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緊急事態8日目

8時に一回起きたが結局二度寝して11時くらいに起きる。昼食のことを考える前に夕食のことを考える。アジフライをひさしく食べていないのでそうしようと思ってスーパーに買い出し。どうも夕食の中身を決めることで昼食も決まるシステムになってるようだ。昼は海鮮丼のミニサイズを食べた。

実は今年からある学会の事務局幹事を拝命してるのでExcelと向き合わねばならない。今日はExcelのシートからいくつかの項目を抽出して、Wordのラベル機能に自動で反映させる技を覚えた。いわゆる差し込み印刷というやつ。便利だが、一度にやるとフリーズするのが悩ましい。てか今日日、重度のフリーズを頻繁に起こすのはOffice製品ばかりという感じ。

隙間時間に杉山直樹『ベルクソン 聴診する経験論』を読む。なんと無料である。(http://www2s.biglobe.ne.jp/~sug/sugiyama2006.pdf)。ベルクソンはかなり苦手なのだが、最初にサルトルによる現象学からのベルクソン批判が導入され、それが導きの糸になっている。緊張感があるので読むと猛烈に疲れるがちょびちょび読んでいきたい。

夜はアジフライとカキフライ。カキは帰り道に思いつきで買った。僕は揚げ物は得意。ノンアルコールビール。

夜はウィリアムズの読書会。テキストチャットとボイスチャットを同時にやるのは大変だが楽しい。僕はウィリアムズみたいなタイプの哲学者が好きで、ある意味で「哲学者のための哲学者」だと思っている。アイディアを出すのが仕事であり、洗練させたり批判するのを仕事としない哲学者。少なくとも倫理学にはそういうのがあってよいと思っている。

自分が初めて出た読書会はなんだったかな。学部2年のときに自由意志のアンソロジーを読む会があった気がする。あとはレヴィナスか。院生のときは後輩に付き合ってもらってウィギンズの*Needs, Values, Truth*やコースガードを読んだのだった。一緒に読んでくれた横路さんはもうすっかり偉くなってしまった。他にも古典やアンソロなど色々な読書会をやった。まあ読書会に困らなかったのは良い学生生活である。

深夜も再びExcelと格闘。まあ昔から事務作業は家でやっていたか。あれ、今日は酒飲んでないな。


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