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緊急事態18日目

異常な量の荷物が宅配便で届き、二度寝をすることも出来ずに作業開始となる。大量の課題を添削しなければならないが、これはちょっと……と思ったので、今日中の添削は諦めて、アスクルで添削用のゴム印を10種類ほど自作して注文した。この手の「うまく手抜きをするために知恵を絞る」というのはある程度知的な生物として生まれた者の義務だと思う。もちろん必要なコメントは手書きでしなければならないが。

夕方までトレイシー・チャップマンを聴きながらうだうだやり、応援してるフレンチのテイクアウトを食べた。フレンチといっても酒抜きなら二人で5000円も出せばディナーでもお腹いっぱいというようなところで、一人でカウンターで飲む客も普段は珍しくない。ヤリイカとキノコの炒めものが素晴らしい。ワインは適当な1000円代のメルロー。ワインも店から買えるように制度変更があったことを忘れていた。

ところで、この動画にハマっている。

破綻した北海道拓殖銀行の行員のインタビューだが、見事な流暢さで、これは日常的な会社への悪態が脳内で熟成されたとしか思えない。芝居がかったトーンがむしろリアルである。一方、彼にも拓銀マンとして肩で風を切って歩いていた時代があったはずであり、忘年会で上司や部下と飲み歩いていたに違いないのである。これはどこか『ヒトラー最期の12日間』(Der Untergang)に通ずる光景なのである。

夜は明日の発表を準備をしなければならいのだが、どうにも頭が回らず、明日の自分に任せる。『ウーユリーフの処方箋』というスマホゲームを始めたが、これについてはまた。

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