日記:刹那的に生きてナンボじゃ 2022/10/25

にわかに寒くなり、冬の気配を感じる。12月並の気温だとか。風には雪のような匂いが混じっていた。

この気温差はあまり心身にいいものではないと思うけれど、地球が思いっきり換気しているみたいで面白い。

考えてみたら、馬鹿みたいな量の風を回してる地球のパワーはすごい。
地球の気圧だの気温差だのに日々振り回されている矮小な身としては、こんなのどうにもならないよな、と感心しきりだ。

この時期は仕事も、やれ下半期の目標だ、やれ人事異動だと慌ただしくなる。
「目標」というものに目を向けざるを得なくなるから、毎回げんなりする。

僕は目標というものがあまり好きじゃない。
その場しのぎの人生を送っているから、一瞬の心変わりで進路も変えてきた。

半年後がどうとか、考えたくもない。
明日だってどうなるかもわからないのに。
まあ具体的に想像できるところならまだいいんだけど、数年後とか、下手したら10年後とか、聞いてどうするんだ。
絶対その通りにならないぞ。

明日死ぬかもしれないのに、
無事に生きてることを前提に未来を考えるのがかなり苦手だ。
別に悲観しているわけじゃなく、それこそ捕らぬ狸の皮算用な気がするし、
無事にその通りに生きたとして、なんか面白いのか?と思っている。

思えば、中学のタイムカプセルにもそんなことを書いた気がする。
絶対に開けたくない。性格の悪いことを書いたことはしっかり覚えている。
というか、もうとっくに開いてるんじゃないか?
20歳に開けるって言ってなかったっけ?
もしかして同窓会とかあった?
あった気がするな。同級生のグループ入ってないから連絡来ないし。

心優しいだれかが、焼却処分してくれたことを願うしかない。

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