日記:「正義のハッカー」に憧れて 2022/10/28

ハッカーってかっこいいよな、とずっと思っている。
パソコンカタカタカタカタしてサイバー空間で戦うすごい人たちのこと。

ハッカーっつっても、いわゆる「正義のハッカー」とか「ホワイトハッカー」「ホワイトハットハッカー」とか呼ばれる類いのやつだ。
合法でハッキング行為を行う、サイバー世界のスペシャリストたち。
僕はサマーウォーズを見てハッカーになりたくなったので、悪に対抗するハッカーってかっこいいな〜と思っている。

そういや悪いハッカーのこと「クラッカー」って呼ぶ話、全然広まってる気がしないな。
個人的には「ブラックハットハッカー」の方がかっこいいと思う。黒い帽子。いいよね。長いけど。

IT技術者になろうと思ったのも、ハッカーに憧れたからだ。
なんで? かっこいいから。
感性が未だに14歳ぐらいから成長できていないし、なんならモチベーションとしては5歳くらいに近いのかもしれない。

今やってる仕事はハッカーとはかけ離れてるが、依然としてハッカーへの憧れは持ち続けている。
だってかっこよくない? パソコンカタカタカタってしたいじゃん。

一応システムエンジニアっぽいことはしているので、
創作物におけるハッカーが実際のものとはかけ離れてるのも察してるが、
憧れは別だ。ハッカーはかっこいい。
フードを目深に被る怪しげなハッカーもいいし、相棒に出てくる青木くんやその同僚みたいな公務員然とした技術者もかっこいい。

僕は、ハッカーってかっこいい、という気持ちだけでIT業界にいる。
そういう大人もいるんだ。14歳の時の自分に教えてあげたいな。

いや、普通に「しょうもな」って言われるかもしれないな。
14歳の頃の自分は平気でそういうことを言うやつだった。
自分にだったらますます容赦ないだろうし。
それでもいつかこういう大人になるんだぞ。

と言いつつ、自分が大人って実感は全然ない。
年金とか保険料とか所得税とか払ってることにもまだ納得いってない。
まだ高校生グループに紛れられる気がしている。(全然そんなことはない)
心が14歳のまま年齢と社会的責任だけが増えていくの、嫌すぎる。誰か助けてくれ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?