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第27回岡本太郎現代芸術賞展

いやいや。今回のTARO賞は文句なしではないかと思います。大賞以外の作品も文句なしで素晴らしいのですが、涙が出そうになる程素晴らしかったです。本当に面白い。笑っちゃうし、ワクワクするし、一つ抜いただけで、え?めちゃくちゃ面白いんですけど・・・。ってなっちゃう。大賞だけで2時間は楽しめてしまう(僕はその後の籠屋ブルワリーに行かなくてはいけないので1時間位)

日本の現代美術は凄まじくて、成長曲線が極端に上がっている様に思えるのですが、その中でもう一つの作品がヤバすぎる。
遅博2024
加速主義社会の現代において、競争という資本主義の基本システムを採用しつつも、「遅い」ことの美学に着目した「遅イズム」を提唱。
怪しい音楽が流れているのですが、頭に残る。
そして今現在落語家月亭太遊さんが別府からリアカーを引いて岡本太郎美術館へ向かっていて、会期中に到着出来るのかどうか。

ミニ四駆が停まっている位のスピードで動いている。


その他印象に残ったのは
岡本敏子賞に輝いた作品

猟奇的な作品はこちら。怖すぎる。

ウクライナの戦争からのインスピレーション作品。戦争に行く前に精子保存をしていくというリアルな世界。

基本的には綺麗な芸術的な作品が選ばれているのですが、大賞といい、遅博2024といい誰にも思いつかない様な頭のクリエイティブの表現。これはまさしくAIには到底作れない作品なんじゃないかと思います。そして藝大もそうですが日本のクリエイティブの宝が正当な評価を受ける土俵がこの日本に生まれる事を切に願います。

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