夏が終わる【ナゴ日記・22/10/02】

 そういや今日が夏休み最終日なんですよね。

 もう10月やぞ。大学の夏休みなんてそんなもんだけど。

 明日からまた数ヶ月に渡って授業が続くのかと思うとちょっと憂鬱にも感じてしまうけど、実際始まったら大したことないんだろうな。いつもそうだ。こちとら楽しくて大学生やってんのよ。

 3回生後期ともなると考えることが多くなる。特に、そろそろラボのことを考え出す必要があるらしい。今までは教室で授業を受けてればよかったけど、来年からは研究室に所属して色々としなくちゃならないから、その下準備みたいなものが色々ある。

 正直、何も分かってない。研究室所属に関する具体的な手法、所属後の具体的な動きを何も知らない。夜行バスの消灯前ビデオみたいなチュートリアルがあればいいのに。

 同級生が研究室にアポを取って見学に行った、みたいな話は聞くけど、自分はそこまで積極的に動けないな……特定の研究室に憧れてというよりも、漠然とその分野が好きで関わりたくてやってきたもんだから、狭く深く突き進むことにちょっと抵抗があるのかもしれない。

 将来何をするんだろうな。理学部に進学した以上、研究職というのが念頭にあるのは間違いないんだけど、それ専門で生きていくのに向いてないことにはうすうす気づき始めている。だとすると、大学での学問をサブウェポンとして利用できるような、今の王道ルートからは全く外れた職がいいのかもしれない。作家とか記者とか広告代理店とかやってみたいな。謎解きクリエイターは……しんどそう。

 夏の終わりって感じの感傷的な話を書いてしまった。憧れを、いつまでもずっと思い出に……

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