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保育園、小規模で良かったこと

3年間通った小規模保育園を息子が卒園しました。振り返って、小規模で良かったこと、よくなかったことをまとめようと思います。

よかったこと

・学年を超えた交流が日常
・先生との距離が近い
・のんびり

多少通っていた保育園がたまたまそうだった、というのはあるかもしれないけど、一人一人手厚く保育していただけたと思う。0歳クラスの時は、帰ってくると先生の匂いが子供からしてきて「たくさん抱っこしてもらってるんだなぁ」と嬉しくなった(先生の匂いがきついとかではない)。お部屋が少なかったので、基本的には0歳から2歳のクラスが全員同じフロアにいて、お兄さんに遊んでもらえた、赤ちゃんのお世話したというエピソードもあった。この辺りは今のコロナ禍だと「うーん」と感じる人もいるかもしれないけど。もちろん、まだお座りができない0歳クラスは、小さいころは仕切りの向こう側にいました。

4月から転園して普通?の就学前まで通う保育園に入りましたが、朝の時間はとにかく先生方が忙しそうです。まだ慣らし保育の時期なので、ほぼ全員同じ時間に登園するから仕方ないのもあると思うけど、小規模の時みたいに朝の時間、一言二言会話できるのはよかったなぁと感じてます。

よくないこと

・卒園が早い
・地域によっては転園に苦労する


当たり前ですけど3歳の時にお友達との別れを経験します(汗)。入園した時は「3歳なんてそんな悲しくないでしょ」と思っていましたが、2歳クラスにもなるとお友達の名前を覚えて一緒に遊ぶようになるので、その日常が終わってしまうという点が超絶寂しいです。子供は卒園のときは「もう今一緒にいるお友達と、これから毎日会うことはない」ということは理解していませんでした。普通に来週も保育園で遊ぶと思っています。そこが残酷で悲しい。小規模園に入れて最も後悔したのは、「3歳の子に「理解できない悲しみ」を与えてしまった」という点でした。転園して初めての休日に近所の公園に行ったら、小規模のお友達がいて、たくさん遊んだ帰り、「また明日保育園で遊ぼうね」と手を振っていました。この「明日」はもうこないんですよね。小規模じゃなかったらまだまだ3年一緒にいられるし、小学校が一緒の子も何人かいるでしょう。小規模の転園だと小学校で再会しても覚えているかどうか。なんとも言えない気持ちになりました。

転園ですが、私の地域は小規模卒園児は連携園という地域の保育園に優先して入れてもらえます。人数の縛りはありますが、ほぼ希望した園に入れるそうです。もちろん、中には2歳クラスから3歳クラスで追加人数を持たない園もあるので、そこについては運頼みになります。また、どこの地域にも人気園というのはあると思います。0歳入園でも兄弟枠で埋まってしまうとかね。上の子の保活のときも、園庭ありの保育園は大人気で、4月生まれでも入れませんでした。そんな人気園も、小規模からの転園であればほぼ無敵状態でいけるということで、敢えて小規模に入れるのも策だと、市の保育コンシェルジュさんから聞きました。

…、で転園して数週間が経ちました

この記事。もともと4月1日の慣らし保育中に書いていたのですが、慣らし保育のバタバタが続き全然書けず、今は2人がようやく夕方まで預かってもらえるようになって書いてます。最初は上の子も寂しそうだったり、下の子も泣いてばかりでしたが、今は2人とも泣かずに元気に通っています。これから下の子はバンバンお休みするのでしょうね。でもなんとなく、上の子というある意味保菌者と生活を共にしているので、1人目よりは強いのではと淡い期待も持っています。今でもたまに小規模園でのお友達の名前は出したりします。お休みの日に近所の公園に行ったとき、小規模園の子で偶然会って久しぶりに楽しく遊びました。しかもその途中にも他の小規模時代のママから連絡があって「いま〇〇公園います!(ほかの小規模時代のお友達)くんも来るよ!」と、嬉しい連絡でした。たった3年だったけど、すごく有難い縁を繋げたと感謝しています。

今年はコロナで保育園の空きはかなりあって、小規模の人気は低そうですが、それでもまだまだ厳しい保活事情。小規模園も悪くないですぞ、というお話でした。

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