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雑記③

寝れない。なので「ネクロポーテンス」デッキの進捗でも書いて時間を潰すことにした。全くの余談だが、寝れない時は無理に寝ようとしない方が良いと聞いた。本当かわからないが寝れないという体験を条件反射的に体が覚えてしまうそうだ。眠れなくてもベッドに横になるだけでいいという説も聞くがどちらが正しいのかよくわからない。眠れないことに変わりはないのでいずれにしろ解決にはならないのだが…。

さてネクロデッキである。「ネクロストーム」と言うべきだろう。私は2024年4月にRomancing The Stones主催のオンライントーナメント「Schools out forever」に虎の子の「カウンタースリヴァー」を握って出場し、まあお世辞にも芳しいとは言い難い結果でトーナメントを終えたわけだが、Romancing The Stones主催のオンライントーナメントは毎回メタがガラリと様変わりするから面白い。前回のSchools out foreverは「SuZiQ」というサバイバル系のデッキが多く見受けられた。そして前回のDance Partyでは「RWタックスラック」が優勝。今回のSchools out forever(リンク先は謎の動画ファイルがダウンロードされる仕様?になっているので一応注意。多分害はないと思う…。)は数多の強豪たちを破り「Solution」が優勝。
その中で私は「ネクロストーム」に目を引かれた。構成こそ違えど今回は3種類のネクロデッキが参戦していた。しかも私はRobのストームデッキに敗北した。私はこの大会で多くの知見を得た。「ネクロポーテンス」と「苦悶の触手」でデッキを組むことを決めた。

とにかく「ネクロポーテンス」が手札になければ話にならない。私は最初、青黒で「リム=ドゥールの櫃」でコンボパーツを揃えようとした。しかし何度かテストプレイをした結果あまり良好ではなかった。こうした単色のデッキは欠点を補おうとして色を混ぜると本来そのデッキが持っていた強みも同時に薄れることはわかっていた。私は黒単色に路線変更した。そうして改造したものが以下になる。

[Main]
4:《ギックスの僧侶/Priest of Gix》
4:《ネクロポーテンス/Necropotence》
4:《ウルザのガラクタ/Urza's Bauble》
4:《水蓮の花びら/Lotus Petal》
4:《強迫/Duress》
4:《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
4:《陰謀団の儀式/Cabal Ritual》
2:《蔓延/Infest》
4:《苦悶の触手/Tendrils of Agony》
4:《Contagion》
2:《闇の旋動/Spinning Darkness》
4:《漆黒の要塞/Ebon Stronghold》
16:《沼/Swamp》
[Side]
2:《チェイナーの布告/Chainer's Edict》
2:《仕組まれた疫病/Engineered Plague》
2:《非業の死/Perish》
2:《憂鬱/Gloom》
1:《サーボの網/Tsabo's Web》
2:《火薬樽/Powder Keg》
2:《防御の光網/Defense Grid》
2:《トーモッドの墓所/Tormod's Crypt》

私は今までほとんどフェアデッキしか使ってこなかったのでこうしたストームデッキは水と油だと思っていた。おそらくこれは黒単だからで青単だとまた話が違うのだろう。しかし使ってみると意外と面白い。ストーム3でテンドリルを撃つだけでも想像以上にライフレースでアドバンテージを得ることができる。
最初はとにかくネクロポーテンスを引くまでマリガンする。ダブマリまでは全く許容圏内だと思う。そうしないとゲームにならない。トリマリしてもこなかったらもうその試合は運がなかったと諦める。
ただ初手で相手がこちらのネクロポーテンスをハンデスで落としてくると一気にゲームプランが崩壊する。自分が「The Rock」でコンボデッキ相手に散々やった手法だがいざやられる側に回るとかなり厳しい。
またネクロポーテンスをエンジンに使っているためライフを詰めてくるデッキに対して脆弱だ。硫黄の渦などライフを得ることができなくなる置き物でフタをされたら投了していい。これは置き物に触れない黒単の宿命だ。
「アングリーハーミット2」を使っていて、コンボデッキは時に一点突破で針の穴に糸を通すような繊細さが必要だと思った。そのピーキーさに比べれば「The Rock」は相手がどんなデッキでも大抵は悠然と構えていられるからその意味では楽だったといえる。
私は今まで「隠遁ドルイド」「ネクロポーテンス」「ドルイドの誓い」の3種類のカードで何かしらのブレイクスルーを実現したいと思っていたのだがここにデッキリストを載せているという事は「ネクロポーテンス」ルートは残念だが断念したということだ。
何か新しいアイデアがあれば変わるかもしれないが私はこのデッキをイベントに持っていく勇気はない。回していて愉快で面白いデッキではあるしコンボを使う人間の心理を学習する意味でも有意義な試みだった。いつかFNMにふらっと持ち込んで遊んでみることくらいはあるかもしれない。

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