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登戸研究所資料館

登戸研究所資料館の特徴は4つあり

1.旧日本軍の研究施設をそのまま保存、活用して資料館にした全国でも唯一の事例。
2.歴史にほとんど記録されていない秘密戦に焦点を当てた唯一の資料館。
3.旧日本軍による登戸研究所の全貌、各科の活動の概要、実証的かつ視覚的に展示。ここで開発された兵器は、資材には人道上、国際法規上問題のあるものが多いが、それらを直視し歴史的事実として語り継ぐ事に重点を置いている。
4、元所員の貴重な証言や手記を明るみに出して、知られざる歴史、戦争の暗部を解明するきっかけを作り、分かりやすい様に展示。

登戸研究所資料館は明治大学生田キャンパス内にあり、誰でも見学をする事が可能です。
主に展示では
生物兵器、風船爆弾、偽札、偽造パスポート、をどの様に製作し、どの様な目的にしていたのかを分かりやすく展示していて、生物兵器なんて恐ろしいものをこの日本で、しかも身近な生田で作っていたなんて本当に考えられないし恐ろしいです。しかも人体実験を他国の人にしていて、もう震えてしまう内容です。
風船爆弾はアメリカ本土まで届いていて、しかも人が亡くなっている。
偽札や偽造パスポートなんて今の何処かの怖い国が作っていそうな事をこの日本で。
弾薬庫なども残っていてこの様な資料館は日本の闇を公にするものだからほとんどないのかもしれない。
だからこそこの資料館の価値は非常に高く、教育の場としてもっともっと活用が出来たらと思います。

最後に以下文章は引用です。

近代史を紐解くと、人類は好戦的な時代と平和を求 める時代とを繰り返してきたことが分かります。

2025年には1945年に第二次世界大戦が終結して 80年になります。戦後に集団安全保障の要として設 立された国際連合は、いまどれだけ効力を発揮できて いるのでしょうか。

過去の日本が戦争に至るまでの経過を、この企画展 では見てきました。あたかもすぐそこに敵の攻撃の手 が迫っているかのように危機を煽る報道,それに焚き つけられる民衆、政府による反対派への言論弾圧, 軍備費の増大。過去にたどった軍拡への道に、いま何 か思い当たるところはないでしょうか。

平和な世の中は当然のものではなく、放っておいて も永久に続くものではありません。地球上に住むひと りひとりが平和を維持するための努力が必要なので す。そして、軍拡の行きつく先は、戦争か、破綻かの いずれかにしかならない気がしてなりません。

日本が戦争に突入しないために、大事なことを見落 とさないためのヒントを提示できましたら幸いです。

今の世界と何だか近い状況に危機を感じ、やはりどんな正義があっても戦争をしてはいけない。改めて他者への敬意と対話の重要性を感じます。

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