市長就任から48週。公務員として大切なこと。

みなさまこんばんは。日置市長の永山です。

就任から48週が経過しました。

4月26日付けで2名の職員に対して懲戒処分を行いました。

まずは市民の皆様の信頼を裏切る事態に対して、深くお詫び申し上げます。また今後について再発防止を徹底してまいります。

1.事案と処分について

今回の事案と処分については以下の通りです。

●教育委員会 男性主任
 事案:職務怠慢・市倫理規程違反・公文書の不適正な取り扱い
 処分:停職6か月

●総務企画部 男性係長
 事案:自動車運転免許の更新失念による無免許運転
 処分:戒告

2.今後について

不祥事再発防止委員会において原因分析や再発防止策を講じてまいります。また、運転免許証の確認などは改めて各課において確認を徹底してまいります。

今回の事態を受け、全職員に対して「行政というものは市民全体の信頼を基盤として成り立つものであることを深く自覚するとともに、自らの行動が市民に与える影響の大きさと職責の重さを認識し、その信頼を裏切ることのないよう努めていただきたい」とお伝えしました。

3.公務員として大切なこと

市長に就任して約1年。この間、多くの職員が懸命に仕事に向き合っている場面に多く触れてきました。

市役所は、民のに立つ仕事をするです。

皆様からお預かりしている税金を原資として、市民の皆様の暮らしを守るための仕事をする現場です。

今、コロナ禍に加えて、ウクライナ情勢の影響もあり、市民生活には大きな負荷がかかっています。そのような情勢の中で、身分が保証されている公務員という立場に対して、市民の皆様から厳しい見方をされることは覚悟しなくてはなりません。

私は対話と挑戦の市政を掲げています。挑戦には失敗がつきものであり、失敗した人が再チャレンジできる場をつくりたいと常に伝えています。そして挑戦の結果による失敗と、怠慢の結果による失敗は、同じ失敗でも全く異なる性質のものです。

反省すべき点、改善すべき点をしっかりと見つめ、改めて前向きな挑戦ができる組織にしていきたいと強く思っています。

市民の皆様におかれましては、今後も市政へのご協力をなにとぞよろしくお願い申し上げます。

日置市長 永山由高

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