「亀と?」自分で楽曲解説
なごです。
特技はデカいサイコロで永遠に狙った目を出せることです。
今回は2作目「亀と?」の解説をしていきたいと思います。
制作秘話
この曲は言うまでもなく、私が敬愛するロックバンドである「ゆらゆら帝国」に影響を受けて作った曲です。
こんな感じの雰囲気でかつ生ギター入りのボカロ曲作ってる人なかなかいないでしょ?もしかして天才なのか?
すいません調子に乗りました。
でもそのぐらい好きで自信のある曲です。
作る時は「不気味な童謡」をイメージしながら作りました。
あまり歌詞を詰め込まず、シンプルな言葉で不気味な雰囲気を出せるよう頑張ってみました。
ちなみにイントロのキュルルルルみたいな変な音はギターを使って出しています。面白いのでぜひ注意して聴いてね。
歌詞解説
いきなり気持ち悪いですね。
というか、亀自体なんか怖くないですか?私だけ?
「逃げるわけでも」と「押し殺してる」のところで微妙にコードが違うのがお気に入りポイントです。
サビです。
やっぱり繰り返しのフレーズって癖になりますよね。ついやってしまいがちです。
ちなみに「一郎さん家は大丈夫」の部分は、ベースが主旋律と同じフレーズを弾いてるのでより印象付けられる…と私は勝手に思っています。
2番です。
「消えた白線」という言葉で、引かれた白線が消えかかっている田舎の道路を歩く亀が想像できますね。素晴らしい!天才!
2番サビです。
今更ですが一郎さんとは、ゆらゆら帝国のドラマーである柴田一郎氏のことです。
1番のサビとほぼ同じなんですが、最後に「亀と…」と入れることによってこれまで亀に焦点が当たっていたカメラがスッと引いてもうひとつそこに存在する「何か」を映した、みたいな感じが出てて天才だと思います。
そこからギターソロへ入る流れめっちゃ好きです。
今時こんなギターソロ弾いてるボカロPおらんやろ!!
いるか。
ラストです。
助詞を変えるだけで視点が一気に切り替わるの、改めて凄いですよね。日本語万歳!!
この終わり方めちゃくちゃ好きです。
亀は何を眺めているのか?
「誰か」とは誰か?
亀と「誰か」は見つめ合っているのか?
それとも「誰か」は影からひっそり亀を眺めているのか?
いろんな想像が出来る終わり方ですね。
まとめ
ここまで読んで頂きありがとうございました!
この曲は他のボカロ曲にはあまりない雰囲気を出せた気がするのでとても気に入っております。
ぜひ原曲の方も聴いてみてください!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?