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音波に乗せて




2021年 2月11日 マリンメッセ福岡にて、ONAKAMA 2021 福岡公演が行われた。




見えない敵と闘ってもうすぐ1年経つ。

皆、沢山のことを我慢して、沢山の新しい事に挑んで、沢山の選択をしてきた。

これから先も、社会の事・自分の人生の事など、選択することは山ほどあるだろう。



この日は、様々な考え・想いを受け止め、そこに生きるためのエネルギーを加えた結果選ばれた、



“ ライブをする ” という選択肢の
先に待っていた未来だ。



もちろん、ライブに “ 行く” か “ 行かない ” かも、選択だ。そこに不正解はない。



しかし だからこそ


「元通りになったら、
またこのメンツでライブをしよう」

「元通りになったら、
また皆でライブをしよう」


この言葉たちには大きな意味があると思う。


この日 “ 行かない ” 選択をした人たちも含めて、全員でまたライブができるように。




あの言葉は
純粋な子どもの言葉のように聴こえた。



_あぁ、心から叫んでいるのだろう。


ライブがしたい

この場所を守りたい

音を止めたくない


_皆が思っていることを、声に出してくれたんだ。


彼らはこの叫びを具現化するだろう
と私は思った。

それは、彼らが泣きじゃくる子どもではなく、
地を踏みしめて歩いてきた大人たちだから。

そして、
そこに未来への光のような強い意志を感じたから。




彼らのファンとして

同じ時代を歩む一人の人間として

音楽の力を信じる者の一人として


自分にできることをしていく。

私にとって音楽は、必要不可欠なものだから。




2021年 2月11日

大切な人を守るため

大切な場所を守るため

大切な時間を守るため


光の意志を

音波に乗せて

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