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アンドロイドTaKeDa(2)


こんにちは、こんばんは。
たけだです。

9月20日火曜日。本日は、遂に来てしまった。
抜歯の日〜〜、ひえ。

私は顎が人より小さいため、歯が生える充分なスペースがなく、結果歯並びに影響してしまったタイプの人間でして、歯列矯正に先立って抜歯をすることにしました🦷

前回の前段階器具装着日より約1ヶ月。
私は予定を詰めに詰めまくり、美味しいもの、もうしばらく思う存分に食べられなくなるであろう美味しいものたちを食べ尽くしてきました。

後悔はない!もう食べ残したものはない!
そう思って歯医者さんに向かったのです。

少し余談なのですが、私がずっと通っていて、歯列矯正もお世話になっている歯医者さんの歯科衛生士さんは
「リップキラキラで可愛い〜〜どこのですか?」
とか
「今日のワンピース可愛い!」
などと、毎回私の自己肯定感を爆上がりさせてくれる、べり可愛&とびきり素敵なお姉様集団なのですが、私が歯列矯正なんてものを初めてしまったために、最近はもう赤ちゃん扱いです。
や、優しい〜〜。助かる。

今日も、
「今日抜歯なんですね〜〜痛いと思うけど、頑張って!」
などとそれはまあ相手が20歳女子とは思えないほど優しく言ってくれる訳ですよ。私は姫か?

とりあえずそんなお姉様方に本日も癒されながら、遂に名前が呼ばれました。

まずは麻酔です。
前から4番目の歯を抜きます。左右両方。2本共。
ということで上の歯に麻酔の注射が打たれます。

これが普通に痛いの。
「え?痛くない?痛くない?え!、?」
内心パニックですよ。冷や汗ぐっしょり。

右から麻酔を打ってもらったのですが、右側が終わって1回うがいをするまでに泣いてました。普通に。

「しんどいと思うけど、このまま左もいきますね」
先生は言った。俺は耳を疑ったぜ。
まじか、これもう1回耐えれるかな。

左はもう無の境地ですよ。何も考えない。痛いとか考えない。でも怖いことに、自然と身体中が痛みで震えてるんですよね。指とか、下唇とか。

何とか耐えてもう1回うがい。
ぐじゅぐじゅぺー。

もう感覚はほぼありません。上唇はもちろん、顔の左半分に至っては、鼻の感覚や目の下の感覚まで持っていかれて笑うのが無理でした。泣ける。

そして麻酔が正常に効いているかチェックして、遂に始まる抜歯術。

麻酔のおかげで、抜歯そのものに大きな痛みはありませんでしたが、何より歯から「ミシミシ、ミシシッ」と意味分からん怖い音がして、とりあえず脳内は痛みより恐怖と不安で支配されていました。

あと普通に「え、そんな力ずくで?抜くの?」って感じで。

右の歯は案外数分で綺麗に抜けました。
ここでもう一度うがい。うわ、出血。赤、赤、赤。致死量だ。死ぬんじゃねえか?
ビビってるところに追い討ちの左側。

左側は「ボケてんのか?」というような生え方をしていたので、先生も大苦戦。状況が分からない私も内心大乱闘(?)

とりあえず「先生を信じる、先生を信じる、先生を・・・」と暗示をかけていました。

それでもやはり抜けません。

先生が歯科衛生士のお姉様に「〜持って来て」などと指示を出し、数人のお姉様が部屋を出たり入ったりの始末。ここはオペ室か?バタバタしている室内。不安は最高潮。

ここで

「バキッ!!!」

歯医者さんで最も聞きたくない音が耳元で鳴るんですよ。そして明らかに吹っ飛んだ何か。いや、私の歯や。呆然とする私。

どうやら、本当に生え方が悪かったみたいで歯の上部が折れてしまったようです。

「ごめんね、焦ったね。大丈夫だからね」
そんな優しい声掛けもどこか遠くで聞こえます。

先生は本当に頑張ってくださいました。
そこから根っこの方の取り残された歯も綺麗に取り除いてくれました。非常に感謝。

念の為に、歯が残っていないかレントゲンを撮りました。何とかなったみたい。綺麗に抜けてくれました。

そのあと幾つか注意事項を聞きました。忘れない内に、自分用のメモ。

・抗生物質は処方された3日分ちゃんと飲みきる
・痛み止めは1日1回程度
・どうしても痛い時は、5〜6時間以上時間を空けてから飲む
・歯が抜けたところを舌とか手で触らない
・今日のアルコールは控える、お酒ダメ
・夜ごはんは辛いものや酸っぱいものなど、刺激物を避ける
・お風呂はシャワー程度、あまり温めすぎない
・出血が見られる時は、軽くうがいをするかティッシュなどを噛んで止血する
・今から3〜4時間は何も食べない
・麻酔が効いている内は飲み物に注意(こぼしちゃうから)
・どうしても出血がひどい時は歯医者さんに連絡

など、丁寧な説明を受けました。

そして帰り際に抜けた歯をもらって帰ります。

よく頑張った、自分。偉い、偉すぎる。
褒めてあげる。

来週は遂に本格的な矯正器具を装着します。
いよいよ始まるんだなという気持ち。
頑張ります。

常に自分を好きでいたいから。
そのための一歩として、これから始まる長い闘いに備えます。今日は寝ます。ありがとう謝謝。

今日も独り言にお付き合いいただき、ありがとうございます。
素敵な一日をお過ごしください。

またね(^-^)

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