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「倭国、大八島国、六島、十神」と続いた「九州島」の歴史

本文は、「永瀬淳幸」著「邪馬台国・倭国三十国」比定の「音形読み」によります。本文中の マ行音・ン音 の音形に使われた ,区切り内、 を ・容積内、 と変更してあります。

十神
既に国を生み竟えられて、更に神を生みましき。故、生みませる神の名は、
1,大事忍男神(おほことおしおのかみ)… 狗奴国=子淡道之穂之狭別島=知訶島=邪馬台国?。
2,石土毘古神(いはつちびこのかみ)… 「邪馬壱国同盟国(伊邪国、邪馬壱国、烏奴国、躬臣国)」=(筑紫平野)=大倭豊秋津島。女島(台与体制・邪馬壱国)。
3,石巢比賣神(いはずひめのかみ)…「弥奴国、都支国、已百支国」=筑紫国。小豆島。
4,大戸日別神(おほとびわけのかみ)… 「斯馬国・北九十九島地区」=「伊予国」=大島。
5,天之吹男神(あめのふきおのかみ)… 「斯馬国・伊万里湾地区」=「讃岐国」=大島。
6,大屋毘古神(おほやびこのかみ)…不弥国=隠伎之三子島。
7,風木津別之忍男神(かざげつわけのおしおのかみ)…「奴国、伊都国、末盧国」=「粟国。土左国」。
8,海神(わたのかみ)、名は綿津見神(おほわたつみのかみ)… 邪馬国、巴利国、支惟国。華奴蘇奴国、鬼国、爲吾国、鬼奴国=「熊曽国、肥国」=吉備児島内。
9.水戸神(みなとのかみ)、名は速秋津日子神(はやあきずひこのかみ)…好古都国、不呼国、姐奴国、投馬国、対蘇国、蘇奴国、不呼国=豊国(三角港)=吉備児島内。
10,妹速秋津比賣神(はやあきづひめのかみ)…不呼国(好古都国、不呼国、姐奴国、投馬国、対蘇国、蘇奴国、不呼国)同盟内。


「魏志倭人伝」文章内容と『古事記』文章内が連結同調である状況を書きます
「魏志倭人伝」文章内で「倭女王国」と「狗奴国」の戦争状態が書かれ、「倭女王国(邪馬壱国)」の負け戦で中国の「魏」王朝に救援を求めて遣いを出しました。

しかし、「倭女王国(邪馬壱国)」の負け状況が書かれていません。「音形読み」を使って「魏志倭人伝」内の「南(ナン)」を読みますと、
「南」…倭王権者が存在する国、と読めます。
 
※「倭国」の倭王権 … 基本は、「倭国」を誕生させた「倭国統一三ヶ国盟主王連合(倭王権)」ですが、「倭国統一三ヶ国盟主王連合」と「連合、あるいは拘束監禁」で「倭国統一三ヶ国盟主王連合」を国内勢力内にした国は、
「倭国統一三ヶ国盟主王連合」の代行倭王権を行使します。したがって、複数の倭王権者が生まれています。
 
「邪馬壱国」を創建した、「徐福、狗邪韓国王」の代行倭王権
「徐福、狗邪韓国王」から代行倭王権を委譲された「卑弥呼、斯馬国・伊万里湾地区王(天之常立神)」。「卑弥呼」の代行倭王権を奪った、「国之常立神=奴国王」、「台与」等です。

「南」を音形読みしてみます
ナ x・集合内、y・接合広がりが 立体内に 分かれる
  倭国・集合内、倭王権・接合広がりを 立体内に した
ン x・容積内、y・複合立体形が 立体内に 交わりきる
 (倭王権内;)狗奴国王、倭国統一三ヶ国盟主王連合、台与・容積内、       (投馬国)、(邪馬壱国)、(狗奴国)・複合立体形の 立体内に 交わ         りきる

〇「倭国」倭王権を持った「狗奴国王(弥弥)、倭国統一三ヶ国盟主王連合(弥弥那利)」、そして「台与(邪馬壱国母国王)」の誰かが「(投馬国)、(邪馬壱国)、(狗奴国)」内に交わりきる、と読めます

方角文字である「南」を使って案内された国は、「投馬国、邪馬壱国、狗奴国」です。
〇「投馬国」には … 「邪馬壱国」を征服した官(王)「弥弥、弥弥那利」がいます。
(弥弥は、邪馬壱国と母国の王権を持った狗奴国王です。弥弥那利は、倭国基本の倭国統一三ヶ国盟主王連合組織で倭王権です。邪馬壱国に拘束軟禁されて邪馬壱国の倭王権を裏付けていました)

〇「邪馬壱国」は … 「弥弥、弥弥那利」に征服されましたが「邪馬壱国」の母国王である「台与」が「弥弥、弥弥那利」体制に連合して代行倭王権を有しています。

〇二度目の「奴国」名に続いた「南」は「狗奴国」… 「遠賀川、彦山川、旧遠賀川湾」を国内とする「狗奴国王(弥弥)」の母国です。

※「魏志倭人伝」内に「卑弥弓呼」という名称が出てきますが、これは、「邪馬壱国」内の「倭国統一三ヶ国盟主王連合」を収容した「狗奴国王」の変化名です(この後に倭国を統合して弥弥に成ります)。
つまり「倭国統一三ヶ国盟主王連合」を勢力内にして「卑弥呼」と同じ「代行倭王権」の権利も得たということです。

上記の様に筑紫平野の「邪馬壱国」同盟国は、「弥弥、弥弥那利」の「狗奴国王、倭国統一三ヶ国盟主王連合」体制内に(征服)従属連合されました。

しかし、「邪馬壱国」と連合を組んで「邪馬壱国」倭王権を振るった「玄海灘」面の「奴国、伊都国、末盧国、斯馬国・伊万里湾地区」が、「弥弥、弥弥那利」体制内に降伏せずにいます。

「魏志倭人伝」内には、
“「女王国(筑紫平野)より以北(玄海灘面の伊都国に)は、特に一人の大率を置き、検察す。諸国はこれを畏憚す。常に伊都国に治す。国中における刺史の如くあり。”
(伊都国の糸島内に邪馬壱国倭王権を代行した三官;爾支、泄謨觚、柄渠觚と卑弥呼がいます。)


『古事記』文章内からは、

「投馬国」の「伊耶那岐命(狗奴国王代表)」体制内となった「伊邪那美命(台与代表)」から見た玄海灘面の「狗邪韓国渡来人国」は、 ”成り成りて成り合はざる處一處在り”です。

「邪馬壱国」倭王国体制で連合を組み、「邪馬壱国」倭王権を委譲されて「伊都国の糸島」で倭王権を振るいましたが、
連合主体の「邪馬壱国」が降伏したにも関わらず「狗邪韓国渡来人国」が降伏せずに対抗しています。

上記状況を健全な「邪馬壱国」倭王権時代は、「邪馬壱国」と「狗邪韓国渡来人国」は、連合を組んで(一体に成り成りていたが)今は(別々の体制を作って)成り合わなく成っている、と読むことが出来ます。

「邪馬壱国」体制を征服連合した「伊耶那岐命」体制からは、”我が身は、成り成りて成り餘れる處一處在あり”です。

「邪馬壱国と狗邪韓国渡来人国」連合の主体である「邪馬壱国」倭王国を征服した「伊耶那岐命」体制から玄海灘面の「狗邪韓国渡来人国」を見た場合、
本来は、「邪馬壱国」と連合を組んでいる「狗邪韓国渡来人国」は、「邪馬壱国」を征服した時点で「伊耶那岐命」体制内に降伏しているはずですが、降伏せずに「成り餘れる處」になっている、と読めます。

もう一つが、
「九州人国」体制内である「投馬国(宇土半島を国内にして緑川の湾曲内)」にいる「伊耶那岐命、伊邪那美命(弥弥、弥弥那利)」体制が
“ 吾と汝と是の天之御柱を行きて廻ぐり逢ひて、美斗能麻具波比はひ爲ん”を

「伊耶那岐命」と「伊邪那美命」が、この「天之御柱(大半島=佐賀県、長崎県が入る)」を右、左から廻って侵攻し「伊都国」内で合流しよう(美斗能麻具波比)と、実行して「狗邪韓国渡来人国」を征服しました。

そして、「狗奴国」内に「子淡道之穂之狭別島」を創設して「大八島国」を設定しました。

不思議です。私の勉強では、今後「大八島国、六島(知訶島)、十神(大事忍男神)」が、名称を変えた「狗奴国」内で発生しています。また、「邪馬台国」の地形読みにも合致します。

「邪馬台国」(壱ではありません)…音形読み簡略結果
ヤ 「九州島、本州島」が対面した
マ 中間内に関門海峡があり
タ 関門海峡内に「周防灘、玄海灘、博多湾」が一面になる
イ 「周防灘、玄海灘、博多湾」面内領土を国内にした
コ 国内の「狗奴国王、倭国統一三ヶ国盟主王連合」を集めて(従属連合し             て)
ク 「台与」の体制内に交わった(台与が統一王権を得た)
(この時点で、伊耶那岐命、伊邪那美命の子淡道之穂之狭別島が、消えてしまいました。)

地形を見ていただきたいんです。「九州」内の「倭国」範囲は、九州島を山脈が縦断した西側全域です。「九州島」内で「倭国」関連体制に属していないのが、日向地方だけです。
「狗奴国」位置は、「九州島」全体を見て征服するのに絶好の場所です。

ここで、何となく物語の世界を見ている気がします。大和(日本)を水田を中心とした均一な慣習思考内に統一したのが九州島であると感じます。


        十神内の神々を二柱神(1、2)ずつ順に音形読みします

1,十神…大事忍男神(オホコトオシヲノカミ)
倭国時代…「倭女王国」に属さない「狗奴国」。
大八島国時代…「邪馬壱国、倭国」統一連合の「子淡道之穂之狭別島」統一                         王国。
六島時代… 知訶島(狗奴国王と台与の王権連合国)
十神時代… 「台与」の統一王権国。邪馬台国?。現代は「豊国」と伝承?

大事忍男神(オホコトオシヲノカミ)… 音形読み簡略結果
オ 「九州島」に集まった
ホ 「本州島」間に関門海峡が集まる
コ 関門海峡面「九州島」内に集まって
ト 「周防灘、玄海灘、博多湾」が集まる
オ 「周防灘、玄海灘、博多湾」面内領土を国内に集めて
シ 領土内(狗奴国)に「倭国統一三ヶ国盟主王連合(倭王権)」をつなげ         きった
ヲ 「倭国統一三ヶ国盟主王連合」内に従属連合した「台与体制」が「倭国          統一三ヶ国盟主王連合を集めて(従属連合をして)
ノ 「倭国統一三ヶ国盟主王連合」と「台与」を集める(従属連合の)「狗           奴国王(子淡道之穂之狭別島)」を集めた(従属連合をした)
カ 「狗邪韓国王」を従属連合の「台与」体制内にして
ミ 「狗奴国、倭国」連合王権を「台与」王権内につなげきった


1,大事忍男神(
オホコトオシヲノカミ)… 地形音形読み
オ x・接続形が 立体内に 集まる
  九州島・接続形の 立体内に 集まって
ホ x・形状内、別体形が 立体内に 集まる
 (九州島内;)本州島・形状内、関門海峡が 立体内に 集まる
コ x・立体形が 立体内に 集まる
 (関門海峡内;)九州島・立体形の 立体内に 集まって
ト x・集合一体形が 立体内に 集まる
 (九州島面;)周防灘、玄海灘、博多湾・集合一体形が 立体内に 集ま         る
オ x・接続形が 立体内に 集まる
 (周防灘、玄海灘、博多湾内;)領土・接続形を 立体内に 集めて
シ x・交連形が 立体内に つながりきる
 (領土内=狗奴国内;)「倭国統一三ヶ国盟主王連合」をつなげきった
ヲ x・立体内に、y・つながりが 接合集まる
 (倭国統一三ヶ国盟主王連合内;)「台与体制」が「倭国統一三ヶ国盟主           王連合を集めて(従属連合をして)
ノ x・集合内、y・接合広がりが 立体内に 集まる
 (倭国統一三ヶ国盟主王連合内;)台与・集合内・狗奴国王」を集めた      (従属連合した)
カ x・立体形が 立体内に 分かれる
 (狗奴国王内;)連合王権・立体形を 立体内に して
ミ x・容積内、y・複合立体形が 立体内に つながりきる
 (連合王権内;)狗奴国、倭国・集合内、台与王権・複合立体形の 立体        内に つなげきった


2、十神…石土毘古神(イハツチビコノカミ)
倭国時代…伊邪国、邪馬壱国、烏奴国、躬臣国(卑弥呼体制の筑紫平野・邪                  馬 壱国同盟国)。
大八島国時代…大倭豊秋津島(子淡道之穂之狭別島が没収して豊国が領                                   有)。
六島時代…女島(卑弥呼時代の邪馬壱国同盟国を台与が、復帰した)。
十神時代…筑紫平野「台与体制・邪馬壱国」同盟国。

石土毘古神(いはつちびこのかみ)… 音形読み簡略結果
イ 「知訶島(狗奴国)」が征服した
ハ 「知訶島」体制内の「倭国」内に「明海、島原湾、八代海、橘湾」があ               る
ツ 「明海、島原湾、八代海、橘湾」の「有明海」に交わり
チ 「筑後川」がつながりきった
ビ 「有明海、筑後川」面の筑紫平野につながりきり
………「豊国」内の六ヶ国がつながりきる(邪馬壱国同盟国を没収して豊国              が 移住した)
(残りの一ヶ国である不弥国は、邪馬壱国同盟国民衆を、不弥国国内に強制移住した)
コ 「豊国」六ヶ国を「壱与体制」内に集めて
ノ 「台与体制」内となる「倭国」全国大人を集めた
カ (知訶島内)「豊国」体制内にして
ミ 「豊国」を勢力内にした「台与」の王権をつなげきった


九州南部の「韓国岳 (からくにだけ)、または、「唐国岳」

「伊耶那岐命、伊邪那美命」の「子淡道之穂之狭別島(狗奴国)」誕生の際、
筑紫平野の「邪馬壱国」同盟国である「伊邪国、邪馬壱国」と「狗邪韓国渡来人国」同盟の「烏奴国、躬臣国」の国々は、
「子淡道之穂之狭別島」に没収され、国々の大人は「豊国」の六ヶ国に従属連合されて「子淡道之穂之狭別島(狗奴国)」に移住し、
四ヶ国の国民総ては、広大な「不呼国」内に強制移住されました。この名残かと思える現象が、「韓国岳 (からくにだけ)、または、「唐国岳」かと思います。

2,石土毘古神(いはつちびこのかみ)… 音形読み結果
イ x・接続形が 立体内に つながりきる
  知訶島・接続形を 立体内に つなげきった
ハ x・形状内、別体形が 立体内に 分かれる
 (知訶島内;)倭国・形状内、有明海、島原湾、八代海、橘湾が 立体内         に なる
ツ x・集合一体形が 立体内に 交わる
 (有明海、島原湾、八代海、橘湾内;)有明海・集合一体形の 立体内に       交わり
チ x・集合一体形が 立体内に つながりきる
 (有明海内;)筑後川・集合一体形を 立体内に つなげきった
ビ 二回読み、x・形状内、別体形が 立体内に つながりきる
 (有明海、筑後川面;)大地・形状内、筑紫平野が 立体内に つながり        きる
 (筑紫平野内;)豊国・形状内、六ヶ国が 立体内に つながりきった
コ x・立体形が 立体内に 集まる
  (六ヶ国内;)台与体制・立体形の 立体内に 集めて
ノ x・集合内、y・接合広がりが 立体内に 集まる
 (台与体制内;)倭国・集合内、大人・接合広がりを 立体内に 集めた
カ x・立体形が 立体内に 分かれる
 (倭国大人内;)豊国・立体形の 立体内に して
ミ x・容積内、y・複合立体形が 立体内に つながりきる
 (豊国内;)台与・容積内、王権・複合立体形を 立体内に つなげきっ         た

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