料金改定の先にあるもの

料金改定をするのは美容師としては非常に怖い事です。

何故なら値段を上げる事でお客様の数が減ることはあっても増える事がないからです。

そして、お客様の数がどの位減ってしまうのか、という事ですが。

仮に極端な話、いらして頂くお客様の数がかなり減ってしまって、美容師として食べていけなくなった場合。

僕は潔く受け入れます。
市場が僕を求めていないなら、淘汰という事を受け入れます。

仮に食べていける位のお客様がいらっしゃるならば、少なくとも美容師としての居場所があるので、頑張ります。

この覚悟、つまり淘汰を受け入れる覚悟。

これは非常に重要な事だと思っています。

その覚悟無しに、完全に保証されて、守らせた環境で働く美容師が多いのはとても問題があると思います。

何故なら美容師は職人だから。

職人は努力をして、今に満足せず、より良い技術はなんなのか、を追求しなくてはいけない。

現状の仕事に満足していたら、その先の成長はないし、技術が退化する。

守られた環境はいい所も沢山ありますが、向上心を持ち続けるのは難しいと思います。




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