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プロレスデビュー6年目だった2023年を振り返る

いつのまにかそんなに経ってたんですね。おどろきました😱

これまでもよく、なんでプロレス始めたんですか?
と、よく聞かれますが、
なんでもなにも、幼いころから生粋のプロレス・格闘技ファン🔥
プロレス・格闘技とともに育ったと言っても過言ではないのです。

野球とプロレス・相撲観戦が趣味で
アントニオ猪木さんと同じ誕生日なのが自慢の祖父と

夏休みの読書感想文はプロレスラーか格闘家の自伝で書かせるという
長州力さんとブルース・リーが大好きな叔父の英才教育のもとに育ったのですから。

でも、自分がやることはまーったく思いませんでした。
なぜなら女子だからです。

女子がやってもしょうがない


と、ずーっと思っていたのです。

スポーツはバレーボールや水泳をやってましたが、
中学生になったぐらいの時、
どんなに頑張っても男子にはかなわない、という思いが生まれてきたので
スポーツそのものをやりたくなってしまいました。
小学生までは無敵だったんですがね😁
100メートル走も水泳もケンカも勉強もつねに学校でいちばんでしたから。

で、ほんとうに、ひょんなことから
プロレスをやることになりました。

やってみたらおもしろかった‼️



そんなこんなで現在にいたっています。

はっきりいって、気軽にできるものではありません、プロレスは。
なにしろ危ないんで。
格闘技と比べて一発しくった時の危険度は比べ物にならないほど
プロレスのほうがはるかに上だと思います。
相手の技、攻撃を受けてからの戦いがプロレス。
これに耐えられる頑強な体と精神がまずは必要になります。

頑強な体はトレーニングだけでは手に入りません。
もって生まれたものも必要です。
それに加えて覚えなければならないたくさんのこと、
そしてセンスも必要です。
長い時間、ファンとして培ったプロレスの知識は
実際においては役に立たんことが多いです笑


そんなこんなで
プロレスのためのトレーニングの一環として始めた格闘技。
格闘技歴だけならちょうど3年です。
プロレスの興行の中で組まれたグラップリングマッチが大きなきっかけですが
それから始めた格闘技は
柔術、柔道、キックボクシング、ジークンドー。
そしてMMAにまで辿り着きました。

今年の7月にはあのボクシングのレジェンド、ライカ選手とパンクラスのリングで戦わせていただきました。

私の中では憧れのパンクラスのオクタゴンで戦える🔥
相手はあの女子ボクシング元世界チャンプ、風神ライカ選手🥊
寝ても覚めてもライカ選手のことばかり考えてましたね。
メイウェザーみたいに、私が寝ている間に練習してたらどうしようとか笑

✨憧れのパンクラスでレジェンドのライカ選手と戦える✨

写真は、試合後、バックヤードで📷

ライカ選手の佇まいは歴戦の猛者そのもの
落ち着いていました。

かたや私は・・・集中力を欠いていました。

緊張とかではない、緊張のほうがまだマシだった。
不甲斐ない敗戦でした。

応援に来てくださった皆さん、配信で応援してくれてた皆さん
こんな素晴らしいチャンスを作ってくれた皆さん
練習に付き合ってくれた皆さん

申し訳ございませんでした。

はっきり言って、誰も私が勝てるとは思ってなかったでしょう。
それでも会場に足運んでくれた人
配信を見てくれた人には
少なからず期待はあったと思います。
勝敗でないところにも期待はあるはずです。
それに応えられなかったのが残念でなりません。

もう一度、またやりたい。
もう少し長く、あのオクタゴンの中で戦いたい。
終わった後に思ったことは、まずそれでした。

格闘技を始めて3年、小さいころから柔道やってました、空手やってました、とかじゃない。スポーツエリートでもなんでもない。
そんな人間がこんなチャンスを得た。
極度に心配する人、バカにしてくる人、奇異の目で見てくる人もいた。
いろいろな人がいろいろなことを言ってきた。

やってる本人がいちばんわかるんです。まだ強くなれるって。
そして、イヤなこと言ってくる奴らに対しては

じゃあ、お前は、
私とまったく同じ条件で、まったく同じことができるのか?

やれるものならやってみろよ。


やってもいない、できもしない人間にそんなことを言われる筋合いはない。
お前は私じゃないんだから。
自分のことは自分がいちばんよくわかる。

格闘技に誤魔化しは通用しない。
強いか弱いかしかない。
自分を誤魔化すこともできない。

戦っているものにしかわからない、
ただただ、等身大の、嘘偽りのない、真実があるのみだ。

プロレスからスピンオフみたいな形で始まった格闘技。

まだまだ自分には伸び代がある。まだ強くなる。
限界は他人が決めるものではない。
もう、だめだ、と思ったら、その時が終わり。

まだまだ
もうだめだ、とは思わない。


女子がやってもしょうがない

という、子どもの頃に思っていたことはとっくに消え去った。
逆に女子だったからこそ得られたチャンスも理解できたこともある。

そして何より
戦う者に女子も男子もない。

ただ、戦士である。



まだまだ「もう、だめだ」は来ないから

2024年も戦い続ける。

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