花いけのキホンのキ、こだわるのはどっち!? かびんとはさみの話
花をいけるときに必要なもの
・水をいれられる自立するイレモノ
・花を切るハサミ
まずは、この2つがあれば、家に花をかざることが可能になります。たったこれだけ。
ちょっと詳しくみていきましょう。
★水の入るイレモノ
かびんじゃなくても、飲み終わったあとのペットボトルでももちろん大丈夫。
でもねー、ペコペコしててチープに見えるからなー、、。であれば、そのまわりにクラフト紙や花束がつつまれていたペーパーをまきつけるだけだって、雰囲気がかわります。
(ちなみに写真の青いのは、たしか150円くらいのミネラルウォーターのボトルです。こんな感じなら、そのままでも花瓶になりそう)
ペットボトルをバージョンアップして、ガラスのボトル、そうワインの瓶とかを用意できれば、さらに雰囲気のある、格好いい花飾りができます。
もちろん、それ以外の瓶だってOK。ジャムの瓶や、100円ショップに売っているようなガラスや陶器の砂糖入れみたいなものもいいかもです。
そして、私がけっこう便利につかっているのは、ガラスでできたパスタ入れ(これも100円ショップだったかな)。パスタ入れは、パスタの長さ分だけ高さがあるので、高めにスマートに行けたいときに便利なのです。
ガラスや陶器のピッチャーも、ステキです。
取ってがあることで、視覚的にもおしゃれな感じに見えたりします。
「かびん」をいざ買おうと思うと、どんな形が便利かな?とかサイズはどうしよう?とか、イロイロ考えてしまって、ハードルがあがるようでしたら、まずは、そういう気軽なところからはじめてみましょう。
★チョキチョキハサミ
反対に、はさみは、なんでもいいというわけではありません。
文房具用の長年つかって、刃がこぼれているはさみで花を切るのは避けましょう。
切れない刃で、花の茎を切ると、水を吸い上げるための切り花の生命線である、「導管」がつぶれてしまいます。
なるべく、スパっと切れるはさみを使うことで、花の長持ち加減も変わってきます。
和ばさみをつかっているかたは、切れなくなってきたなと思ったら、刃をといでみてください。
洋の花ばさみをつかっているかたは、切れるはさみかもう一度チェックしてみてください。
また、枝などを切っていると、どうしても刃こぼれがおこりがちです。
花が上達してきて、太い枝なども扱うようになってきたら、枝用のはさみと草花用のはさみと分けるのも、ひとつの手だと思います。
あとは、ナイフも小ぶりで、よく切れるので、ナイフで花を扱うのもいいと思います。
ちょっと使い方にコツがいりますが、慣れるとナイフの方がやりやすいという人もいます。
さてさてここまで読んでくださった方は、最初の質問の答えにたどりついているはず。
手元にきてくれた花たちを、より美しい姿で楽しめますように。
Enjoy your life with flowers.
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?