作品うだうだ語り「機動戦士ガンダム 水星の魔女」
書いている今は10/17なので、プロローグ+3話+ゆりかごの星での話。
先んじて書いておいた方がよくね?という思いからいろいろ書いていこうと思いました。
筆者のガンダム遍歴は
・初代が途中(面白いけど母に戦うんじゃないと言われるあたりの精神ダメージで止まっている。そのうち続きを観ます)
・鉄血途中(多分40話くらいまでは観たはず。ヤクザ物への適正が低すぎてローに入ったので断念)
・ビルドファイターズ、トライ(これらは結構好き。ガンプラの解説とか見るの面白かった覚えがある。初代とか本当にいいバディ物だった)
・ダイバーズ(本当に面白くなかった。電子生命体の扱いがめちゃめちゃなのと、ただただ人の話を聞かない奴らの集まり。リライズは面白いらしいがこれのせいで観れていません)
・サンダーボルト(超絶面白い。ジャズとともに現れるガンダムが本当に怖い)
といった感じ。見返すと偏りとんでもねえ。
なのでガンダム作品として、みたいな側面の話はさっぱりできません。
プロローグから本編にわたるまで
いったんプロローグ見てみるかぁって思いながら見たわけなんですけど、えらく面白かったんでドハマりしているところでございます。
セットアップとしてキャラクター(これがスレッタなのかは疑問の余地が残っているが、少なくともその系列のものたち)抱えているものが明確に示されたし、GUNDアームを巡る推進派と否定派の理由が両方ともわかるプロローグだったなという感じ。
向こうに何がいるのかわかりようがない無邪気な子供が、もしもガンダムのようなものを動かせてしまったら、というのは初代の切り口を変えたような部分があるかもなぁと思いました。
相手も人間というのは、初代で言えばランバ・ラルあたりの話だと思うが、これはプロローグであるためそこに至る話は描かれていないんですよね。そのあたりどういうルートをたどったのか気になる。
スレッタは割と向こうに人が乗っていることを明確に理解しているので、もしこれで虐殺したことを覚えていたらそれはそれでめちゃめちゃに怖い。
主人公に対しての謎が広く取られているが、当の本人はお母さんが好きで純粋ないい子なので、視点としての不明瞭さがあまりないのはとてもいいなと思います。
水星の魔女全体の話。そして劣悪家庭環境
学園を舞台に親子の確執がめちゃくちゃ書かれているし、今後もそういう話をしていくのだろうなと。
家族大好きでお父さんがいないスレッタからすると、家族嫌い、特にダブスタクソ親父なミオリネを理解できず、また逆も然りといったように衝突の理由がもう明確に準備されているし、今後どうなるのかがとっても楽しみです。
でも親からの期待が唯一あるスレッタ、既にその期待が呪いめいていることがはっきりしているのでとっても最悪じゃないですか?
スレッタの目的が「楽しい学園生活」
ミオリネの目的が「ここからの脱走」
というように反対の目標を掲げているので、これがどういう方向へと変化していくのか、という部分にも注目していきたいです。
親に縛られない、という着地をしていく気はするので、学園で本当に楽しく過ごせばそれ自体がすべての解決といえばそう。だがお母さんがどう出てくるか。
考察のような予想のような妄想
少し途中でも触れたけど、エリクト≠スレッタ説は現状置かれている情報からだと割と感じます。
・トマトは食べられないけどイチゴの乗ったケーキは食べられる環境
・GUNDフォーマットを幼少で使ったけど無事
・周りの人が割と老いた
とかいろいろな部分を通過しないとイコールで繋げないんですよね。
その辺適当だった、とするには苦しいし、別人であるというのが筋かなという気はします。
そうなるとスレッタはどこから生えてきた問題ですが
・プロローグ事件時おなかの中にいた説
・そもそも一世代後の話。エリクトの子がスレッタ
・GUNDフォーマットを動かすために作ったエリクトのクローン
などなど考えられます。どれでもろくでもない。
割とクローン系が一番ありそうだと思います。「戦争は人間同士でやれ」っていう思想に最も相反する形なので。
学園に行かせることでなおのこと「彼女が人間でないように見えますか???」っていう煽りをしたときの説得力が増すわけですし。プロスペラ最悪では?(想像上の話)
スレッタ側も謎まみれですが、エアリアルくんも謎が深い。
エアリアルくんに意思がありそうなこと、同期させるシステムであることから考えて、エリクトはGUNDフォーマットに取り込まれちゃって自立システムになったので、搭乗者へ負担がかからなくなったとかいう闇のシステムであるのが今のところ僕の中では優勢です。
これも「GUNDフォーマットは人間でできています」によりとんでもなく最悪になるからが理由です。
あとエアリアルくんが健気で可愛いからです。これで完全人工物は嘘。
……このように最悪の想像をすればするほど、結果としてミオリネ父が真剣に考えてやったのでは?みたいな気持ちが上昇してくるんですよね。
中盤から後半あたりでミオリネ側が急上昇したとき、ぐちゃぐちゃなスレッタを引き上げることができるのはミオリネなんだよな。頑張ってくれミオリネ。
でもエアリアルに乗れなくなったスレッタの代わりに乗るやつだけはやらないで。全てを失わせる最適解だからこそやめて。
締め。まとまりはない
そんなこんなで今後も「水星の魔女」楽しみでございます。
まだ学園生活を送っていないし、登場している人々もほとんど触れられていないのでそういった方向も早く観たいなと思っています。
生まれに左右されるなみたいなそういう広いテーマを扱う気だと思いますので、ちゃんとうまくやってほしいなぁという気持ちです。
現状10点満点中20点なので、このまま30点を目指してほしいです。
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