見出し画像

RTAinJAPAN Summer 2023にチョコボの不思議なダンジョン2で参加

こんばんは。自己紹介と主題はタイトルの通り。
応募や発表、筆者とRTAのお付き合い等について綴ります。

応募

RTAinJAPANに応募したのは計で3回目です。人によっては6回だか8回だか連続で応募しているけど受からないといったお声も聞きます。おそらくそれ以上応募し続けている方も居ることでしょう。なので応募の試行回数が少ない自分が通るはずがないと思っていました。感覚としては宝くじを買うようなものでしょうか。応募してドキドキを得て「あ~ダメだったね」という空気感を知り合いと共有する、そういう位置づけで考えていました。
それがまぁなかなかどうして、通ったんですね。しかもバックアップでもなく通常枠での採用でした。

発表

RTAinJAPANの当落発表。スケジュールが組まれる前に誰のどのゲームが採用されたかを発表するタイミングがあります。丁度その発表があったとき、筆者は雑談配信をしておりました。丁度良いと思いその場に居た視聴者さんと一緒に当落発表の一覧を見ることにしました。
RTA界隈に身を置いて約1年半。一覧の中に、大々的に知られているビッグネームも見かけましたし仲良くさせて頂いている方の名前も見かけてテンションが上がっていました。そんな中、自分の名前と応募したゲームタイトル『チョコボの不思議なダンジョン2』を発見します。
「え?え?本当に?」しばらくの間、語彙が崩壊した発言しかできないという状況に陥り取り乱していました。どれくらい取り乱していたかというと配信画面に映していた当落一覧の一部が見切れていたことに気付かなかった程です。

当時の配信画面(イメージ)
RTA in Japan Summer 2023 当落発表 : 採用・バックアップ

背景

筆者は2022年の1月からRTAを始めました。それまでは「RTAなんて自分にはできない、無理だ」そう決めつけて、観るだけで楽しむコンテンツでした。元々ゲーマーではありましたが決してゲームが上手い類の人間ではないと自覚していました。なので上手さの頂点を極めるような界隈では息が詰まってしまうのではないか、ゲームが嫌いになってしまうのではないか。そうした不安があったからRTAというコンテンツに手を出せなかったのです。
しかし、たまたま見つけたチョコボの不思議なダンジョン2のRTA解説動画を観ていて「昔よくやった大好きなゲームでも知らない知識がたくさんあるなぁ」「これを参考にして100%クリアくらい目指そうかなぁ」「意外となんとかなるもんだな」「それにフレーム技とか使ってる訳じゃないよな」「ひょっとしたら自分にも……?」様々な思いこそ交錯しましたが、色々あってRTAに手を着けることとなりました。その第一歩を踏み出せた大きなきっかけになったのは紛れもなくこの解説動画を作られたpuyoさんです。単にこの解説動画がきっかけになっただけではありません。件の動画に対してコメントを打ち、そのコメントに対してpuyoさん自身から返信をいただいたのです。

【RTA】チョコボの不思議なダンジョン2 真ED 4時間15分49秒【ゆっくり解説】(旧記録)

解説動画を作られた本人からまさか返信を頂けるとは思っていなかったので本当に驚きました。この返信があったからこそRTAをやってみようという第一歩を踏み出せました。
だからこそ
今回のRTAinJAPANの解説はぜひpuyoさんにお願いしよう、そう決めていました。結果、puyoさんから今回の解説依頼を快諾いただき、ベテランと、それに感化されて走り始めた者のコンビで大舞台に立たせていただきました。

準備

解説者には『師匠』と仰ぐにもおこがましい程の人を就けたので正直知識面の解説においてはまったく心配しておりませんでした。むしろ本番前の調整、練習時にアドバイスを頂く程でしたから。
とはいえ、我々はRTAinJAPANというイベントのキャストポジションです。運営さんとのスムーズなやり取りや本番までの懸念点の洗い出し、調整、協力者となる解説者さんへのフォロー等、オンライン参加といえどやること出来ることは多々あります。それに出来得る限り対応できたか、もっとやれることはなかったか、個人的にはこの辺りが反省となりますがそんなものは内々で済ませてしまえば良いので切り上げ。

本番

非常に緊張していました。オンライン参加というのがせめてもの救いで『いつもと同じ環境』『コメントさえ見なければ普段と変わらない』そういったメンタル面のコントロールでなんとか正気を保っていました。
高ぶる気持ち、SNSからの応援、コメントの反響
様々な要素が絡みつつも無事にEST(予定タイム)内に収めて完走することができました。本当にホッとしました。ローグライクという運に左右されるゲーム性上、時間を押してしまわないかというのが本当に気になっていたからです。一キャストとして何事もなく出番を終えた、その事実だけで本当に胸を撫で下ろしたものです。
出番を終えてからはSNSで多くの反応をいただいて「本当にRTAinJAPANで走りきったんだ」とようやく実感がわいてきました。

みんな、本当にありがとう。

最後に

元々RTAなんてやらなかった身だし、今でも世界記録だなんて雲の上。そんな風に考えてこそいますが
「タイマーを点けてゲームをすれば誰だって走者」
「世界は目指さずとも自己ベストを狙っていく」
あまり深く気負わず、自分の大好きなゲームを違う角度からもう一度楽しんでみる。RTAはそうした一面を教えてくれました。
始めてみたことによって世界が広がった。切にそう感じています。

RTAはどうしても異次元の領域のように感じられてしまうかもしれませんが、「そんなことはない」と等身大の筆者の言葉でお別れにしたいと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました。

GoodLuck.


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?