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記事を書き始める理由|サマータイムレンダを理系オタクがフカンしてみた #01

はじめまして。
理系オタクのフナギと申します。

これが note 初投稿なのですが、僕が最も大好きな漫画、「サマータイムレンダ」の魅力を広め、作品を応援するために、記事を書くことを決意しました。初めての文章で拙い部分もあるかと思いますが、読んでいただけると嬉しいです!

サマータイムレンダとは

サマータイムレンダ全13巻(筆者撮影).

「サマータイムレンダ」は、集英社の「少年ジャンプ+」で、2017年10月から2021年2月まで毎週月曜日に配信された作品です。
コミックスは全13巻が販売されています。
作者は田中靖規先生で、過去には「瞳のカトブレパス」や「鍵人 -カギジン-」を「週刊少年ジャンプ」本誌で連載されていました。

作品のあらすじは、以下となります。

「潮が死んだ一。」
幼馴染・小舟潮の訃報を聞いた網代慎平は、2年ぶりに故郷である和歌山市・日都ヶ島に帰ってきた。
家族や友人との再会。滞りなく行われていく葬儀。
しかし、親友・菱形窓は「潮の死には不審な点があり、他殺の可能性がある」と慎平に告げる。
翌日、近隣の一家が突如として全員消えてしまう事件が発生。
時を同じくして、慎平はある不吉な噂を耳にする。
「自分にそっくりな“影”を見た者は死ぬ。影に殺される一!」
さらに、潮の妹・澪が「お姉ちゃんが亡くなる3日前に影を見た」と言いだして……!?
紀淡海峡に浮かぶ夏の小さな離島で、時をかけるSFサスペンスが、今幕を開ける一!

出典:田中靖規/集英社・サマータイムレンダ製作委員会, “TVアニメ『サマータイムレンダ』”,<https://summertime-anime.com>, 2021年12月5日アクセス.

少年ジャンプ+ での総閲覧数は2021年12月5日現在、1億3000万回を超えており、少年ジャンプ+ の中でも特に人気を博している作品です。

さらに、来年2022年にはアニメ化も決定しています。監督は渡辺歩さん(ドラえもん、宇宙兄弟など)、シリーズ構成・脚本は瀬古浩司さん(進撃の巨人、呪術廻戦など)、主人公の網代慎平役は花江夏樹さん(鬼滅の刃の竈門炭治郎役など)といった、アニメ界のアベンジャーズによって手掛けられることが発表されており、原作完結後も大きな盛り上がりを見せています。

以上のように、サマータイムレンダは、今、最もアツい作品のうちのひとつであると言えます。

作品の具体的な魅力については、次回の記事で存分に語りたいと思います。

僕とサマータイムレンダ

僕は幼少期から漫画が大好きで、今まで沢山の作品に触れてきました。
その中でも、僕が自信を持って「最も好きな作品」と言えるのが、このサマータイムレンダです。

本作品との出会いは、数年前に遡ります。当時、タダで漫画が読める夢のようなサービス「少年ジャンプ+」をたまたた見つけ、いろんな作品を漁っている最中に、連載中だったサマータイムレンダに一目惚れしました。

それ以降は作品に夢中になり、作品が更新される毎週月曜日を、いつも楽しみに待っていました。
余談ですが、あの頃の憂鬱な週始まりを乗り越えてこられたのは、本作品に元気づけられ、勇気づけられたからだと思います笑

また、最終回を読んだ後は、作品がハッピーエンドで終わった嬉しさと、作品が終わったロス、アニメ化等の喜びで、恥ずかしながら、ひとり大泣きしました。

それくらいには、本作品が大好きです。

理由1:サマータイムレンダの魅力を広めて、作品を応援したい!

本作品の原作の完結は、2021年2月1日です。
それでは、僕はなぜ、完結から10ヶ月経った今、記事を書き始めようと思ったのでしょうか。

理由の1つ目は、来年のアニメ化に向け、「サマータイムレンダの魅力を広めて、作品を応援したい」からです。

前述のように、ジャンプ+の総閲覧数が1億3000万回(全177話)など、一定の人気を得ている作品ではあるものの、例えば同じジャンプ+で連載中の「SPY×FAMILY」は2021年12月5日現在、総閲覧数2億6000万回(56話時点)と、2倍の差があります。

この数字が何を表しているのでしょうか?
SPY×FAMILYが、サマータイムレンダの2倍面白いということでしょうか?

僕は、そうではないと思います。
なぜなら、作品の価値は、閲覧数といった数字だけで測れるわけではないからです。

僕はこの数字の意味を考えた時に、サマータイムレンダは、本当はもっと人気になって良い優れた作品なのに、過小評価されているのではないかと思っています。

もちろん、難解な設定、ホラー演出など、作品のターゲット層が絞られる部分は仕方ありませんが、作品を知らない人、作品の魅力に気づいていない人は、世の中にまだたくさんいると思います。

そこで、少しでも多くの人に作品の魅力を発信し、作品を応援したいと考えました。

これが、僕が本記事を書く理由の1つ目です。

理由2:ファンの人にさらに作品を好きになってほしい!

先ほどの理由が、本記事の執筆を決意した動機ですが、せっかく書くなら、既にサマータイムレンダが好きな人も楽しめる記事にしたいと考えました。

ということで、記事執筆の2つ目の理由は、「ファンの人にさらに作品を好きになってほしい」です。

本作品は、「影」や「タイムループ」の複雑な設定、至る所に張り巡らされた伏線によって、やや難解なストーリーとなっています。
理系オタクの僕でも、コミックスを複数回読み直して、「ここの伏線はこういう意味だったのか」と気づくことがしばしばあります。
ですので、本作品で難しい部分を、理系の知見を活かしつつ分かりやすく解説し、ファンの人がさらに作品の理解を深められるような記事を書いていきたいです。

また作中には、説明が不十分だったり、明示的に説明されなかった設定も存在します。例えば、「結局シデはどうやって動いているのか」、「結局シデはどうやって肉体を保存したのか」などが挙げられます。
このような疑問に対しては、僕自身の仮説も交えながら、マニアックに考察できたらなと思います。

これが、僕が本記事を書く理由の2つ目です。

記事の難易度分け

以上の2つの理由を満たす記事にするために、記事の難易度を次の3段階に分けたいと思います。

難易度:易(サマータイムレンダ未読者と既読者の両方が対象、作品関連の情報発信が目的)
難易度:中(サマータイムレンダを読んでいるファンが対象、作品の理解を深める解説が目的)
難易度:難(サマータイムレンダを極めるマニアが対象、作品の超マニアックな考察が目的)

それぞれの記事の冒頭にこの難易度を記載しますので、ご参考にしてください。

まとめ

以上のように、僕が本記事を書き始める理由は、「サマータイムレンダの魅力を広めて、作品を応援したい」、「ファンの人にさらに作品を好きになってほしい」の2つになります。

本作品の主人公、網代慎平は、物事を客観的にフカン(俯瞰)し、分析する癖があります。
僕も慎平に倣って、サマータイムレンダをフカンし、多くの人に魅力が伝わるような文章が書きたいと思い、マガジンのタイトルを「サマータイムレンダを理系オタクがフカンしてみた」と名付けました。

なお、作中のセリフや絵を引用することがありますが、これは自説を述べるためであって、ネタバレ目的ではありません。
本記事を読んで、少しでもサマータイムレンダに興味を持ってくださった方は、ぜひ原作およびアニメを見ていただきたいです。
そこで本作品のことが好きになってくれると、僕は作品に貢献ができ、とても嬉しいです。

次回は、作品の魅力をフカンしようと思いますので、ぜひお読みください!

見出し画像の出典:サマータイムレンダ公式Twitter,<https://twitter.com/summertime_PR>, 2021年12月5日アクセス.

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