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在宅勤務の7つの心得

昨今のコロナ感染拡大による対策として、在宅勤務になってから7週目が終了し8週目に入ります。日本の社会では比較的早くに在宅勤務推奨になった弊社。7週間の中で様々な事を試して長期化するこの状況をいかに生産性とモチベーションを保ちながら快適に過ごすかを人体実験的に行ってきた結果、以下の7つの心得で、だいぶ快適なお家オフィス環境ができました。

その1:朝と晩のルーチンを作ると言うこととメリハリを作る

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オフィスに通勤すると言う事で、「オン・オフ」が可能だった人間が、いきなり家で仕事をするとなるとなかなかオンとオフの区切りをつけるのが難しくて、朝起きてだらだら仕事をしてしまうとか、なかなか仕事モードになれない、またはいつ終了すれば良いのかわからず、遅くまでパソコンに釘付けになってしまっていると言うことが起きていると思います。どうしたら「オンとオフ」を切り分けられるのか。ルーチンを作ることです。パブロフの犬の実験と似たようなイメージですが、私は朝は必ず通勤するのと同じ時間に起きて、犬の散歩に行き、掃除をしシャワーを浴びて、お香を焚き紅茶を入れると言う動作を業務開始前に行っています。それを行うことによって、条件反射的に、お香と紅茶で業務開始。そして夜は、犬の散歩に行きストレッチをして、リラックスアロマを焚いてお風呂に入りオフとする。ルーチンであればなんでも良いと思います。業務開始や終了前に一度玄関の外に出てみるのもなんとなく家を出て家に帰る動作のルーチンと似たような動作なので、心理的にオンとオフがしやすいかもしれないですね。

その2:休憩を取る

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オフィスにいる時の自分の1日を思い描いてみてください。おそらくパソコンの前にずーっと8時間座りっぱなしなはずがないのです。誰かと少し会話しに行くや、コーヒーを取りに行く、お昼を買いに行く、トイレに行く、タバコを吸いに行く。なんでも良いのですが、ある一定の時間おきに立ったり座ったりしているはずです。在宅でも同じです。ただ、家にいて「休憩」を取るとなんとなくサボっている感じがして嫌だなと思うと思いますが、オフィスにいても同じです。私は1時間〜1時間半おきくらいに15分から30分程度の休憩をとったりしていました。休憩中何をすれば良いのかというお話はもう少し下の方でいくつかお勧めをリストアップします。それでも6週目、7週目に入ってくるとだいぶバーンアウトしてきてだらけてくる。6週目あたりからは、5kmランをランチ時間や会議や面接の合間に行い、1時間位の休憩をとったりしていました。だらだら仕事をするよりも、時間を区切って休憩をとったほうが脳みそもリフレッシュができて効率が上がる気がします。

その3:上司と一日一回で良いから会話する(週1で1週間のアクティビティの方向性確認もわすれずに!)

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オフィスにいても大事だと思いますが、在宅勤務だと一日上司と会話せずに終わる日があったりしました。なんでも良いんです。元気?こんな新発見したよ!などたわいもないことでも良いと思います。秒刻みで忙しい上司がいる場合もあるかと思います。SlackやなんらかしらのChat機能、メール一本送るでも良いと思います。これをすることにより、上司も安心するし、自分も結果安心できます。それに加えて、私はできれば金曜日(難しければ月曜日)に少し長めに時間を取ってもらって、来週(今週)はこれにフォーカスをしてこう言う事を日々やろうと思っているみたいな話をし、自分の仕事の方向性が間違っていないかの確認をするようにしています。会社の方針がすごい勢いで変わる外資ITではとても大切で、マネージャーさんが伝え忘れていたことなどもそこで聞くことができたりするので、無駄な動きをしなくて済むなと思いました。例えば「あ、そのポジションの採用は延期になったから」・・・おっと、来週フォーカスしようと思っていたポジションではないか!みたいなこともありました。

その4:1日一回15分~30分以上のお散歩またはジョギングに行く

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外に出ると言うことですね。買い物でも良いと思いますし、駅そばにあるスタバにちょっと歩いて行ってみるなども良いかもしれません。あまり密集しているところに行く事をオススメはしませんが、他の人たちとある程度距離を取れるようなところでの長時間のお散歩はオススメです。お買い物の場合は、なるべく長くお店にいないようにしつつも、歩く距離は長めに取ったりと言う工夫ができるかもしれません。例えば最寄駅のスタバではなく、隣駅のスタバまで歩いてみるなど。私は犬の散歩は必ず毎日ありますし、なるべく軽くでも走りに行く事をしているので、出る工夫をする必要性はないですが、1日に1回は外に出るほうがリフレッシュできるだろうなと言うのを実感しています。

その5:ワークステーションを作り、常に整理しておく

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これは、その1のルーチンとメリハリの話に繋がるかもしれませんが、1週間、リビングのソファやベッドの上などで仕事をしていて腰や首が痛くなるだけではなく、なかなか集中できない日々を過ごした人も多いかと思います。私もその一人でした。基本的には自宅はオフの場所で、オフィスがオンの場所と思っていたので、仕事ができる環境になっていなかったのが在宅勤務長期化以前。辛かったです。体がガチガチになるし、集中もしにくかった。そこで、デスクと椅子を買い、ワークステーションを作りました。私のワークステーションはハイテーブルにハイチェアを買い、疲れてきたら立って仕事ができるようにしました。そして、ワークステーションの周辺がごちゃごちゃしていると気が散るので、常に綺麗にしてあります。今のチャレンジは、ラップトップなので画面の位置がだいぶ下にあるため、猫背になりやすい。モニターが必要ですかね。

その6:ウェブ会議にはヘッドセットと照明必須!

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普段はオフィスの会議室でウェブ会議に繋ぐため、あまり気にしていなかった音質。マイク付きのヘッドセットなしでウェブ会議上で話をしていると自分の声が相手に伝わりにくいのと、相手の声も聞こえにくい。ヘッドセットがあれば、その問題は全くない。iphoneを買った時に付いていた物でも全然違います。もう一つ普段のオフィス生活で気にもとめていなかったものが、照明。オフィスの照明って明るいんですね・・・家にいると昼間でもウェブ会議上に映る自分が暗くて見えない事が結構ありました。そこで購入したのがデスクランプ。ウェブ会議中はほぼ自分に光を当てるくらいの角度で使っています。あまりに明るすぎるデスクランプを顔に当てると話している間辛いと思うので、そこはうまく調整すべきですが、肌の色もすごく綺麗に映るし、特に「TV写り」を気にする人にはお勧めです。面接や商談などをする場合、肌の写りが綺麗というよりは、印象の問題だと思いますので、とても明るく印象が良く映るので、そのようなお仕事の方々にはお勧めというよりはもはや必須だと思います。

その7:食事コントロールにご注意を!

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Uber eatsさんの営業範囲に住んでいる同僚などはUber eatsさんの利用頻度が非常に高いです。Uber eatsが悪いと言っている訳ではないのですが、在宅勤務になるとやはり行動量が減るので、食事の管理がとても大事になってくると思います。特に日中のランチは会議がつめつめで忙しいので準備ができないとなると、カップラーメンや、デリバリーで頼めるファストフードになってくると思います。ベーグルをちょっと温めて、サーモンとクリームチーズを乗っけて、プチトマトとフルーツと一緒に食べるとか、これにレトルトのミネストローネスープをチンしてプラスしたりするだけでもより健康的で時間もかからないランチができます。心の健康は体の健康からきます。体に良い物を意識してみると良いかもしれません。それでも、マック好きな私はたまにはマックデリバリーを頼んだりしています。そんなチートデーがあった方が、息苦しくないかもなと思っています。

休憩中にできる事:

基本的にはオフィス通勤をしていた時には後回しにしてしまっていてできなかったことを色々やってみています。

断捨離・模様替え

30分の休憩のなかで、今日はこの押入れとか、今日はキッチンのこの戸棚などと、テーマを決めてちょっとずつやっていきます。お部屋もスッキリしてリフレッシュできますし、素敵なインテリアに囲まれてお家生活もウキウキします。

断捨離したものをメルカリで売る

メルカリの回し者ではないですが、メルカリはお勧めです。断捨離して出てきた元彼にもらったとても高価な物だけど使わない物など、じゃんじゃん売って利益にして、それを使って新しいインテリアや雑貨の購入をメルカリ内で行う。完全にメルカリさんの思う壺ではありますが、要らないものを欲しいと思う人に届けられて、自分は今の自分が欲しいものが買える。素晴らしいシステムだと思います。笑

ストレッチ

5分でも良いので少し伸びをして深呼吸するだけでも気持ちが落ち着きます。ここでお香やアロマを焚いてみても良いですね。

ジョギング

最初の頃は在宅勤務に慣れず、「業務時間内」に走りに行くなんて・・・と思っていましたが、「働く時間」を自分でコントロールする事が大切な在宅勤務。もはや業務時間とかっていう概念はないのかもしれないですね。なるべくだらだらと夜遅くまで仕事することはしないですが、日中にジョギング行った日は、夕方の犬の散歩の後帰宅後、もう少し仕事してから夕飯にするなど自分で調整しています。これからの近未来的な働き方は「オンとオフ」という感覚ではなく、仕事とライフスタイルが融合されていくような働き方になるのではないかなと勝手に思っています。「業務時間内」という感覚は10何年も持ち続けたものですので、取っ払うのは難しいですが、週に1~2回はやってみてます。

ランチを作る

15分〜30分でできるような物を作っています。できる限りパソコンから離れた何かをすることを心がけています。自炊は食事コントロールにも良いですし、一石二鳥!

まだまだ進化し続ける私の在宅勤務の工夫。これからも進化し続けるので、進化系を今度ご報告します!


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