「音形読み」による「古事記・大八島国」内　 2-4、「土左国、建依別（奴国）」

本文は、「永瀬淳幸」著「邪馬台国・倭国三十国」比定の「音形」読み、によります。本文中の　マ行音・ン音　の音形に使われた　，区切り内、　を　・容積内、　と変更してあります。

※筆者が思っている「音形読み」とは、「五十音、その他」の総ての「一音」には「形」が含まれていて、形を含む複数の一音連続内に「自然地形、造形品形状、言葉の意味」等が形成されると考えます。

例…飯（メシ）
メの音形　ｘ・容積内、ｙ・複合立体形が　立体内に　広がる
訳　…　　米・容積内、炊飯・複合立体形を　立体内に　広げて
シの音形　ｘ・交連形が　立体内に　つながりきる
訳　…　　（炊飯済み；）ご飯・交連形（米粒広がり）の　立体内に　つな　　　　　                   がりきる
〇音形読み…
米を炊飯したご飯内につながりきる。


「古事記・大八島国」名内になった「倭国」内北面の国々

１，子淡道之穗之狹別島（邪馬台国）
（狗奴国と倭国の統合による一ヶ国名と、首都である狗奴国）

２，次に伊予之二名島　…（狗邪韓国渡来人国）の国々。
２－１，伊予国，愛比売　…　斯馬国・北九十九島地区。
２－２、讃岐国、飯依比古　…　斯馬国・伊万里湾地区。
２－３，粟国、大宜都比売　…　伊都国、末盧国の統合国。
２－４，土左国、建依別　…　奴国。

３，次に隱伎三子島、天之忍許呂別　…　（不弥国＝能古島、志賀島、玄海島＝福岡湾）
（筑紫平野の邪馬壱国倭王国の飛び地国ですから大陸との交易の港湾に使用したと考えます）

４，次に筑紫島…　筑紫平野～錦江湾までの九州島西側倭国領土
４－１，筑紫国，白日別　…　已百支国、弥奴国、都支国
　　　（島原湾、橘湾、長崎湾、大村湾、佐世保湾面領土）
４－２，豊国、豊日別　…　好古都国、不呼国、姐奴国、投馬国、対蘇国、　　              蘇奴国、呼邑国
           （八代海周囲の国々）
４－３，肥国、建日向日豊久士比泥別　…　華奴蘇奴国、鬼国、爲吾国、鬼               奴国
          （熊本平野の国々）
４－４，熊曽国、建日別　…　邪馬国、巴利国、支惟国
          （筑後地域の三国。邪馬壱国の同盟国でしたが「子淡道之穂之狭別　　　　　　　             島」誕生に際して「九州人国」体制内になった）

５，次に伊伎島、天比登都柱」　…　壱岐国。
６，次に津島、天之狹手依比売　…　対馬国。
７，次に佐度島　…　五島列島。
（九州人国王権体制になって、初めて九州人国体制内に入った五島列島）

８，次に大倭豊秋津島、天御虚空豊秋津根別　…　「伊邪国、邪馬壱国、烏奴国、躬臣国」範囲の筑紫平野。
かれ、大八嶋國といふ

２－４，「土左国、建依別（奴国）」と「博多湾」…　音形読み

※「伊予国、讃岐国、粟国（阿波国）、土左国」の国名は現在も「四国」内に残っていますが、「古事記」の「子淡道之穂之狭別島（邪馬台国）」時代の国位置は、九州島の北面です。
「佐度島」は「五島列島」と読み取れます。

九州島の「子淡道之穂之狭別島」統合国は「狗奴国、倭国内九州人国（狗邪韓国渡来人国を含む）、邪馬壱国」人の連合です。「狗奴国」が統合しました。

そして、「子淡道之穂之狭別島」内となった「倭国、邪馬壱国」内の大人は、「倭国統一三ヶ国盟主王連合（倭王権）」組織内に属した「豊国（好古都国王同盟）」に服属し、揃って「狗奴国」内に移住します。

「狗奴国（豊前国）」内に「豊の国」が生まれ、「豊の国」が拡大して「豊後国」まで広がります。そして、「狗奴国」の王権組織が「豊後国」に移動して「大分」が生まれたと考えていますが、

ともかく、「狗奴国」に移住した「豊国」体制内の「子淡道之穂之狭別島」内大人が領土を拡大し、日向地方を統合して「九州島」を統一しました。この後に九州島内統合部族は、水田技術や中国からの最新機器を携えて「本州、四国、東北地方」と侵攻統合したと想像します。

この「大和」統合や大陸侵攻等の忙しさで中国への遣いが滞り「空白の４世紀」が生まれたと想像します。

「土左国」…　地形読み
一音読み解釈
トの訳…「子淡道之穂之狭別島（狗奴国、倭国＝邪馬台国）」領土内に集ま                  る
サの訳…玄界灘面になった
ノの訳…「博多湾、唐津湾」内の「博多湾」を国内に集めて
クの訳…「博多湾」面陸地に交わった
ニの訳…陸地（継続）内「伊都国、末盧国（粟国）」を「奴国（土左国）」                 内につな げきる（勢力内にする）

「土左国」…　地形読み
音形読み解釈
ト ｘ・集合一体形が　立体内に　集まる
　 子淡道之穂之狭別島（狗奴国、倭国）・集合一体形を　立体内に　                  集 めた
サ　ｘ・交連形が　立体内に　分かれる
　（子淡道之穂之狭別島面；）玄界灘・交連形の　立体面に　なる
ノ　ｘ・集合内、ｙ・接合広がりが　立体内に　集まる
　（玄界灘面；）博多湾、唐津湾・集合内、博多湾・接合広がりを　立体内       に　集めて
ク　ｘ・立体形が　立体内に　交わる
   （博多湾面；）陸地・立体形を　立体内に　交わり
ニ　ｘ・集合内、ｙ・接合広がりが　立体内に つながりきる
　（陸地内継続；）伊都国、末盧国・集合内、奴国・接合広がりの　立体内         につなげきる
〇音形読み…
「子淡道之穂之狭別島（狗奴国、倭国）」内に集まる玄界灘面になった、「博多湾、唐津湾」内の「博多湾」内に集まる、
陸地面に交わった「伊都国、末盧国」を「奴国」内につなげきる。

「建依別」…地形読み
音形読み解釈
タの訳…「子淡道之穂之狭別島」内になった
ケの訳…玄界灘面に広がり
ヨの訳…「博多湾、唐津湾」が並びを集めた
リの訳…「博多湾、唐津湾」内の「博多湾」内につながりきる
ワの訳…「能古島、志賀島、玄界島」立体内の「不弥国（福岡湾）」を接合                  して（領有して）
ケの訳…「邪馬壱国」の国内に広がる（飛び地国内とする）

※内陸に国を構えた「邪馬壱国」が「志賀島」の海洋港湾を利用したと思います。

「建依別」…地形読み
音形読み解釈
タ ｘ・集合一体形が　立体内に　分かれる
    子淡道之穂之狭別島・集合一体形の　立体内に　なった
ケ ｘ・立体形が　立体内に 広がる
　（子淡道之穂之狭別島内；）玄界灘面・立体形の　立体内に　広がり
ヨ ｘ・重なり形が　立体内に 集まる
   （玄界灘面内；）博多湾、唐津湾・重なり形を　立体内に　集めた
リ ｘ・離れ形が　立体内に つながりきる
　（博多湾、唐津湾内；）博多湾・離れ形（二つ湾の内の一つの湾で離れ              形）の　立体内に　つながりきり
ワ ｘ・立体内に、ｙ・つながりが　接合する
　（博多湾内；）能古島、志賀島、玄界島・立体内の、不弥国（福岡湾）・        つながりを　接合して
ケ ｘ・立体形が　立体内に 広がる
　（不弥国内；）邪馬壱国・立体形の　立体内に　広がる
〇音形読み…
「子淡道之穂之狭別島」内になった玄海灘面に広がり「博多湾、唐津湾」が集まる、「博多湾、唐津湾」内の「博多湾」になった、
「能古島、志賀島、玄界島」の「不弥国（福岡湾）」を接合して（領有して）「邪馬壱国」が広げる（邪馬壱国の飛び地国になる）。

博多湾…地形読み
一音読み解釈
ハの訳…「倭国」内の玄界灘面になる
カの訳…陸地内になり
タの訳…「博多湾、唐津湾」が一体になっている
ワの訳…「博多湾、唐津湾」内の「博多湾」内に三小島（能古島、志賀島、                  玄界島＝福岡湾＝不弥国）が接合した
ンの訳…三小島内の「不弥国」は「邪馬壱国」が交わりきる

博多湾…地形読み
音形読み解釈
ハ　ｘ・形状内、別体形が　立体内に　分かれる
　　邪馬壱国倭王国・形状内、倭国の　立体内に　なる
カ　ｘ・立体形が　立体内に　分かれる
　（倭国内；）玄界灘面・立体形の　立体内に　なり
タ　ｘ・集合一体形が　立体内に　分かれる
　（玄界灘面；）博多湾、唐津湾・集合一体形が　立体内に　なった
ワ　ｘ・立体内に、ｙ・つながりが　接合する
　（博多湾、唐津湾内；）博多湾・立体内の、三小島（福岡湾）・つながり          を　接合して
ン　ｘ・容積内、ｙ・複合立体形が　立体内に 交わりきる
　（三小島内；）邪馬壱国・容積内、不弥国・複合立体形を　立体内に　交        わりきる
〇音形読み…
「邪馬壱国」倭王国内となる「倭国」内になる玄海灘面になり、「博多湾、唐津湾」並びが立体内になる、

「博多湾、唐津湾」内の「博多湾」内の三小島（能古島、志賀島、玄界島＝福岡湾）を接合して（領有して）「邪馬壱国」内「不弥国」を交わりきった。