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北の湖から -2022晩秋- 『湖に浮かぶ島、そこに何があるのか? 洞爺湖編』

白い船体がゆったりと桟橋に近づいてくる。
あれが我々が乗船する船だ。

ロープが投げられ、接岸。桟橋を歩く人びと。
この旅立ちの瞬間が、胸の高なる瞬間が、大好きだ。

小学生の頃、「未来少年コナン」というアニメで、大海原を疾走する舟を見て、海に憧れた。それ以来、旅の中でも島タビは、格別な思い入れがある。
旅立ち前、洞爺湖の地図を眺めていると、点線(航路)を発見! これは、行くしかない!

島へ、そして一歩奥へ


さて、今回は旅のふつかめ、午後の部、洞爺湖の旅をお届けしまーす。午前中には、有珠山の外輪山遊歩道を歩きましたね、そして午後からは、洞爺湖へ移動。

ここで何をするのか。

我ら「なぐなぐ一味いちみ」のタビは、一歩奥に踏み込む旅。踏み込む、これがポイント。これが、その場所をディープに味わう秘訣。そして、人影が薄い場所に行く秘訣(笑) となれば、洞爺湖に来たら?

シマでしょ! (林修先生風に)

おっと、島へ渡る前に・・
セコマ(セイコーマート)で、地産弁当をゲット。

さあ、出航だ!!

島へ 


あっちゅーま


洞爺湖の真ん中に浮かぶ中島。中島まで、30分おきに船が出ている。いや正確に言うと、洞爺湖を巡る遊覧船が、30分おきに出ている。その遊覧船は、途中の中島にも下船が可能で、帰りはどの便で戻って来ても良い。
そのあいだ、自由に島の散策を楽しむことができるのだ。また、散策コースも1時間のお手軽コースから、4時間のじっくりねっとりコースまで、バラエティに富んでいる。

そして、遭難対策(迷子対策)もばっちり。桟橋近くのセンターで、入山(入島)届を出す必要がある。これで、ロビンソン・クルーソー状態にならずに済む。

「なぐなぐ 2名 090-1234-xxxx 12:50」

記入を済ませ、入島!


「にゅうとう」って、結婚式みたいですね・・

あっ、おススメは2時間の「アカエゾマツコース」が、お手軽で景色も満喫できて、良いんじゃないでしょうか?
松竹梅があれば、真ん中の竹コースを選ぶのが、おいら日本人(笑)


ここからは、

テクテクひたすら歩きます。

落ち葉や、ウッドチップが敷き詰められた道は、歩きやすいです。が、落ち葉が積もりすぎて、迷いそうな道もあるので、山歩きに不慣れな方はご注意を、、


針葉樹も


広葉樹も



動物も


ココにお住いのお方は、熊さんじゃないよね?



どこで食べようかなぁ


◇◇◇


ここで、食べよう


晩秋の午後、徐々に日が傾き、暖かい日差しに色とりどりの木々が山を彩る。

秋の夕日に照る山紅葉もみじ
濃いも薄いも数ある中に
松を彩る楓や蔦は
山のふもとの裾模様

童謡 紅葉


ベンチに座りながら景色を眺める。
シーンと、静まり返った林の中、遠くで鳥の声が聞こえてくる。

耳を澄ませると、木々の擦れる音、風の音も聴こえる。
この景色を独り占め、いや、ふたり占め
贅沢なひととき


◇◇


あっ~ お弁当の写真とるの忘れた~
こんな素敵な景色を見ながらの、お弁当は、世界一美味しい弁当である。

コンビニ(セコマ)で、足寄産「ラワンぶき」という初見の食べ物に遭遇。速攻、ゲットしました。「ふき」独特のえぐみも少なく、おいしゅうございました。

なんだろう・・と調べてみると

ー ラワンぶき ー
足寄町螺湾らわん地区の特産。ふきなのに草丈2m~3mにもなるらしい!! 確かに太い茎だったもんなぁ・・10cmくらいあるかな、しげしげと眺めながら食べた。 これは、見に行くしかない!

次回のタビのネタ。

こうして連想ゲームのように、タビの行き先が決まる。



心地よい風に、汗が徐々に引いていく

ビールは、今宵の宴までガマンだ。

宿に戻ろう


この倒木が見えたら、アカエゾマツコースは終了
引き返そう


ついに?

ひっぱりまくって、実際の季節が、晩秋から初冬になりそうなこの頃
晩秋の旅日記は、続きますよ~ 

ー 次回予告 ー

ついに!
『シシャモの握り』にありつけるのか? 

今宵のお食事は、苫小牧駅近く「海鮮料理 みね」
ここで、ワンチャンに賭けるのだ!

次回、じゃじゃーん に、乞うご期待!



(つづく…)



午前中の散策は、コチラ



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