自分の心が動くとき

自分の心が動いたとき、震えたとき、どうしていますか？

久しぶりに、そんな出会いがありました。

自分の大切なものに、気づく。そんな出会いです。

驚くこと、面白い人、素敵な人、かっこいい人、いろんな人に出会うけど、それは相手のこと。

人に出会って、自分自身が内側から引き出される。
自分の大切にしているものに気づく、心の隅に秘めていたことに光が当たる。

圧倒的な存在におののく、価値観がひっくり返りそうになる、自分の使命を感じる、自分の運命の糸口が見つかる。

鬼滅の刃で言うと、自分の「隙の糸」が見える感じ。（相手にも自分にも攻撃するわけじゃないんだけどネ）

今自分が動いた、震えたこの心を過去のできごとに照らし合わせる。色んな角度から眺めてみたり、触ってみたり、遠ざけてみたりする。

今の心がこんな感じ。
柔らかくて自由自在なスライムのような感じ。

この出会いで、私はまた少し自由になった。
自分が自分で覆っていた殻のような、巣のような、皮のようなものが、ひらりと舞いながら脱げていく感じ。

自分らしくいられない、生きづらさを感じていた自分に一点の明かり窓が見えた。そんな不思議なキモチです。

こういった自分をいつもは、あまり出さない。
わかりにくいし、言葉にならないし、感覚的だし、ときに意味不明だから。

自分は現実的だし、言葉にして相手に説明するのが好き。
でもこれも一辺でしかないんだよね。

「自分らしさってなんだろう」
「自分の運命ってなんだろう」
「自分が託された使命ってなんだろう」

そんなことに思いを巡らせる。

木々の合間から太陽が見える、木漏れ日のような。

春の訪れを感じさせる、あのふわっと香る花のような。

夏の終わりを感じさせる、切ない夕方の風のような。

秋を感じる金木犀のふわっと広がる香りのような。

冬の寒さをツンと感じる、早朝のような。

その一瞬の「感じるセカイ」が今の自分に広がっている。

きっと今この感じているセカイも、一念三千で移り変わり形を変えていくんだろうな。

この出会いを、ご縁を大切に。
そしてこの温かさを広げていきたいと思った。