市長就任から64週。一歩ずつ。

みなさまこんばんは。日置市長の永山です。

就任から64週が経過しました。

今週は市民の皆様におわびをお伝えしなくてはなりません。すでに本日の報道等でご存知の方も多いかと思いますが、8月19日付けで１名の職員に対して懲戒処分を行いました。

まずは市民の皆様の信頼を裏切る事態に対して、深くおわび申し上げます。また今後について、さらなる再発防止を徹底してまいります。

１．事案と処分について

今回の事案と処分については以下の通りです。

対象者：吹上支所　男性係長
事　案：建造物侵入
処　分：減給 10分の1　1か月

２．コンプライアンスの徹底について

本件を重く受け止め、市においてコンプライアンス行動指針を新たに整備し、職員一人ひとりが行動する際に、常に意識しなければならない項目を定めました。またこの指針をもとに9月末までに職場内研修を実施します。

さらに、毎年4月をコンプライアンス推進月間として位置付け、職場内研修を強化します。

３．コロナ禍だからこそ

この夏、コロナ禍でも様々な場面でイベントや企画を実施すべく知恵を出し合い汗を流しておられる方々と多くお話をしてきました。同時に、医療機関の皆様も感染者数が増加する中、全力で取り組んでおられます。

職員は、市民の皆様の暮らしを守ろうと必死で取り組んでいます。
このような中で、本事案が発生したことは私自身とても悔しく、また市民の皆様に申し訳なく思っております。

4か月前のnoteに、下記のようなメッセージを記しました。再掲します。

私は対話と挑戦の市政を掲げています。挑戦には失敗がつきものであり、失敗した人が再チャレンジできる場をつくりたいと常に伝えています。そして挑戦の結果による失敗と、怠慢の結果による失敗は、同じ失敗でも全く異なる性質のものです。
反省すべき点、改善すべき点をしっかりと見つめ、改めて前向きな挑戦ができる組織にしていきたいと強く思っています。

今後においては、職員一人ひとりが全体の奉仕者としての本旨を重く受け止め、より一層のコンプライアンスの徹底を図り、再発防止と市民の皆様への信頼回復に職員一丸となって取り組んでまいります。

市民の皆様におかれましては、今後も市政へのご協力をなにとぞよろしくお願い申し上げます。

日置市長　永山由高