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「都構想」を理解しよう!

※堺に住んでいたころは「堺知るぞー」「という名前で活動しておりました。あしからず。

初めまして!大阪府の堺市在住の女子大生、
堺知るぞーです!

大阪、堺の魅力発信。

そして、政治、経済、歴史に興味ないけど、

わからないことがコンプレックスな方向け発信を、主にインスタグラムで行っています!


ずっと寝てる高校生の弟でもわかるように、今回は沢山の方がわからんわからんと言っている、「都構想」について解説していきます!


(少しでもこのnoteいいなと思ったらハート♡押して頂けると幸いです!)


大阪市民による都構想住民投票11月1日です!(1か月切ってる!)

今回の投票で1票でも賛成が多かった場合、

大阪万博のある2025年の元日に移行となり、
初の政令指定都市の廃止
となります!


私は投票権を持っていませんが、都構想を知っていくにつれて、もし都構想が実現するとなった場合に、

日本中の都市のあり方が見直されることになる
だろうと思いました。


日本人にとって都構想は他人事ではありません。


序盤は大阪市民向けのような記事になりましたが、是非あなたも大阪市民になったつもりで、

最後まで読んで頂けると嬉しいです!

大阪の絡んでくるアイドルオバちゃーン公式webhttps://www.obachaaan.com/


1、都構想を知るうえで絶対に忘れたらあかんこと


ここ2週間程毎日「都構想」について調べていました。


最初は都構想を理解できていたはずなのに、調べれば調べる程全然理解できなくなってきたんですよ。

天王寺駅のスタバで頭を抱えました。

しかし、調べれば調べる程私だけではなく、都構想を知ろうとしている人から知らない人まで、

「いったい都構想は良いのか悪いのか」を全然理解していないことに気づきました。


なぜ、私達は都構想がわからないのか。


それは、沢山の情報に触れているいるうちに、
「自分は一体どうしたいのか」という自分の意志を忘れてしまうからです。


あなたはなぜ都構想について今知ろうとしてるんですか?


あなたは幸せに一生を過ごしたいと思っていて、
それゆえにあなたの住む街が良い街であってほしいと思っているからなのではないでしょうか。

今よりももっと住みよくわくわくする街に成長してほしいと願うからこそ、都構想について知るために、今この記事を読んでくださっているのだと思います!


あなたがもし既に都構想について知ろうとしたけど、結局理解できていないのであれば、


それは数々の報道メディア混乱させられている可能性が高いです。


私達は常に新しい情報に触れる際に、
「その情報が論点とズレた情報でないかどうか」
を判断しないといけません。

例えば、先日報道番組では、先日行われた市民への説明会を話題にし、「都構想の説明会の良し悪し」について討論されていました。



よく考えてみてください。

都構想の「説明会」の良し悪しを知って得るものはあるのでしょうか?

都構想に賛成か反対か、どっちにすれば大阪の成長につながるのか?という市民の選択への迷い(論点)から大きく外れたものだと思いました。



都構想を「大阪の成長戦略」と掲げている大阪維新の会洗濯機メーカー大阪市民お客さんと例えて考えてみます。


洗濯機メーカーが最新の洗濯機を発売した。

もちろんメーカーの自信作なので、

「今あなたの家の洗濯機よりも断然効率的でいいし、デメリットはないよ」とあなた含めお客さん伝えたとします。


しかし、デメリットはないと言われても、例えば「月の電気代はいくらなのか」など、


細かい疑問点
というのは沢山ありますよね。


現状、大阪維新の会は市民からの細かい沢山の疑問答え切れていない

また、答えていたとしてもその答えが拡散されず、



疑問だけが沢山の人の目に触れている
状態なのではないかと思います。


だからこそ、

メディア
中立な立場市民の疑問点解消を報道でするべきなのではないかと思います。

しかし、実際の夕方の報道メディアを目にすると、


まるでわざと市民を混乱させたいのかと思えてくるような、論点とはズレた討論などをしていました。

論点のズレた報道は全く市民の都構想に対する理解につながりません。

だからこそ、


これから都構想の報道を見るあなた、都構想を知ろうとしているあなた忘れないでください!


☆「どっちの選択が大阪の成長につながるか」を常に軸にして考えること。


軸を忘れると、混乱します。(行先を忘れるとと道に迷うし、進めないように)


そして、


☆論点(軸)とはズレてる情報、報道は無視するということ。


論点とズレた情報に触れすぎると、都構想がわからなくなってしまいます。


情報の取捨選択をしてください!



特に都構想反対意見に触れていくと、本当に混乱します。(私は頭を抱える程混乱しました)


混乱した際には、「私の目的は大阪の成長だ」原点に絶対戻ってください。


2、都構想ってなんなん?


それでは、都構想とはそもそも何なのか解説します!

都構想とは、簡単に言うと、大阪維新の会という政党が掲げた大阪成長のための解決策です。


かつては、日本の経済、文化の中心であった大阪の現在のGDP(国内総生産)は東京一極集中によって東京の半分以下になりました。

GDPとはつまり儲けたお金のことです。

例えば都道府県を会社と考えると、大阪という会社よりも東京という会社の方が断然儲かっているということです。


でも、大阪は「副首都」として東京に並びたいと考えています。


東京に並ぶために、成長するために都構想ですること大きく2つ。


①府と市の二重行政の解消

②市を廃止して、代わりに特別4区を作る



二重行政
とはつまり、同じエリアで同じ仕事をするリーダーが2組いるということです。


二重行政の最悪ポイント


・府と市が仕事を奪い合うことがある

・府と市がバラバラの成長戦略を練ってややこしい(バイト先に2つ仕事マニュアルある感じ)

・府と市が一緒に大きな事業をしようとすると、お金の問題で揉める。

・結果的に成長につながりそうな事業の計画が揉めることで消える。(成長の道途絶える)

大阪府と大阪市の仲の悪さというのはかなり有名で、歴史も長いようです。


これは日本で2番目に面積が狭い大阪府に、都道府県とほぼ同じ権力を持つ政令指定都市があること原因だと言われています。


現在、吉村府知事と松井市長はたまたま同じ政党で、同じ政治の方針を持っているので、府と市が仲良く力を合わせて事業を進められている状態です。

今は良くてもまた府と市の関係が悪くなりかねない。悪くなりやすい環境にあるということです。


だからこそ、大阪市を廃止して、府とちゃんと仕事の役割分担をする特別4区を作ります。

特別4区というのは、大阪市4つのエリア(区)に分けたものです。


現在、大阪市民には府知事、市長、区長という3人のリーダーがいます。

しかし、この内の区長には、税金を何に利用するか決める権利はありません。



なぜなら、区民に選挙で選ばれたのではなく、議会で任命された方が就任するからです。(not 公選制)


選挙で選ばれた者のみに税金の使い道を決める権利があります。(予算執行権)

つまり、大阪市は現在24区に名目上分かれていますが、大阪市民240万人の税金の使い道の決定権を持つのは大阪市長一人のみです。(市民の意見が届きにくい)

しかし、新しくできる特別4区の4人の区長というのは、区民による選挙で選ばれるので(公選制)、区民の税金の使い道を区に応じて考えて使うことが出来るようになります。


今まで1人だった市長が4人に増えるようなものなので、住民の声がより届きやすくなります。


また、何事も市一律というルールもなくなるので、区の住民に合わせた街づくりが行われるということで、住民サービスが上がる大阪維新の会は主張しています。


3、そもそも政令指定都市の誕生秘話が面白い!


都構想を語るうえで欠かせないと思っているのは

政令指定都市の誕生秘話
です!


あなたはどのようにして政令指定都市ができたかご存知でしょうか?


面白いので見て行きましょう!



現在日本には20都市政令指定都市に指定されていますが、

最初に政令指定都市に指定されたのが、大阪市でした。(名古屋市、京都市、横浜市、神戸市、大阪市の五大都市同時に)


桑田佳祐さんが誕生した1956年にはじめて政令指定都市が誕生したわけですが、


元々は政令指定都市ではなく「特別市」というものができるはずでした。


「特別市」とは、府県から完全独立した市のことです。

高度経済成長期に差し掛かった頃、大都市は街づくりを全て自分たちで自由に行いたかった。

だからこそ、府県からの独立を望みました。

しかし、5大都市を抱える府県は大反対!

なぜなら、府県側からすると大都市に完全独立をされてしまうと、大都市からの税収がなくなってしまい、残った地域の弱体化につながってしまうから。(住民サービスが下がってしまう


実はもう一つ「特別市」を作ろうとした理由があります。


それが、府県に大都市があると、二重行政になって効率が悪くなるという懸念があったから。(既に懸念されていた事実)


「特別市」設立の賛成派と反対派で揉めた結果、

落としどころとして、府県に属するけどほぼ自治が行える政令指定都市が、「特別市」の代わりに誕生しました!

つまり、政令指定都市というのは二重行政に陥りやすいという側面をもって誕生しています。


結局、大阪の場合は二重行政の厄介な面の方が目立ってしまったので今回の都構想でなくそうとしているわけです。


3、市民の疑問に答えたい


序盤で話したように、報道メディアは中立に市民の疑問を解決する役割を全然果たせていません。


ここでは、少しでも現状私が知り得る市民の悩みを解決できたらいいなと思います。


まず始めに、市民の一番気がかりなこと!

お金と住民サービスについての疑問を解消したいと思います!


沢山疑問はあると思います。


大阪維新の会の話を聞いている限り、

都構想によって変化すること4つです。



①形式上、市がなくなって区が出来る。

②府と区で仕事分担になる。

住所が少々変わる。

④市長選挙なくなり、区長選挙ができる

現段階では4つだと思います。


税金に関してですが、

今まで市がしていた仕事が区と府に分担されるので、税金もその仕事で必要な分が分担されます。

大阪市民は特に大阪府に自分たちの税金が行ってしまうことに難色を示している方が多いですが、


府に行った税金
が何に使われるのかは見える化すると松井市長はおっしゃっています。

つまり、大阪市民の心配は市民の税金の行方が不明だから、心配なわけですが、


何に使われるのかは確認することが出来ます
(府は税金を無責任に使えない)


大阪市以外の地域で大阪市民の税金が使われるのが嫌だという反対派の意見を目にしましたが、大阪府が大阪市というエリアに投資しないわけないと思います


実際に、バーチャル大阪都といって、まだ都構想は実現していないけど、府と市が一緒に事業を進めたらこんな大都市開発ができるんだよという政策が打たれています。


代表的なのが、天王寺駅の天王寺公園にある「てんしば」です。


元々、大阪市が管理していた公園でしたが、無許可のカラオケ屋台が占拠していたり、観光客が近寄り難い雰囲気でした



しかし、2015年10月にあべのハルカス運営している近鉄不動産との官民連携事業によって、素敵な公園「てんしば」が完成しました。


(私はてんしばが居心地良くて大好きです!)


例えば、「税金は上がるのか?」「水道代は上がるのか?」などの疑問がありますが、収める税金は都構想になるからといって変化しません。(今後何が起こるかはわからないですが、都構想になるからといって変化することはないそうです。)



また、今ままで使っていた区役所に今まで通り通えるし、市が4区に分けられたからといって、他の区のサービスが受けられなくなることもないし、バスの敬老パスも変わりなく使えます。


変わることは4つです。
(他に見つけたら追記します)


4、大阪市の周辺地域はどうなるの?


都構想が決まると、隣接している市は住民投票なく議会の決定のみで特別区に移行してしまうという、



安を煽るような広告を見ました。


(実際に住民投票なく移行が可能なのかは現在調べている最中です。)



大阪市に隣接している市の内、政令指定都市であるのは「堺市」のみですが、

堺市は現堺市長が次の堺市長選以降必ず住民投票をして特別区に入るか否かを決めるとおっしゃっています。



日本中の市は、

人口の規模
で、政令指令都市中核市普通の市(町村)3つに分かれています。


つまり、人口が多ければ多い程、中核市、政令指定都市に指定されていき、自治の幅が広がっていきます。


今回都構想でできる特別4区東京23区中核市と同様の権限を持ちます。


つまり、堺市以外の隣接市は権限自体、特別区に移行しても権限は変わらないということです。

なので、特に過剰に煽ってくる広告には、




必ず疑いの目を持ってほしいです。


5、最後に伝えたいこと(一番読んでほしい!)



ここまで読んでくださった方はどうだったでしょうか?


要求、疑問が残る場合、私もまだまだ調べている最中なのでコメント、インスタのDMなどで教えてくださるとありがたいです!



最後に私の意見をまとめたいと思います。


都構想を進めるにあたって、初期コストが約241億円かかると言われています。



・「初期コストが高すぎる!

・「コロナが流行って困っている人が多いのになぜ今するんだ!

・「都構想にお金使うくらいなら住民サービスを上げろ!



といった意見を多く目にしました。


私は今回都構想について調べて一つ思ったことがあります。


それは、
「府も市も一つの会社なんだな」ということです。


会社が成長するために新製品を作ろうとした場合、初期コストというのは絶対にかかってきます。


「都構想にお金を使うくらいなら住民サービスを上げろ!」という意見は、




「新製品発明しなくていいから従業員の給料を上げろ!」
と言っているのと同じなのではないかと思います。



確かに、新製品が成功するかどうか分らないのだから、それなら給料をあげて欲しいという考え方はすごくわかります。


しかし、新製品を作るのと、給料が上がるのとを天秤にかけた時、





どちらの方が会社の成長につながるのでしょうか?


また、あなたのお父さん(または息子)がもし大企業の社長になったからといって、一生安泰の保障はないように、


何事にも絶対の正解はないと思います。


だから、都構想賛成派、反対派、どっちが正解かなんていうのはないと思います。



また、失敗があるからこそ学べることがあると思っています。


有名な話で、掃除機のダイソンは5127台の試作機、すなわち5127回の失敗を経て誕生しています。




あなたも失敗から学ぶことは、
生きてきて何度もあったのではないかと思います。(ティッシュを洗濯しちゃった時びっくりしたな)



「都構想」が成功するかどうかは誰にもわかりません



なぜなら、まだやってないからです。


そう!「都構想」は告白直前のアナタです!


失敗するかもしれないです。

しかし、たとえ失敗したとしても長い目で見ると、

その失敗は成長へのステップになると思います



私達の生活を考えた時、大阪の成長を考えたとき、
将来に向けて新しいことに挑戦したいのか、したくないのか。

これが今回都構想の賛成派と反対派なんじゃないかなと思います。(なぜなら反対派から成長戦略が見えてこないからです。)



現状維持は時代に合わせて変化するからできることだと思っています。



賛成に投票する人も、反対に投票する人も、



是非目先の利益にとらわれず、長い目でみて成長すると思った方に投票できたらいいなと思います!



💛💛


今回、都構想2020について調べることは、私の政治興味ないけど、わからないことがコンプレックスから脱却の第一歩でした!


少々至らない点があったと思いますが、少しでも理解のお役に立てたら幸いです。



少しでもこのnoteいいなと思ってくださった方は、右下のハート♡を押してくださると今後の励みになります!!


お優しい方どうぞご協力お願いします!!


あと、毎日投稿していますインスタグラムフォロー是非よろしくお願いいたします!!(わからないことがコンプレックスな方!一緒に克服しましょう!)

@sakai_siruzo で検索で待ってます!!


それでは、今日も良い一日をお過ごしください!


☆おすすめサイト☆


・都構想についてもっと詳しく知りたい方

大阪維新のサイトの無料漫画で理解できます。

・世論調査、みんなの疑問が知りたい方

質問もできます(返答はいつされるか不明)

サイトの補足

・反対派が説明する都構想

「都構想とは」で検索すると、一番上に出てきますが、反対派のサイトです。

(反対派が書いたと書いてないあたりがいやらしいのでおすすめではありませんが、反対派のサイトであることは知ってほしいです。)






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