【感想】劇場版少女☆歌劇レヴュースタァライト
※セリフとかはメモ取ってないのでうろ覚えです。
最初はみんなが進路を決めて、華恋だけが決まらないよ~ってなって再びオーディション突入みたいになるかなって思ってたんですよね。
そんな訳あるか。
皆 殺 し の レ ヴ ュ ー
「なんだか…強いお酒を飲んだみたい」
えっ大場ななさん?怖いですよ?(この時の劇中歌が一番カッコいい…オタクはエキゾチックなサウンドにエッジが効いてると溶けてしまうんだ)
・大場ななは何にキレていたのか?
皆殺しのレヴューに引き出されたのは、華恋とひかり以外。みんな進路希望を提出していた。新入生みたいに新たな新天地に対して憧れを持ってはしゃぐ中、香子は「しょーもない」と、オーディションで負けて納得したのかと怒りを露わにする。
そんな様子を眺めながら、外で大場ななさんは呟く。
「みんなしゃべりすぎ」
いや怖いわ。群像劇なんだから話さなかったら進まないよ。また繰り返してんの?
でも大場ななが抱いている感情が少し分かりますね。飢えが満たされ、舞台とは何かが答えられない同期に向かって、そんなのでいいのかと檄を飛ばしたいわけです。
でも大場ななの感情は留まることを知らない。そう、VS純那の狩りのレヴューに続く。
狩りのレヴュー
以下、ここ好きポイント!
・大場ななさんの「ガルッ」、かわよ…獰猛といえるその秘めた性格を、もはや獣として扱う舞台。最高。
・純那はよく名言を使って話す。そして唯一大学進学するという。大場ななはそれに対して失望(かな…この感情を一言で表現できることはないだろうな…)する。「輝いていた純那」という役を押し付けられてたまるかという純那の目つき、最高。
※9話ラスト大場ななが純那に名言を聞きたくて「他には?」って聞いてるシーンも忘れちゃいけない。突き放したりそばにいてほしかったり、コロコロ変わるスタンスに思わず目を奪われてしまう。
・軍服~~~大場ななの軍服~~~!!!切腹~~~!!!
怨みのレヴュー
しまった。大場ななのインパクト凄すぎて、順番が前後した。
・双葉がずっと香子の面倒見てきたから、今度は自分がワガママになってもいいと思ってる節があるのでは?だけど香子は絶対に反対するから、進学することを話せなかった。香子は単純に話してくれなかったとか、双葉が離れるとか、もう感情ごちゃまぜ。可愛いですね。いじらしいですね。わかります。
・友情出演でクロが丁反博打やってるの面白すぎ。からのデコトラ伝説。からのホステス香子(セクシー本堂とかいうパワーワード定着してる)。湿気た背広来てる双葉。何を見せられてたんだ?というか列挙したら意味わかんないが。でもしょうがないよな事実だし。
・香子「表出ろや…」→破滅するわこんなん。
競演のレヴュー
・ホラー作品でしょ。本当に演技だよね?
・まひるはアニメ版でも華恋追いかけまわしてたけど、今回は性質が違う。ひかりから本音を引き出すために、文字通り追い詰めていく。
・「華恋が怖かった」と本音を漏らしたひかりに優しくなるまひるを見て、心底安心したの自分だけじゃないよね?
魂のレヴュー
・いきなり演劇→天使真矢、倒れても復活するクロ→本音でぶつかりあうの流れ、この二人じゃないとできないのがいい。
・クロ→真矢は「かわいい」で真矢→クロが「美しい」ってお互いを形容するところホンマ…
・真矢のThis is 天堂真矢!ポジションゼロ…→カキーン!!が好き。「舞台の理を曲げるのか」って言った真矢のマジ顔好き。
華恋関係の感想
・実は内気なの知らなかった。一歩間違えればひかりと共依存みたいな関係になってたのかな。
・華恋の中学までの努力を見ると、やっぱり根は真面目な子なんだと思う。しかし入学以降は目標がなくなってしまったという感じなのだろう。
・ラストはひかりを越えたいという意思を見せてくれた。ひかりに舞台を教えてもらう→ひかりと一緒に舞台に上がりたい→ひかりを越えたい、という成長の変遷。スタァライトを演じきったから空っぽになったと言っていたけど、逆に言えば全て出し切ることが出来た。その上次の舞台で心を満たすことを知った華恋はもう大丈夫だろうという安心感があった。
結局よく分からなかったところ
・今回のキリンって何で野菜でできてんの?
・トマトって何のメタファー?(たぶん舞台少女としての魂とか?)
・なんで大場ななが、華恋の手紙のこと知ってるの?(地下鉄のシーン、「その時舞台少女になったんだね」みたいなセリフ)
・冒頭なんでキリン走ってたの?(上映時間に間に合わないオタクの比喩か?)
おしまい
休み取れたらスタリラ履修してきます。
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