ミニマムな贈与経済
これは実験的な事になってしまうのですが、これからのnagomiの在り方を考えた時のキーワードとして、ミニマムな本当にミニマムな贈与経済圏を作りたいと思っています。
なんだか経済って言うとお金が第一に考えてしまうかもしれませんが、
勿論お金も含んでの事ですが、
例えば、自分の考える10%位の力をギフトとして考えられるお店。
ギフトとは優しさであり、思いやりであり、愛のある行動。
例えばそれは誰かに対するフィードバックかもしれないし、それを受ける側かもしれない。
お店が働く人に対するギフトもそうですし、
働く人同士のギフトもそうですし、
働く人がお店に対するギフトもそうですし、
こんな事書くと
それってお店側の都合なんじゃないの?
そう言って働く人を利用しようとしてるんじゃないの?
と心の隅に考えちゃう人もいるかもしれないのですが、
まぁそれは僕にはありえない。
絶対にない。
先日髪を切ってくれた美容師(専門学校の元先生)がシェアサロンって愛がない、って言ってました。
確かに愛はないシェアサロンが多いのは間違いない。
フリーランスとか、独立とか。
カッコいい事を言って、そそのかして美容師を利用する。
たいして実力のない美容師を業務委託で利用する。
そんな人が多いのは間違いない。
そして勘違いをする美容師が増えていく。
だからこそ、美容師として実力を付けて、利用されないようにならないといけない。
僕も含めてもっともっと勉強をしなくてはいけない。
技術の勉強は確実に必要だけど、それだけになってはいけない。
その上でフリーランスや独立がある。
そしてその実力を付けた、努力をしてきた美容師は、絶対に幸せになる権利がある。
表面上の上っ面資本に美容師は負けてはいけない。
僕には資本が全くありませんが、僕の考える贈与経済圏が、こらからのシェアサロンや美容師に必要じゃないかな。
と考えているわけです。
今のシェアサロンシステムは自我の強い美容師の集まりと、比較的立場が上だった人の集まりだから一時的に成功しても上手くいかない。
だからこそシステマチックではなく、セルフコントロールの出来る、贈与経済圏をミニマムから作る事を目指す。
まぁ出来るか分からないですが、この先2年位で結果は出るかな。
駄目だったら1人美容師を細々しながら、発酵と向き合っていこうと思います。
ちなみに贈与経済圏は発酵による微生物が教えてくれていることです。
少し去年に作品を作った事を思い出しました。
とりあえず美容師は自己認識のレベルを上げて、もっともっと広い視野で物事を考えて、
技術一辺倒からの脱却が第一歩かもしれないですね。
そういう僕が1番自己認識に欠けてるのかもしれないけど(笑)
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