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ある日いきなり政治家になるのって、どんな気持ちなんだろう

次回のMBCラジオ RADIO BURN+のゲストが、鹿児島県知事の塩田康一さんに決まった。

正直なところ、かなりビビっている。

これまでにも結構いろんな方にご出演いただいていて、それなりに場数を踏んできたつもりでいたけれど。

今回、本当にMCが僕でよいのだろうか…と、いまさらながらビビッている。(もちろん、超強力な柴さん、上栫さんのお二人がいらっしゃるので心強くはあるのだけれど。)

週末、スタジオに入ったら、いわゆるMBCの顔的なアナウンサーさんが入っておられるのではないかと妄想してしまったりしている。


1.激しかった夏の知事選

今回、夏の県知事選は大いに盛り上がった(ように見えた)。

2期目を目指す現職と、復帰を目指す元職と、ほかにも新人が5名立候補。異例の多さ(実際に鹿児島県知事選としては最多の立候補者数だった)。

僕の周りの友人や知人たちもいろいろと頑張って動いていた。

30代も中盤に差し掛かると、議員さんや市長・町長・村長さんたちとのつながりも生まれてくるが、自分自身や近しい人が政治の世界に飛び込むというのは、やっぱりイメージがわかない。(冗談のように「選挙に出なよ」といわれることはあるけれど、自分がその器じゃないことは自分自身がいちばんわかっている。)

そんななか、当選を果たしたのは九州経済産業局長というポストをなげうって立候補した、新人の塩田康一さん。超安定した公務員という職をなげうち、保守系の支持を約束されたわけでもないなか、大勝負にでて、そして、勝った。

どんな心境だったんだろう。

そして、知事という重責を、いま、どんな風に感じているんだろう。

2.ある日、いきなり政治家になるってどんな気持ちなんだろう

大学生のときに、3年半ほど、県議会議員の事務所でお手伝いをさせていただいていた。

まちづくりへの興味関心から、政治や行政に興味が移っていった先で出会った地方政治の現場で、選挙というのがいかに大変な世界かという現実にふれた。

やっぱり、休日に投票所に行ってもらい、自分の名前を書いてもらうというのは大変なことだよなあ、と思う。

今回の知事選では、222,676名の方が、塩田知事の誕生を願って投票にいっている。

選挙は、やってみないとわからない。

投開票の1日、塩田さんはどんな風に世界を見ていたんだろう。

20万人を超える人に背中をおされるって、どんな気持ちなんだろう。

そんなことを、まずは聞いてみたいなと思っている。

3.変化の時代を生きるリーダーとして、意思決定の在り方を聞いてみたい

そしてもちろん、これからの鹿児島に対する思いもお聞きすることになると思うのだけれど、僕がとくにお聞きしたいのは、意思決定の在り方の話。

突如世界中を襲った感染症への対応、延期が決まった国体の対応、冷え込む経済に対する対策、重要な施設の整備に関する対応、などなど、「じっくり腰を据えて」とはいかない案件ばかりの中、どんな風に意思決定してるんだろう。

そして、判断に迷った時、どんなことを大切にして決定していってるんだろう。

そんなことを、時間の許す限りお聞きしてみたいなと思っている。


正直なところ、今からすでに緊張している。


塩田康一知事、よろしくお願いします。

とても緊張していますが、とても楽しみです。

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