やっぱり行き着くところは公衆栄養学。

最近、甲田光雄さんや南雲吉則さんの本を読むことが多いkina。
健康について考える時に、同時に考えてしまうことは「健康になることは良いことだけど、それが地球に負荷を与えたり、他人が食べるべきものを奪っていないか?」ということだったりします。
この考え方は公衆栄養学と言われているものらしいのですが、甲田光雄さんも、南雲吉則さんも、お医者さんとしてそこまで踏み込んで話をしています。

一番わかりやすいのは牛肉ですか。
牛肉の可食部分を1kg生産するために、穀物を8〜13kg必要とするのです…。
当然、同じ量の牛肉を食べるより穀物として食べた方が、よりたくさんの人に食糧が行き渡ります。

また、日本は東南アジアから養殖エビを輸入していますが、そのエビを養殖するために田んぼを潰しているわけですが、エビを養殖するために使う田んぼに海水を入れるため、当然その後コメを育てる田んぼにはなりません。
それなら、輸入のエビを食べないことでこれ以上の養殖を控えてもらう方がその土地の人のためになるように思ったりします。

kinaは食べることが大好きなので、これからも美味しいものをたくさん食べるつもりではありますが、公衆栄養学を意識した、美味しいものを食べようとも思っています。

美味しいものを食べたい、というのはkinaだけの話でもないわけですから。

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