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ピクセルは減るが、個性は増す(Twitter副音声:220323)

Twitterのアイコンを、アニメ風に描いたものからドット絵にチェンジしました。

ゲームボーイの熱闘シリーズ(ちびキャラの格ゲー)を参考に描きました

キャラクター自体は相変わらず「うちの子(性別不詳)」です。

よく「ドット絵には特有の良さがある」とか言われるけど、その「特有の良さ」の源って何なんだろう。
僕の場合は、本来は連続的で滑らかな線で構成されるべきものを、限られた数のタイルで無理矢理表現している、そのテクニックや工夫が好きだったりする(これはだいぶ偏屈な見方ではあると思うが)。

描ける線の数が限られているからこそ「可愛さ」とか「味」みたいなものも出てくるのだろう。
例えば目の前にリンゴが置かれて、これを描いてくださいと言われたときに、手元にあるのがスケッチブックとペンならみんな同じように模写すると思うけど、32×32のドット絵用ソフトだったら人によって全然違う絵になりそう。
制限するほど個性が出る、みたいな話はこんな所でも使えるな。

以前にもドット絵は描いていたが、今回はその時とは全く違う画風になっている。

↓↓↓ 前回 ↓↓↓

↓↓↓ 今回 ↓↓↓

前回はスーファミのRPG風、今回はゲームボーイのアクション風。
同じ2次元だけど、前者は前後左右に動き、後者は上下左右に動く。

どちらも素体から自作した「俺流」の絵だが、全然違うものに仕上げることができた。
絵のサイズはほぼ同じで、描いてる対象も全く同じなのに、ここまで違った雰囲気のキャラクターになるのがすごい。
やはり、制限が大きくなると、ちょっとした道具の使い方の違いがダイレクトに個性となって表れるということなのだろう。

◆ ◆ ◆

今までにTwitterで上げたイラストだけ見てると、ドット絵数種類に緩いマンガ、アニメ風、3Dモデルなどを使いこなす画風万能人間に見えてしまうな。
まあ、それぞれ3時間だけ勉強して要点だけ掻い摘んで描いたパチモンでしかないんですが……
どれか1つに集中して極めるってのもやりたいけど、なんかそれができない性格なんすよね……

まあ持っている武器の数は多いに越したことはないので、何かが求められたときに一番適したものを作って持っていく、みたいなスタイルがとれるように頑張りたい。

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