緊急事態15日目

お昼ちょうどくらいに起床。寝坊と思われるかもしれないが6時まで仕事をしていたから仕方ない。googleカレンダーから通知があり、どうやら今日は飲み会をする予定だったらしい。誰も中止とは言ってないが当然中止だろう。聞くだけ野暮。

僕はわりとオタク系の飲み会に行くことがあるのだが、飲み屋の客の平均よりも、飲んでるオタクは声が大きいように思える。特に、ツッコミ的な役回りをするときや、いわゆる「直接話方(アニメの台詞をそのまま言うときとか)」をするときにかなり声が大きくなる傾向を感じる。断っておけば、僕はこの種のテンション高い系オタクが全然嫌いではない。ただ、テンション高くて物理的に声が大きいタイプなのに自己イメージとしては寡黙タイプだったりするようで、それは面白いと思う。自己イメージと他人から見える姿のギャップがひとを悩ませたりするというのは陳腐といえば陳腐だが、笑いや滑稽さ、アイロニーの基本ではある。

原稿は一応できたので気は楽だが、校正というもっとも苦手な作業をやらなければならない。これは僕には全然向いてないようで、前に他人の論文の校正を担当した際に色々とご迷惑をおかけしたことがある。提出先の会社の大変有能なひとがダブルチェックしてくれることはわかっているのでそっちに任せてしまうか、という気になってくる。現場猫そのもの。

夕飯は干物と湯豆腐、かやくご飯など。干物はやや値段のはるものを通販で買っているのだが、まあスーパーのものとは段違いに美味い。焼くのも全部電子レンジの調理機能に任せられるので、手抜き料理という気すらしてくる。

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夕食後はすぐにウィリアムズ読書会。とりあえず何かしゃべる役を引き受けて、適当なことをたくさん言って、友達に直してもらう。大人数の読書会や講読授業では自然にこういう役割が生まれるのは興味深いとずっと思っていた。難しいが楽しいのであっという間に2時間たってしまう。

そのあとはメールを返したり、やっぱり自分で出来ることはやるかと原稿の校正をしつつオンライン飲み会。野菜ジュースをノンアルコールビールで割ったやつが意外とイケた。付き合ってくれたみなさまサンキュー。他のみなさんも是非今度オンラインで飲みましょう。

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