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GEOなのだ -2021- vol2 【旅日記】ー 伊豆南西 入間千畳敷を歩く ー

みなさんお揃いですか? なぐなぐツーリスト(なぐツー)のツアーに参加いただき、ありがとうございます。静岡(しぞーか)は、伊豆への旅、二日目です。本日は、少し歩きますよ! トレッキングシューズのご用意を (^^♪

本日の旅程は、

入間千畳敷へ!
昼食は、コロッケ(美味!)をご用意

です。 


伊豆半島は異端児!

日本列島の中で、伊豆半島は特殊な存在なのだ。

この図を見ていただこう。

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(出典:伊豆半島ジオパーク推進協議会


日本大陸は、いくつかの陸地(プレート)の、ツギハギで出来ている。そして、上の図のピンク色、フィリピン海プレートの先っちょ。こいつが、日本列島に「ぐさっ、ごぼっ!」っと突き刺さって来ているのだ。

は~るばる来たぞ ♫ 函館 じゃなく、はるばるフィリピン海上からやってきた、この先っちょ部分が、「伊豆半島」なのだ。

グイグイ日本列島にアプローチしてきた「先っちょ」くん、押しの強い彼のおかげで、「深ーい谷」と「高ーい山」まで出来ちゃった。そう、それが、深海駿河湾と富士山なのだ。

日本列島唯一、フィリピン生まれの伊豆半島は、地質マニアにはたまらない場所。本日のツアーは、こんな先っちょを、ちょっぴりご案内しま~す。


春風

はい、なめてました。自然の猛威を、

ここは、入間港の駐車場。伊豆半島の南の端っこにある漁村だ。駐車場に車を停め、入間千畳敷という所まで、歩いて片道40分。景色を眺めながらブラブラ歩くと、往復3時間弱のコースだ。

本日のメインだ。


うわぁぁぁぁぁ!!!

車のドアを開けた瞬間、蝶番が折れるんじゃないかと思うくらい、ドアが勢いよく、「ガバッ」と開く。反対の助手席側のドアは、向かい風が強くて、開けることさえできない。むぅ

やっとの思いで、車から出ると、

わ わ わ わ

足が勝手に動く、気を抜くと、体を持っていかれそうだ。

「行く?」


緊急家族会議

命の危険を感じるような強風。この風の中を歩けるのか? 途中までは、林道なので、風をよけることができそうだ。その後は、崖道を海辺に降りていく。

うーむ

冒険家、探検家、ではないが、自然の中で楽しんでいると、命の危険と身の安全、このバランスを求められる時が、ママある。

危ないからやめておきなさい。

簡単だが、何もできない、進まない。思考停止だ。自然の怖さも分からなくなる。自然の怖さを忘れた結果は、慢心だ。
時には、ヒトが作ったルールから少し離れ、自然界の掟(ルール)に身を置いてみよう。色んな経験を、積み重ねる人生を歩んでみよう。


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ついに

ここまでか・・・

第一次世界大戦の最前線、塹壕に腹ばいになり、敵を偵察する兵士のような姿勢をとりつつ、風の強い向こう側をのぞく。

よし! いまだ!

海しぶきが、顔に吹き付ける。一眼レフは無理だ、スマホカメラを取り出し、連写。すぐに、岩陰に身を潜める。

繰り返すうち、徐々に体が、風に慣れてきた。
地層が複雑に折り重なる地形、突然現れる だだっ広い千畳敷の石畳。ここは、かつての石切り場、小田原城の築城にも活躍したらしい。


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(私の技術では、風の猛威まで撮れませんでした…)


が、さすがにここで昼食は、無理や、ひきかえそう。本当なら、うららかな春、太平洋を望みながら・・・お弁当 だったのになぁ、はい、自然の掟には逆らえません。


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腹減った

たっぷり歩いた後は、もちろん。お弁当!

本日の、おかずは、こちら

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伊豆松崎町名物の「川のり」を使ったコロッケ、ちょうど今(1~2月)が「川のり」の旬だ。朝一番に、揚げたてを購入。お昼になっても、衣サクサク、川のりの香りがふんわり口に広がる、肉屋のコロッケ絶品です。


本日のツアーは、ここまで、天候に左右される「なぐツー」ですが、これからも参加お待ちしております!

それでは、解散!



静岡ネタ、もう少し続きます (^-^;
えぇ、、 他の場所にも行きますよ、、




<参考情報>
川のりコロッケは、こちら! 揚げたて!




(おしまい)



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