けて第1歩を踏み出したように感じます。

・・と言うあなたは誰?
ってことですが・・

こんにちは!
なごみちと申します。

私も微力ながら、バスケットボール界に、ちょこっとだけ関わっています。
一応、田舎で、ボランティアでバスケットボールのコーチをやっておりますから・・

コーチといっても、相手は小学生ですけどね。
いわゆる、ミニバスケットボール、U12年代に当たります。

子供たちのプレーが、バスケットボールらしくなるまでには、
まあ、いろいろな事がありますがね。
そんな現場で、いつも小学生と悪戦苦闘しています!

普段の様子は、こんな感じです。
↓↓↓
http://minibu.blog.jp/archives/81960655.html


昨今は、少子化と言われていますが・・
幸いにも、わがチームは、子供たち総勢70名超えの大所帯チーム・・
ありがたいことです。

ただ、今は、こういう状況ですから、バスケの練習すらできない・・
できるだけ早く、今年度の活動がスタートできることを祈るばかりです!

この記事の内容は、以下のとおりです。

【目次】

1.何が楽しい・・?
2.入部してくる子はどんな子・・?
3.どんな子が延びる?
4.バスケがうまくなった小学生が気を付けたい事
5.バスケットボールがうまくなるコツは・・?
6.まとめ

【何が楽しい・・?】

私も、かれこれ20年近くコーチをやっています。
何が楽しくて、そんなに長くやっているかと言えば・・
やはり、「子供たちの成長を見ること」ですね。

1年生のうちは、ボールに振り回されていた子も、
6年生になれば、立派なプレーヤーになっている。
子供たちの成長は、驚くほど早いです。

【入部してくる子はどんな子・・?】

わがチームは、バスケットボールのクラブチームですから、
バスケットボールをやりたい子供たちの集まりです。

だからと言って、運動能力が高い子ばかりが入部してくるかというと・・
決して、そういうわけでもありません。
わがチームの場合、どちらかと言うと、運動能力が高い子の方が、稀なような気がします。

【どんな子が延びる?】

子供たちには、当然、個人差があります。
ポイント、ポイントを指導するだけで、器用にこなしていく子もいれば、
手取り足取り教えなければ、前へ進んで行けない子もいます。

小学生の頃は、技術の吸収が早いので、走り込んで体を鍛えるというよりは、基本的技術を学ぶことを重視します。

では、どんな子が延びるか?
先ほども言った通り、特に小学生のうちは、体格的にも意識的にも個人差が大きいですから、身体的能力差は、いったん横に置いといて・・

どんな子が延びる傾向があるかと言えば・・
まずは・・
「人の話しをよく聞いて、それを理解して、やろうとするかどうか」です。

当たり前といえば、当たり前のことですが、
集中力が持続しづらい小学生にとっては、大切な事です。

① 指導者の話しを、ちゃんと聞いているかどうか!
② 指導者に言われたことを、理解できるかどうか!
③ 指導者に言われたことを、やろうとしているかどうか!

ここで、大事なことは、言われたことが、出来るかどうかではありません。
まずは、やろうとしているかどうかです。

たとえば、例として、ドリブルを取り上げます。
ドリブルは、右手でも左手でも、できるようにする必要があります。

右利きの子に、左手でのドリブル練習をさせた時・・
① 左手だとうまくドリブルができないことで、自分のやりやすい右手のドリブルに変えてしまう子がいます。
② 左手だとうまくドリブルがつけなくても、左手でドリブルをやり続けようとする子がいます。

これをずっと、やり続けたとすると・・結果は明らかです。
①の子は、一生、左手のドリブルはうまくならないでしょう。
②の子は、左右関係なくドリブルが上達することでしょう。

初めて習う事が多い小学生ですから、
最初からできることは少ないのです。
だから、最初は「出来るかできないか」より、「やろうとしているかどうか」が大事です。

そういった意味でも、「素直」ということは、大切な要素です。
そこに「負けず嫌い」という要素が加われば、更に良し!

「素直な負けず嫌い」
そんな子が延びる傾向があると思います。

【バスケがうまくなった小学生が気を付けたい事】

いろいろな技術を学んで、それなりにできるようになった子は・・
いろいろな技を試合で使いたくなります。
たとえば、ドリブルなら、ボールを足の間に通したり、後ろにまわしたり・・

気を付けたいことは、試合で「必要な場面だったから、技を使った」なら、わかりますが、
特に男子の場合、試合中、格好をつけるために、使う場面ではない時に、不要な技を使って、ミスの原因をつくったりします。
これって結構あるあるな話しです。

また、低学年の時は、何が何でもボールにしがみつこうとしていた子が、高学年になって、うまくなってくると、バスケを「うまくやろう、格好よくやろう」とすることで、低学年のころの「何が何でも」という気持ちが薄れてきたりします。

それに、技術で相手をかわそうとしたりすると、逃げるようなプレーになったりします。
大事なことは、「うまくやるより、強くやる」ということです。

【バスケットボールがうまくなるコツは・・?】

バスケットボールがうまくなるコツは、バスケットボールをやり続けることです。

「何それ、そんなのコツじゃない」と言う方もいると思いますが・・

そもそも、日常の大概の事は・・
・「できるかできないか」は「やったことがあるかないか」の違い
・「うまくできるかできないか」は「長くやり続けたかどうか」の違い
だったりします。

優秀な、アスリートや職人さんは、頑張ってやり続けてきた人たちばかりです。
しいて言えば、闇雲に頑張るのではなく、正しく頑張ること!
「正しく頑張ってやり続ける!」

それは「努力」とも、言うかもしれません。

当然、個人差もありますから、「正しく頑張ってやり続ける」ことができたら、みんながみんな、プロになれるというわけではありません。
自分の中で、どれだけ成長できたかが重要です。

違うと思う人は、試しにやってみて下さい。

【まとめ】

全国大会

バスケットボールをやる上でも、目標をもってやる事は重要です。
目標には、個人的な目標もチームの目標も、それぞれあります。

わがチームでは、毎年、「全国大会出場」をひとつの大きな目標として設定しています。
それを実現するには何が必要かを考えて、目の前の目標が出来上がります。
その目の前の目標を、ひとつずつクリアしていくことで、最終目標に近づきます。

ただ、バスケットボールも競技です。
競技は、勝負事ですから、うまくいく事ばかりではありません。
うまくいくにはどうしたら良いかを悩んだり、喜んだり、また凹んだり、
一喜一憂しながら・・
そんな中から「成長」が生まれていきます。

そもそも、小学生が、バスケットボールをやる本来の「目的」は、
「成長すること」にあると自分は思っています。
選手として、人として成長することです。

いつか、日本のバスケットボール界を、背負ってたつような選手に成長する子が、ひとりでも多く出てくることを、夢見つつ・・
ボールすら、まともに持てない1年生を相手に、コツコツとバスケットボールを続けていく・・
そんな現場を、たくさんの人たちが支えていることも事実です。

そんな人たちにも、勇気とワクワク感を与える、日本のバスケは、
新たに始まったばかり・・!

だから、やる価値あり! 観る価値あり! 育てる価値あり!

#応援したいスポーツ

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