お城巡りを始めた話12~名古屋城~

前回は犬山城について書きました。
2024年1月5日、名古屋旅行2日目(最終日)。
この日は名古屋城→小牧山城→帰宅という弾丸予定の1つ目ということで、朝9時前にホテルをチェックアウトして開店(城だけど)凸してきました。
朝1なもんで人もまばらでした。
ちなみに御城印が他の城のそれより少し縦に大きくて、普段使ってる御城印帳(富山城のやつ)からはみ出したのすごい焦りました。
名古屋城か小田原城の御城印帳ならちゃんと入ります。


名古屋城って? in 城プロ

御城プロジェクトがきっかけでお城巡りしているので書きます。

城プロの顔とも言える城娘の一人です
衣装が・・・俺のnoteこれBANされないよね?
夏衣装。こっちのが健全に見える不思議
浴衣可愛いわね!

はい、城プロやってる人はみんな持ってるんじゃない?ってくらい手に入る名古屋城!
武器は槌、つまりハンマーです。
お城の区分としては平城なんですが、城娘になると随分と立派な山城に見えますね!
・・・だってシャンクス衣装が!見えちゃうって!

名古屋城ってどんなお城?

  • 日本三大名城(諸説あり)にして日本三大平城の1つ

  • 中心地であった清州からの街丸ごと引っ越し計画の時に作られたお城

  • 今の天守閣は再建された姿で、現在は閉鎖中(耐震性が低いため)

有名だから古いお城なのかな?と思いがちですが、築城自体は関ケ原の戦いの後なんですよね。
元々中心地が清州だったのですが、徳川家康が地形や情勢を見て街ごと引っ越しを計画、その中で9男を住ませるために作らせたのが名古屋城らしいです。
実は元々那古野城という漢字違いのお城がありまして、名古屋城は那古野城の跡地周辺に作らせた、という経緯があるらしいですね。
ちなみに那古野城の方は今川家のもので、それを織田家(信秀、信長の父親)が奪った、という歴史があります。

さっそく名古屋城へ

名古屋城見学者の朝は早い。
スンと少し鋭い空気を感じながら、柔らかい白い息を吐き歩きます。

情緒ある道

俺がnote真面目に書くわけないでしょってことで、この日初笑い。

全ての打球が義直の元に引き寄せられそう
石垣の迷路みたいなところ
朝1なのに受付にはちらほら人が

入場券を買い、さっそく入城!

入るとこんな感じ、遠くに天守閣らしきものが見えるね
君は一体?
清正がいました。城づくりの達人です
変な石たち
本丸表一之門(ほんまるおもていちのもん)っていうのもかなこれが

どうやら西南隅櫓(せいなんすみやぐら)が年始限定で公開されてるらしいので見学に行きます。

下から眺める西南隅櫓

中に入りましたが、フラッシュ禁止なのでちょっとぼやけた写真が多かったです。

西南隅櫓についてはこちら
壁と床が見れる素敵な写真がこちら
東南隅櫓もあるみたいです。にしても写真がヘタクソである
屋根撮ってる人俺以外いませんでした
門をしっかり見れる形になっています

西南隅櫓を堪能した後、今度は湯殿書院(ゆどのしょいん)というところを見学しに行きました。
ここは将軍のお風呂です。
当時は湯船でお湯に浸かるということはせず、蒸し風呂、つまりサウナ形式のお風呂がよく使用されていました。
たしか武田信玄なんかも蒸し風呂使ってたって話があったような気がします。

十数人程度ずつ入れ替わりで見学に入るみたいです

割とすぐ順番が来たので、靴を脱いでいざ見学。

初手天井

お風呂自体の写真をちゃんと取りたかったのですが、人がずっと代わる代わる正面に陣取っていて人の無い写真が撮れませんでした。

一番全体が見える写真がこれ
中はこんな感じ
3部屋ある上がり場の1つ

一通り見た後はスムーズに退場となりました。
ガイドさんも手慣れたもので、説明がお上手でスムーズでした。
湯殿書院を出た後は、本丸御殿を見に行きます。
なお、本丸御殿は復元された姿です。

首を斜めにして読んでね

写真を撮り過ぎたので、いくつか厳選して掲載していきます。
実際見どころが多いので、この先は君の眼で確かめて欲しい(2000年代初期ゲーム攻略本感)。

金に竹に虎
続きはこちら。一部豹だったりするこれ?
虎虎虎滝、和風って感じ
部屋が虎に囲まれております
天井ノルマ
虎よりこっちのが俺は好き
家の壁これにしたい
こういう当時感出そうとしてる絵好き
日本人の心を思い出しますね
上見てめっちゃびっくりした。すげえ装飾
凄いけど、ここに招待された人いたら気圧されちゃうわね
みんなオラに現金を分けてくれ!

一通り見終わって見学終了!
非情に見ごたえありました。
上げられた写真も一部ですし、写真より実物見た方が絶対にいいです!

さてさて、ここらでようやく、ようやく天守閣に凸です。

ででん!
でででん!

名古屋城です!

鯱君も元気してました

正面から撮るのは難しかったので・・・
というか、写真撮影サービス(多分有料)やってたので、観光で来た人はそっち利用して写真撮ってもらうとより綺麗に思い出に残せると思います。
天守周辺は時間的にも人が増えてきたので、早々に退散。

天守を正面に右奥、人口の道を歩き・・・
趣門と命名しましょう
当然ながら名前ありました

この辺は石垣の後を見ながら自然を堪能できるルートです。

石垣いいわね~
ん?なんだこれ

名古屋城は様々な大名が石垣の築城に関わったらしく、誰がやったかわかるように石垣に目印を入れた・・・という話があるみたいです。
この刻印はそれってことですね。へ~~。
石垣の刻印を探しながら、整備中で立ち入り禁止区域の周辺まで行きます。

OMOMUKIポイントNo1のロケーション

はてさて、引き返して今度は森の中へ。

乃木倉庫、旧陸軍が使用していたらしい
めっちゃいい仕事してる倉庫だった

少しばかり移動して・・・

西北隅櫓(破損部位の調査中)
今は立ち入り禁止だってよ
庭の景色。夏場綺麗なんだろうな~
木漏れ日が時間経過を教えてくれました

この後小牧山城だし、と少し早足で見学しながらルートの終盤へ。
と言っても後は西の丸御蔵城宝館(小さい展示室みたいなの)だけですがね。

昔の鯱だったり
壊れた鯱が展示してあったりしました

この館内は余り広くないので、見学して御城印帳を買って、名古屋城を後にしました。
見るべきものがあまりにも多い!
見ごたえ抜群で時間泥棒!ありがとう名古屋城!

名古屋城の感想

大満足!
見どころが多いので観光にはもってこいですね!
駅からも近く、売店なんかもちらほらあるので、
観光に来た際に1度は寄ってみて損はないと思います!
惜しむらくは、この後に小牧山城が控えていたのでサクッと見学を終えてしまいましたが、もう少し周辺探索したかったです。
市役所とかしかないかもしれませんが、その辺の空気感も味わいたかった・・・!
とりあえず、名古屋観光の際は是非一度足を運んでみてください!

次回

ちょいちょい書いてましたが、この後まっすぐ小牧山城に行ったので
小牧山城について書きます!
ものはほとんど、それこそ石垣くらいしか残っていませんでしたがなかなかに趣深い場所だったのでこうご期待!
ではまた次回、さようなら。


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