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緊急事態20日目

生まれいずる注意欠陥によりミスがどんどん増えていくが、めげずに頑張る。まあ実は少し弱気になってADHDでも頑張って仕事をしてます系のコミックエッセイを探したりしてしまった。

先送り癖はだいぶ治ったものの、順序よく、ミスなくというのができる気がしない。とりあえずgoogle keepのチェックリストを作り、それを見ながらゆっくりやることにしたが、こっちの気持ちとしてはさっさと終わらせたいのでだんだん緩慢に、雑になってくるのである。まあこの手のものはおそらく習慣形成によっていくらかは改善できると(アリストテレス的に?)考えているのであまり心配はないか。

自分には様々な良くないとこがあり、一部は個性であり、一部は改善の余地がある欠点だということは子供の頃からよくわかっていた。ただ、いわゆるコンプレックスのような感情を抱えていて、それが辛くて辛くて……というような思いをしたことはないような気がする。コンプレックスというより「怠惰だなあ」という自己認識はあるが、まあいっかみたいな感じで生きてきた。ようするに非常にお気楽な性格だったのと、周りに優しいひとが多かったのだろう。30過ぎてからいくつかを改善する気になり、ペン習字などをやってコツコツ欠点を減らしている。悪筆は損なので。

最近、このツイートについて少しコメントをした。何度見ても腹立たしいツイートで、攻略されたというより、さんざん巨大感情がどうとか言っていたら単に自分が飽きちゃっただけだろうということに思い至らない愚鈍さがたまらなく嫌だ。一方、こういう発想でどんどん新しい企画やムーヴメントを作れるようでなければ有能な編集者とは言えないのかもしれない。それは認める。

一般論として、昔自分が好きだったものを「もう飽きた」と表明することは心理的に抵抗を伴う。そこで「飽きたんじゃなくて充電中」とかさまざまな言い訳を(特にオタクは)考えるわけだが、これは自己欺瞞の一種だと思う。ただし、これは「熱を上げる」のような激しい情念とは異なるものとしての「愛着」や「惻隠の情」を示しており、一種の徳を示しているのかもしれない。

仕事のミスが多くて散々だが、各所に謝ってから干物を食べ、プランクをしてからド嬢の新刊を読んで寝た。


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